提供:テレビ大分
大分の玄関口「JR大分駅」。交通の要としてだけでなく、温泉やホテル、商業施設としても多くの人が利用している。その大分駅、なんと「パワースポット」も盛りだくさんだという。真相を探った。
駅長室の不思議な能面
まず向かったのは、駅長室。その壁に飾られていたのは白と黒の不思議な「能面」。実はこれ、かつて大分駅の前にあったクスノキで作られたもの。
さかのぼること明治44年、大分駅開業とほぼ同時期に駅前にクスノキが植えられた。
その後 、20メートル 程に成長し、駅の象徴的存在となっていたクスノキだが、構内の拡張工事に伴い昭和39年に伐採することに…
惜しむ声もある中、駅の近くで菓子屋を営んでいた山口真一さんがこう申し出た。
「クスノキを永久に残すため、その木で能面を作りたい」
こうしてできたのが白と黒の能面。白は昼、黒は夜をイメージしたという能面は、昼夜問わず働く駅員の安全と利用者の旅の安全を祈願しているという。
そんな能面がある大分駅の駅長室は、交通安全や旅の安全のパワースポット!
屋上には鉄道神社
次に訪れたのは屋上の鉄道神社。こちらも能面を作ったものと同じクスノキが使われており神様が祀られている。
「旅の安全」と「出世開運」「武運長久(戦いでの幸運が長く続くこと)」というご利益があるそうだ。
さらなる豆知識
屋上には、他にもパワースポットが!
九州の地図の上を走っているのは電車ごっこをする子供たちのオブジェだ。7つの県を一つに結んでいることから縁結びにご利益があるとされていて、その名も「縁結び七福童子」。頭をなでると願い事が叶うとか…
その他、屋上の石畳の中には1つだけハート型の石も隠されている。場所は非公開だが、見つけたらかなりラッキーかも!
このようにパワースポットも盛りだくさんのJR大分駅。旅のついでに隅々を探してみると楽しい発見がありそうだ。
JRおおいたシティ
- 住所
- 大分県大分市要町1-14
- 営業時間
- 10:00~20:00
- 問い合わせ
- 097-513-1220
- 公式サイト
- JRおおいたシティ
※この記事は、2023年11月23日にテレビ大分「TOSオンライン」で公開された記事を転載したものです。
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