提供：ことりっぷ
御殿場と箱根のちょうど間。富士山を一望できる景勝地・乙女峠沿いに、ゆったりテラスでくつろげる絶景カフェ「FUJIMI CAFE」を見つけました。心地良い店内では、たっぷりの野菜を使った体にやさしいベジカレーや、目にも舌にもおいしい自家製スイーツを味わえます。雄大な富士山を眺めながらのティータイムは、きっと心が晴れやかになるはず！
多くの観光客やカメラマンが訪れる「乙女峠」に誕生
モダンな雰囲気の一軒家
東名高速「御殿場IC」から車で約10分。御殿場市と箱根町を結ぶ山道をくねくねと走り、「乙女峠」のバス停が見えるころ、視界が一気に開けます。このバス停を降りてすぐ、「金時山」登山口近くに「FUJIMI CAFE」はあります。
周辺は、すっきり視界が開けた絶好のビューポイント。御殿場市の「富士山眺望遺産」に認定された「乙女の鐘」も徒歩５分の場所にあります。
天井に張られたロープは、富士山をイメージしたシルエット
一歩足を踏み入れると、中は明るく開放感たっぷり！ぽかぽかとあたたかい太陽の光が、心まで満たしてくれるようです。
より多くの席から景色を楽しめるように、奥のテーブル席には段差をつける工夫も。どこに座っても、非日常を味わえそうでなんだかワクワク♪
カウンター席は、ゆっくり景色を眺めたり、まったりひとりご飯に最適。コンセントが完備されているので、充電などで困った時にもおすすめです。
遊び心に包まれた室内
レジ上の壁面には、かわいらしいイラストが描かれています。のぞいてみると、富士山はもちろん、小動物が隠れていたり、「FUJIMI CAFE」でくつろぐ人がいたり。富士山を身近に感じられますよ。
さらに、額に入った“茅”にも注目してみて。あまり知られていませんが、御殿場は、白川郷の“茅葺屋根”にも使われているほど、良質な茅が育ちます。この良質な茅を、伝統的な藍染め技法によって染色。それを額に入れ、インテリアとして飾っています。今まで気づかなかった御殿場の魅力に気付けたようで、好奇心をくすぐられます。
ゆったりと心開く、絶景テラス席
テラス席はワンちゃんの利用もOK
ウッドデッキのテラス席は、極上の癒し空間。ここから眺める富士山は、さえぎるものが一切ありません。
目の前に広がるのは、富士山の大パノラマ！日常を離れて、富士山を眺めながら、心と体をゆっくり解きほぐしていきましょう。鳥たちのささやきが心地よくて、つい時間が経つのを忘れてしまいそう。
眺めて、食べて楽しい♪ 自家製スイーツ
「抹茶香るバスク風チーズケーキ」（800円）
お店のメニューも、眺めて、食べて楽しいものばかり。一番人気は「抹茶香るバスク風チーズケーキ」です。こちらは、静岡の製茶問屋「おやいづ製茶」の「天空の抹茶」を贅沢に使用し、大人テイストの味に仕上げました。お皿にも和の模様をデコレーションすることで、アートのような一皿に。
口に入れると、外側はこんがりとほろ苦く、中はしっとり濃厚。香り豊かな抹茶とチーズの甘さが絶妙にとろけ合い、クセになる極上の味わいです。
トッピングのチョコレートも自家製「FUJIMI CAFE風ティラミス」（600円）
「FUJIMI CAFE風ティラミス」も、ぜひ試してほしい逸品です。ふわとろティラミスは、スポンジを入れず、北海道産の上質なマスカルポーネチーズだけを使用。ひと口食べると、濃厚だけど後味はさっぱり。ふわっと広がるコーヒーの香りに癒されます。
青空の下で楽しみたい個性派ドリンク
見た目もきれいな「フルーツタイザー いちじくとハーブ」（660円）
スイーツと一緒に味わいたいのが、３種類のオリジナルフルーツタイザー。女性におすすめの「いちじくとハーブ」は、栄養価も高くデザート感覚で楽しめます。グラスの中には、ドライいちじくだけでなく、生のいちじくもゴロッと。シュワっと爽やかな炭酸といちじくの果肉感が楽しい♪
「FUJIMIソーダ」ブルー・ピンク（各750円）
カラフルなクリームソーダも、SNSで人気のドリンク。赤いソーダは赤富士を、青いソーダは雪が積もった富士山をイメージしています。アイスが溶け出すと富士山感が満載！
野菜の旨味がぎゅっと詰まったカレー
御殿場こしひかりを使った「ベジタブルスパイスカレー」（1450円）
ランチで人気なのが、ヘルシーな味わいの「ベジタブルスパイスカレー」。ルーの中にはスパイスだけでなく、じっくり炒めた玉ねぎや、にんにく、生姜もたっぷり溶け込んでいます。食べてみると、お腹の中からぽかぽか、じわじわとくる刺激がたまりません。
その他にも、あしたか牛のハンバーガーやローストビーフプレートなど、多彩なメニューが楽しめます。
御殿場「荒井園」の富士山紅茶をお土産にどうぞ
友人同士やカップルだけでなく、一人でもふらっと気軽に立ち寄りやすい「FUJIMI CAFE」。刻々と変わる富士山を眺めながら、ゆったりと癒しのひとときを過ごしてくださいね。
文：安藤美紀
