「東北新社」が運営するお城情報Webメディア「城びと」が「2024年に行きたい!お城ファンの『推し城』20」を発表しました。全国のお城ファンへのアンケートによるもので、現存12天守が上位を占めるなか、映えあるトップにはあの世界遺産の城が2年ぶりの返り咲きを果たしました。
ファンが選ぶ2024年に行きたい推し城は?
お城情報Webメディア「城びと」では、お城ファンがテーマに合わせてそれぞれの「推し城」に投票し、その結果をランキング形式で発表する「Castle of the Year」企画を2019年から開催しています。
5回目となる今回は、「2023年に最も心を熱くしたお城」をテーマに2023年11月3日~12月31日の期間でアンケートを実施。日本100名城と続日本100名城※を合わせた計202のお城から、「城びと」ユーザーが各自の「推し城」に1人2票を投票し、その結果が「2024年に行きたい!お城ファンの『推し城』20」として発表されました。
※日本100名城、続日本100名城は公益財団法人日本城郭協会選定
お城ファン876人の投票により、映えある第1位に選ばれたのは、2023年に世界遺産登録30周年を迎えた「姫路城」。「白鷺城」とも称される優美で美しいその姿が人気を集め、2年ぶりに首位に返り咲きました。
魅力あふれる名城が多数!現存しない山城も人気
僅差で2位となったのは、昨年まで2年連続で1位を取ってきた国宝「松本城」です。雄大な北アルプスを背景にそびえる五重天守は、黒と白の対比が荘厳。角度によって表情が変わり、何度訪れても新鮮な感動があると評価されています。
3位には3年連続で国宝「犬山城」がランクイン。戦国合戦の舞台となり、現存する日本最古の天守でもあります。古の趣きを感じさせる城下町をそぞろ歩くのも楽しみの一つです。また、同じく3年連続4位にランクインしたのは「熊本城」。2016年熊本地震からの復興の歩みに希望を感じるコメントが多く寄せられています。
他にも、7位「安土城」や9位「苗木城」、15位「竹田城」など、建物が現存しない山城も多くランクイン。地形から当時の迫力や歴史に思いをはせて楽しむお城ファンならではの視点が生きています。さらに、9位には令和の大改修で見事によみがえった「岡山城」が初のランクインを果たしています。
お城ファンが選んだランキングをヒントに、自分だけの「推し城」探しの旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
2024年に行きたい!お城ファンの『推し城』20
- 調査期間
- 2023年11月3日~2023年12月31日
- 調査対象
- 876人(「城びと」読者の男女)
- 詳細
- 城びと
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