東京都新宿区の京王プラザホテルは2022年9月26日、公益財団法人日本環境協会が制定するエコマーク商品類型No.503「ホテル・旅館 Version2.0」基準での認定を取得しました。エコマーク「ホテル・旅館」は、基本的な環境対策のほか、利用者に対して環境活動への理解を促したり、気づきを与えたりする取り組みなどを評価しています。
京王プラザホテルでは、1991年から地球環境保全のための取り組みを開始。排水や廃油のリサイクルや温室効果ガス排出の削減など、さまざまな施策を実施しています。こういった取り組みを積み重ねることで、持続可能な社会への貢献を目指しています。
京王プラザホテルのSDGsに対する取り組み
京王プラザでは1991年から環境保全のために排水・廃油のリサイクル、プラスチックや温室効果ガス排出の削減などさまざま地球環境保全の活動に取り組んできました。
ヒートアイランド現象に効果的とされる屋上緑化や廃油石けんの利用などとともに近年推進してきたのが、プラスチックストローの廃止。2018年に年間約43万本使用していたプラスチック製ストローを紙製ストローに移行したのち、お客様からの使用感に関する声を取り入れて2022年には環境にやさしい生分解性バイオプラスチック製ストローに移行しました。また、2021年には宴席で利用される電気を再生可能エネルギーへと置き換えるプランの提案も開始しています。
これらの取り組みが評価され、2022年9月26日に公益財団法人日本環境協会によるエコマーク商品類型 No.503「ホテル・旅館 Version2.0」基準において認定を取得しました。
京王プラザホテルは、ホテルの基本理念である「生き生きとしたヒューマンスペース=広場(プラザ) の創造」のもと、世界中の人々との出会いとふれあいの場(プラザ)を提供しています。それに伴い進められているのが、今回のような環境対策の整備とともにバリアフリー化です。
1988年にユニバーサルルームを15室設置し、その後、2002年にはさらに10室増設。視覚・聴覚・身体に困難を抱える人も安全・快適な滞在となるよう、設備の充実とともにサービスに力を入れています。業界に先駆けてユニバーサルサービスを推進してきたことが評価され、2021年9月には新宿・多摩・八王子の京王プラザホテルが、観光庁の定める「観光施設における心のバリアフリー認定制度」にも認定されています。
誰もが安心・快適な滞在ができ、持続可能な社会の実現を目指し、さまざまな取り組みをおこなっている京王プラザホテルの宿泊をきっかけに、旅を通した環境問題への取り組みやSDGsを考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
京王プラザホテル
- 住所
- 東京都新宿区西新宿2-2-1
- 総部屋数
- 1,454室
- アクセス
- 【電車】都営地下鉄大江戸線「都庁前」駅B1出口すぐ、JR「新宿」駅西口より地下道直結約5分