秘伝の味噌を世界へ!大分の旅館「山城屋」が越境クラウドファンディングをスタート

2021年5月1日、大分県にある旅館「山城屋」が、秘伝の味噌3種を世界に届けるクラウドファンディングをスタートしました。

山城屋は、大分県の湯平温泉にある伝統的な旅館。15年程前からインバウンドに力を入れており、最盛期には外国人客が8割、連日満室状態と、多くの支持を集めてきました。

しかし、世界中で猛威を振う新型コロナウイルスと2020年7月に起こった大分県豪雨災害の影響で、宿泊客は激減。売上は、最盛期の約1割までに落ち込んだといいます。

コロナ禍と豪雨災害を乗り越え「秘伝の味噌」を世界へ

旅館を未来へと繋げようと、山城屋では日帰りの立ち寄り湯やランチ提供を実施。さらに旅館存続を賭けた新たな事業として商品化したのが、「大女将秘伝の味噌」です。

山城屋 大女将秘伝の味噌

これまで山城屋の夕食メニューの中でも一番の人気を誇っていたのが「茄子の味噌田楽」。この料理に使われているのが、「大女将秘伝の味噌」です。これは、女将の母である大女将の後藤幸子さんが50年来にわたって作り続けてきたもの。

今回の越境クラウドファンディングで挑戦するのは、この「大女将秘伝の味噌」の味を忠実に再現して商品化し、世界に届けることです。

この挑戦には、世界中で旅行者の移動が困難な時代、「秘伝の味噌」を海外へ届けることで、外国の方にも日本の旅館の味を楽しんでいただきたい。そして、来るべきインバウンド回復期には再び日本を、そして山城屋を訪れて欲しいという願いが込められています。

どこか懐かしさを感じる「日本の旅館の味」

支援者へのリワード(リターン)としては、「秘伝の味噌」や宿泊無料チケットなどが用意されています。

山城屋 秘伝の味噌 クラウドファンディング

なかでも商品化まで約半年間の時間をかけたという「秘伝の味噌」は、全部で3種類。

山城屋の定番メニュー「茄子の味噌田楽」にも使われる濃厚で甘みのある「田楽みそ」、いりことニンニクのみそで、シンプルなお肉料理・お魚料理にも相性抜群な「にんにくみそ」、甘酸っぱくてちょうどいい辛さが、タコやイカ、野菜スティックのお供にぴったりな「からし酢みそ」から選べます。

山城屋 クラウドファンディング JapanTomorrow

今回のプロジェクトは、多言語対応のクラウドファンディングサービス「JapanTomorrow」で5月1日~6月30日の開催予定です。すでに目標金額は達成していますが、現在もクラウドファンディングは実施中。

大女将が50年来守り続けてきた「日本の旅館の味」を世界へ届ける挑戦を応援したい方は、ぜひチェックしてみてください。

旅館 山城屋

住所
大分県由布市湯布院町湯平309-1
総部屋数
8室
アクセス
湯平駅より車で約7分
※事前の連絡で駅までの送迎あり
詳細
旅館山城屋 プロジェクトページ(Japan Tomorrow)

 

 

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