提供:日本海テレビ
「サウナ王国とっとり」として、鳥取県内には個性的なサウナ施設が多くありますが、今回は「サウナ愛」が止まらない!?そんな鳥取県米子市にある大型スパに行ってきました。ここはもうサウナの聖地と言っても過言ではありません。
湧くわく天然温泉「ラピスパ」
山陰道・大山ICから車で5分ほどのところにある「湧くわく天然温泉 ラピスパ」。ヨーロピアンテイストのオレンジの屋根が目印です。
100%かけ流し天然温泉や温泉プール、レストラン、ドッグランなども兼ね備える大型スパ施設です!「ワイン樽ロウリュサウナ」が楽しめるガーデン風呂と、「ドライサウナ」を兼ね備えるパティオ風呂の2種類があり、毎月1日と16日に男女が入れ替わります。公式サイトでどちらのお風呂に入れるか確認することができます。早速、それぞれのサウナから見ていきましょう!
サウナ愛に満ち溢れた案内人「ラピスパ マネージャー 安永さん」
今回の取材にあたって「ラピスパ マネージャーの安永さん」に案内していただきました。お話を伺ってみると…「サウナ愛」に満ち溢れすぎていました~!
温泉についてるサウナ室には一応入る程度だった安永さん。サウナの沼にハマったのは、約2年前…とあるサウナ番組でラピスパが取り上げられたのがきっかけです。
撮影の際、出演者たちがラピスパのサウナをあまりにも満喫し、楽しむ姿、気持ちよくととのう姿を目にしたことで安永さんの心に火が付きました。
「ラピスパのサウナ、すごいぞ!!」
ラピスパのサウナの良さに改めて認識し、どうしたらもっと利用者が気持ちよく楽しくととのえるのか・・・。安永さんのサウナへの探求が始まりました。
ガーデン風呂「ワイン樽ロウリュサウナ」
鮮やかな花々が咲き誇るヨーロッパの庭園をイメージしたという露天風呂エリアにあるのがコチラのバレルサウナ!熱の伝わり方が優れており、全身をしっかり温めることができるそうです。
中の様子は…?
早速中に入ってみましょう!扉を開けるとアロマのいい香りとキリッとした熱気に包まれます!
中は薄暗く、優しい暖色の光がぼんやり筒状のサウナの中を照らします。
人目を気にせず自分のサウナタイムに浸れそうです。サウナ室には12分計、デジタル時計、テレビ、温度計、砂時計がありました。
ひんやりフレッシュ!「完全かけ流し水風呂」
サウナ室から出るとすぐにあるのが、完全かけ流しの水風呂。温度は15~17℃くらいで冷たすぎずぬるすぎない最高の水温に保たれています。常に新鮮な水に浸れるのがポイント!熱された身体がぎゅっと引き締まり、この冷たさがたまらない~!!
この時期は外の風が冷たいので、10秒くらいぐぅ~っと使ってすぐにととのいスペースへ。短い時間でもシャキッと身体が締まります。
お気に入りのととのい椅子はどれ?最強のととのいスペース
水風呂を出ると露天風呂スペースにはたくさんのととのいイスが並んでいます。定番のインフィニティチェアやアディロンダックチェア、横になれるリラックスチェアなど…。
―お客様がより心地よく「ととのう」ためには…?
マネージャーの安永さんが日々お客様の様子を観察する中で導き出した答え。
「それぞれ好みのととのい椅子がある」
自分の好みの椅子で最高のととのい体験を提供するためにマネージャー安永さんがセレクトした様々な種類のととのい椅子がそろいます。
私は今まで何気なく施設に置いてある椅子に座っていましたが、今回さまざまな椅子を試してみたところ、、、「確かにこの椅子いいぞ・・・。」「あ、こっちも好きかもしれない!」と、自分なりの好みの椅子が見えてきました。
噴水の流れる音、癒やしミュージックを聴きながら、ととのい椅子で寝そべる。水風呂のひんやりお布団に包まれたような感覚を思い出しながら…とにかく心地いい時間が流れます。
混雑で水風呂から出た後、ととのいスペースがない…!という心配もなく、日影にも椅子が設置されているので雨の日や日焼けが気になる方も安心。
計算しつくされたととのいスペース。・・・最強です。
本格ロウリュが楽しめる!
ワイン樽の様な筒状のサウナの中では、なんと…完全自動の本格ロウリュが楽しめる画期的なサウナなんです!平日は2時間おきに、土日祝は1時間おきにロウリュタイムがやってきます。アロマを熱した石に注がれ…60秒間の爽快!灼熱の熱波に包まれます!
舞い上がる蒸気とアロマの香りが身を包み、一気に汗が噴き出す爽快体験をすることができるようです!
また、熱波師(サウナ内で熱波を送る人)が訪れる日も! ラピスパ公式サイトや各種SNSでも情報をチェックしてみてください。
パティオ風呂「高温ドライサウナ」
パティオ風呂にあるのは、身体発汗を促す効果が期待される遠赤外線のドライサウナ。コアなサウナーにはこのドライサウナが人気なんだとか。
中の様子は・・・?
それでは、早速パティオ風呂側にあるドライサウナに入ってみましょう!
中に入るとぐわ~っと熱波に包まれます。ワイン樽のロウリュサウナとは対照的に外からの明るい日差しがサウナ室に差し込みます。サウナ室の奥にサウナストーンが設置されているので、アツアツが好みの方は奥側に集まりがちなんだそうです!
この熱さの先に水風呂がある!と思うともっとサウナの熱を感じたい。あと1分、、いやあともう1分だけ、、と心の中で格闘していました笑
マネージャー安永さんが作る「最強激アツスペース」
サウナストーブと椅子の間にあるデッドスペース。
ここを覗いてみると…ポツンと置かれた「一本の木」…?
サウナ愛のマネージャー安永さんが作った「激熱サウナ特等席」だったのです。
ストーブの目の前のこのデッドスペース、元は何も置いていなかったそうですが、激熱を求めるコアなサウナーが熱さを求め、このデッドスペースに立っている様子などを見つけた安永さんが考案し、誕生した「激熱サウナ特等席」!
実際座ってみると…あ、あ、あつい~!!ダイレクトにサウナの熱気が伝わります!気になった方はどうぞ座ってみてください。
最強の導線を兼ね備えるサウナ
パティオ風呂のドライサウナもガーデンサウナのワイン樽ロウリュサウナも導線が完璧なんです。
サウナ室前に「冷水器」があり
サウナ室の目の前に「水風呂」
周りには「ととのい椅子」
無駄が一つもなく、流れるようにワンセットを終える。これぞ完璧な導線。
ひろびろとしたととのいスペースには癒やしミュージックと噴水の流れる音と共に心地よい風に包まれて…ふぅ~ととのったぁ~!!!ひろびろ温泉も充実!
常に新鮮なお湯に入れる、かけ流し・弱アルカリ性単純泉の温泉が楽しめます。温度は45℃ほど。とっても広い浴槽で手足を伸ばしてゆっくり癒やしの時間が味わえる。
ちなみに館内には家族風呂や温泉プールも完備しており、様々な形でラピスパを満喫できます。
館内のレストランでサ飯も!
ラピスパには館内にレストランも。ここに来たら…コレ!サウナ愛爆発のマネージャー安永さんがある食べ方を考案し、大バズりしたというラピスパの「ナポリタン」(980円)。
運ばれてくると、アッツアツの鉄板に乗ったナポリタンが運ばれてきました。麺の上には温泉卵がトロっと乗っています。
奥義!ナポリタンの食べ方
アツアツの鉄板に乗って運ばれてくるナポリタン。運ばれてきたら…
①麺をちょっと寄せて
②空いた鉄板の面に粉チーズをたっぷり!
③麺を被せて、暫し待つ。
運ばれてきたらすぐに粉チーズをかけるともっといい仕上がりになるかと思います!
完成~!!粉チーズが鉄板の上で溶けてパリパリに焼きあがったチーズ!これをナポリタンと絡めて味わう。いただきま~す!
ナポリタンのソース多めなのがうれしい! 酸味と甘みが効いたナポリタンの旨味が最高です!ラピスパ流のナポリタンの食べ方をぜひ試してみてください。食べ方をスタッフの方に伺うとその場でも教えていただけます!
途中、温泉卵と絡めながら食べるとトロっとマイルドな味わいに変化。この一皿でナポリタンのおいしさを120%味わえる!
サウナのお供にいただきたいオロポももちろんメニューになっています!サウナ後は急激にお腹すくのであれこれ気になるメニューがたくさんありました。
サウナグッズもかわいい
受付前にはラピスパオリジナルのサウナグッズも多数販売されています~!
ラピスパの社長が無類の動物好きという事でオリジナルキャラのワンコモチーフのグッズやラピスパの建物をイメージしたシールやタオル、Tシャツも!
マネージャー安永さんのサウナ愛が繋いだご縁により、東京・錦糸町にあるサウナの名店「ニューウイング」のTシャツも販売中。
ちなみに、都内ではもう買えないというカラーのニューウイングTシャツがまだここで買えるそうですよ!
おわりに
ラピスパでのサ活はいかがでしたか?サウナ愛がたっぷり詰まったラピスパは最高でした~!サウナ施設周辺にもさまざまな観光スポットがあるのでサ旅に訪れてみては?
湧くわく天然温泉「ラピスパ」
- 住所
- 鳥取県米子市淀江町淀江2-38
- 電話
- 0859-56-1111
- 営業時間
- 10:00~22:00
- 定休日
- 木曜日
- 公式サイト
- 湧くわく天然温泉「ラピスパ」
※この記事は、2023年10月13日に日本海テレビ「na-na」で公開された記事を転載したものです。