青い海、白い砂浜、そして雄大なダイヤモンドヘッド――。ハワイの象徴的な絶景を望むホテル「シェラトン・ワイキキ」。2020年10月に全室リニューアルし、日本人が過ごしやすいホテルに進化しました。さらに、日本語対応が万全で、ハワイ初心者や英語に不安のある人も安心して滞在できます。
新しい客室やインフィニティプールで夢のようなハワイ旅を満喫する、オーシャンフロントのリゾートホテル「シェラトン・ワイキキ」を詳しくご紹介します。
ワイキキのど真ん中！ 抜群の好立地にある「シェラトン・ワイキキ」
「シェラトン・ワイキキ」があるのは、ワイキキの中心地、ワイキキビーチの目の前という絶好の立地。カラカウア通り沿いの有名なショッピングセンター「ロイヤル・ハワイアン・センター」に隣接していて、観光やショッピング、グルメを思いっきり楽しめます。
ワイキキで存在感を放つ31階建ての本を開いたような形の建物に、1,636の客室を擁し、ワイキキのリゾートホテルとしては最大規模を誇ります。客室の約7割がオーシャンビューで、ダイヤモンドヘッドと雄大な太平洋を一望する客室も大きな魅力です。
アクセスは、ダニエル・K・イノウエ国際空港から車で30分ほど。ホテルに到着し、車から降りると、出迎えとともに荷物を預かってもらえます。あとで客室に持ってきてくれるので、身軽にチェックインできます。
チェックインを済ませ、さっそく客室へ。客室数1,600超という大型ホテルですが、エレベーターは11基もあるので、ほとんど待つことなく乗れるのもうれしいポイント。
客室のカギはカードキーではなく、ブレスレット式になっています。ドアにかざすだけで解錠でき、カギを紛失したり、部屋に置き忘れたりする心配がなくスマート。
ダイヤモンドヘッドと海の絶景に感動！客室「デラックスオーシャンフロント」
せっかくシェラトン・ワイキキに宿泊するなら、ダイヤモンドヘッド側のオーシャンビューの客室がイチ押し！ 「デラックスオーシャンフロント」はダイヤモンドヘッド、美しい海、ワイキキの街並みを部屋からもラナイ（ハワイ語でベランダのこと）からも見渡せる眺望抜群のお部屋です。
このデラックスオーシャンフロントは、広さ約22平米でラナイ付き、定員は3名。キングベッド1台、またはダブルベッド2台の2タイプあります。（ベッドタイプは予約完了後にリクエスト可能）
客室に入り、一番に感じるのは新しさ。ハワイは年数を重ねたホテルが多い中、シェラトン・ワイキキは2020年に全客室をリニューアルし、家具も新調しているため、部屋全体がとてもきれいなのです。
モダンなデザインはハワイの海と砂浜をイメージしていて、まるでワイキキビーチの延長線上にいるような感覚に。ウォールアートはハワイ在住のアーティスト、デヴィ・ヤングさんの作品です。
また、広く感じる工夫と高い機能性が備わっていることも特徴。例えば、洗面台のほかにドレッサーもあるため、2人同時に身支度を整えることも可能です。ベッドやデスク周りにはスマートフォンなどの充電に欠かせないコンセントも豊富で、USB Type-Cにも対応。全室にウェディングドレスをかけられるフックも用意されています。
そして、今回のリニューアルで特に力を入れたのは、日本人に合わせた水回り。全客室、肩まで浸かれるバスタブを備え、新しく清潔感のある湯船で疲れを癒せます。
シャワーは日本人になじみのある手持ちのハンドヘルドシャワー、トイレはTOTOのウォシュレット付き。タオルフックも定員人数分用意されていて、かゆいところに手が届く設計が高ポイントです。
シェラトン・ワイキキでは、プラスチック削減など環境に配慮した取り組みを実施しています。客室には歯ブラシ、シャンプー・コンディショナー、ソープ類のみ用意されていて、そのほかは必要に応じてリクエストするスタイル。バスローブやスリッパなどはオーダーすると、無料で届けてもらえます。
ミニバーには、ハワイのコーヒーブランド「ロイヤルコナ」のコナコーヒーをブレンドしたドリップバッグや、アメリカのティーブランド「TAZO」の紅茶を用意。ハワイの海を眺めながら、淹れたてのコーヒーを味わう贅沢なひとときを過ごせます。
グループ旅行や家族旅行におすすめの客室「ラージラグジュアリー」
「デラックスオーシャンフロント」のほか、シェラトン・ワイキキは客室タイプが豊富なのも魅力です。
家族旅行や女子旅など、グループでの旅行にうってつけの客室が「ラージラグジュアリー」。約58平米の広々とした客室に、ダブルベッドを3台備え、4名まで（添い寝のお子様は2名まで追加可）泊まることができます。ベージュを基調とした明るいデザインで、波の模様が描かれたヘッドボードがよりハワイらしさを感じさせます。
ラージラグジュアリーもラナイ付きで、ダイヤモンドヘッド＆オーシャンビュー。新調したチェアが3つ置かれ、みんなで絶景を見ながらおしゃべりを楽しめます。
ラージラグジュアリーはユニットバスではなく、トイレとバスルームが独立していて、洗面台も2面あり、3～4人で宿泊する際も使いやすい設計になっています。
ウェディングやハネムーンにおすすめのスイートルーム「カイ オーシャンフロント スイート」
ハネムーン、ウェディング、記念日旅行におすすめの客室が「カイ オーシャンフロント スイート」。広々としたリビングとベッドルームをもつ約100平米のスイートルームです。
ベッドは、キングベッド1台、もしくはダブルベッド2台の2タイプ。大人4名まで（添い寝のお子様は2名まで追加可）宿泊できます。
カイ オーシャンフロント スイートの贅沢なポイントが、リビングとベッドルームそれぞれにラナイが付いていて、2方向の景色を楽しめること。リビング側のラナイでは、ダイヤモンドヘッドとワイキキビーチを眺めながら、デイベッドでくつろげます。
ベッドルーム側のラナイは、海に張り出しているような感覚をおぼえる近さで、今にも海に飛び込めそう！ 時にはウミガメが見えることもあり、活気あふれるプールも望めます。
大人専用のインフィニティプールと、子どもも楽しめるプール
シェラトン・ワイキキの自慢が2つの屋外プール。USA Today紙の「10ベスト・リーダーズ・チョイス・アワード」のホテルプール部門で、2018年には第1位に選ばれたほど人気です。この2つのプールを宿泊者は無料で楽しめます。
大人向けの絶景インフィニティプール「インフィニティ・エッジ・プール」
海の目の前にある「インフィニティ・エッジ・プール」は、プールと海が一体化し、無限に広がっているように感じる幻想的な空間が特徴。16歳以上限定の大人のためのプールです。
インフィニティ・エッジ・プールのおすすめの時間帯は夕方。西向きのため、水平線に沈む美しい夕日を望むことができます。遮るものはなにもなく、目の前に広がるのはハワイの海と太陽だけ。非日常感あふれる、感動的なひとときを過ごせます。
子どもも楽しめるプール「ヘルモア・プレイグラウンド」
もうひとつのプールは、子どもも利用可能な「ヘルモア・プレイグラウンド」。高さ約4.5m・長さ約21mのウォータースライダー、ワイキキビーチを一望する2つのジャグジー、岩場から飛び出す噴水など、楽しい仕掛けがあり、ファミリーに大好評です。
英語が苦手な人でも安心な日本語対応サービス
英語が苦手な人にとって、海外のホテルでは困ったことがあっても、英語で質問するのは勇気がいるもの。その点、シェラトン・ワイキキには手厚い日本語対応のサービスがあるので安心です。「日本語ゲストサービス」では、日本語を話せるスタッフが多数常駐し、滞在中の困りごとに親身になって応えてくれます。
さらに、LINEを使って日本語で質問・相談できるサービスも。アメニティなどのリクエストも日本語でLINEを送るだけでOK！ 館内の案内やイベント、アクティビティの情報を掲載した日本語のホテルガイドも万全で、日本人が安心してくつろげるよう配慮されています。
ハワイ旅行を彩るアクティビティ＆レンタルサービス
シェラトン・ワイキキではリゾートチャージ（49.55USD/1泊1室）に、さまざまなアメニティやアクティビティが含まれています。
まず、飲料水はウォーターサーバーが各フロアにあるので、別途購入する必要はありません。お部屋に飲料水用のパウチが用意されていて、これもペットボトル削減の取り組みの一環。パウチはカラビナ付きで、持ち運びにも便利です。
さらに、モーニングヨガやフラダンス、ウクレレ、SUPのレッスンなども含まれていて、ハワイの文化に親しむアクティビティを参加料不要で体験可能。
そのうちのひとつ、レイメイキングのクラスでは、結婚式や特別な日のために編む、ハワイの伝統的なリボンレイ作りを体験できます。
好きなカラーのリボンを2つ選び、レクチャーを受けながら30分ほど編むと、マイ・リボンレイが完成！ シェラトン・ワイキキに宿泊した思い出に持ち帰れます。
アクティビティは基本的に予約制で、チェックイン後、WEB上（日本語対応）で簡単に予約できます。
そして、モバイルWi-FiやGoProのレンタルもリゾートチャージに含まれ、とてもお得。モバイルWi-Fiがあれば、ホテルの外でもインターネットに接続でき、日本からレンタルWi-Fiを持ってきたり、海外ローミングを利用せずにすみます。
エクササイズやトレーニングマシンがそろうフィットネスセンターも、予約不要で24時間無料で利用できます。
ほかには、日本を含む国際電話、ビリヤード台なども無料。ハワイを満喫できるうれしいサービスがそろっています。
おなじみのローソンも！ 館内のショップ＆レストラン
1階にある充実したショップやレストランも、シェラトン・ワイキキのうれしいポイント。まず、日本でもおなじみのコンビニエンスストア「ローソン・ステーション」。おにぎりやお弁当といった日本食のほか、ビーチグッズ、ハワイ土産なども取りそろえ、早朝から深夜まで営業しているので、とても便利です。
ディナーは、海とダイヤモンドヘッドを眺めながら、トロピカルカクテルや創作料理を楽しめる「RumFire（ラムファイヤー）」がおすすめ。西洋料理をベースに日本やアジアのエッセンスを加え、地元の食材で作るパシフィックリム料理を味わえます。
優雅なホテルの朝食を満喫したいときは「Kai Market（カイ・マーケット）」へ。バターミルクパンケーキやエッグベネディクト、アメリカンブレックファストなどがそろい、朝日が輝く海とインフィニティ・エッジ・プールを目の前に、朝食を楽しめます。
そのほか、ホノルル生まれのコーヒーショップ「ホノルルコーヒーカンパニー」や、日本では「サーティーワンアイスクリーム」でおなじみの「バスキン・ロビンス」などもあります。
そして、チェックアウトの日。精算がない場合は、エクスプレスチェックアウトも利用可能です。客室情報や名前を記入した紙とカギをボックスに入れるだけでOK。スムーズにチェックアウトでき、貴重なハワイでの時間を有効に使えます。
ハワイの絶景を望み、快適＆機能的な客室で滞在を楽しめる「シェラトン・ワイキキ」。日本人に寄り添うさまざまなサービスでもてなしてくれる、日本人に優しいリゾートホテルです。ワイキキの中心地にある絶景ホテルで、憧れのハワイ旅を叶えてみませんか。
シェラトン・ワイキキ
- 住所
- 2255 Kalakaua Avenue,Honolulu, HI 96815
- アクセス
- ダニエル・K・イノウエ（ホノルル）国際空港より車で約30分
- 駐車場
- セルフパーキング45USD/1日、バレーパーキング55USD/1日
- チェックイン
- 15:00
- チェックアウト
- 11:00
撮影・取材・文：小浜みゆ
