提供:ことりっぷ
江の島サムエル・コッキング苑の中にある「UMIYAMA DO (ウミヤマ ドウ)」は、シナモンをたっぷり使って焼くアップルパイが名物のお店。ヤシやソテツなど熱帯の植物が生い茂る開放的なテラスで、ゆったりといただけます。木々を揺らす海風を感じながらのんびりとしたひと時を過ごしませんか。
木立の中にたたずむクラシカルな土蔵造り
江の島サムエル・コッキング苑のUMIYAMA PLAZA(ウミヤマ プラザ)内
江の島の高台に位置する江の島サムエル・コッキング苑の中にあるカフェ「「UMIYAMA DO 」。背の高いヤシを見上げながら緑豊かな歩道を進んだ先の白い土蔵造りで、藤沢市の姉妹都市が長野県・松本市であることから建てられました。松本市内でもよく見かける「なまこ壁」という伝統的な漆喰の壁が印象的です。
ゆったりとして心地いいいテラス
店名は江の島の海と松本の山に由来しているのだそう。お店のまわりにはテラス席がたくさんあり、四季折々に咲くの花を眺めながらのんびりと過ごせます。
オーダーは湘南の海のような青色のカウンターで
スタイリッシュなタイル張りのオーダーカウンター
白壁に木の張りを巡らせた店内はシンプルでスタイリッシュです。カウンターの向こうにはイートイン席があり、反対側はガラス張りの工房。アップルパイの焼きあがる様子を見ることができますよ。
(左上)イートイン席(右上)「リンゴバター」「アカシアはちみつ」「紅茶」(左下)紅茶の種類は約10種類(右下)種類豊富なクラフトビールとワイン
アップルパイのリンゴは松本産をメインに使うほか、松本でつくられたリンゴバターやハチミツも販売や信州産のワインの扱いも。アップルパイとの相性も良くおすすめなのだとか。
ゴロゴロとしたリンゴ煮の間はシナモンがたっぷり
どっしりとした重量感のある焼きたてアップルパイ
朝から焼くアップルパイは大きめにカットしてトロリと煮詰めたリンゴがゴロゴロと入る贅沢なスイーツ。シナモンがリンゴの隙間を埋め尽くし、リンゴのブランデーとバターで風味よく焼き上げます。
バニラアイス付き「シナモンアップルバイ」(単品テイクアウト700円イートイン800円 ドリンクセット1200円)
アップルパイにはバニラアイスがついて、スパイシーなシナモンとの相性も抜群。アイスクリームの上には真っ赤なリンゴの皮煮をトッピングして彩りも華やかです。
ドリンクは紅茶はオーソドックスなダージリンなどのほか、ベリーガーデンなどのフレーバーティー、カモミールやレモングラスといったハーブティーなど10種類ほどの中から得れべて種類豊富なラインナップです。
葉っぱ模様がかわいいおしゃれなフランス菓子
「ショソン・オ・ポム」(500円)
リンゴのコンポートとカスタードクリームをパイ生地で包んだ「ショソン・オ・ポム」も工房での手づくり。テイクアウトにおすすめですよ。
緑生い茂る木々に囲まれた木漏れ日のテラス
ウッドデッキのテラス席
お店の近くには豊かな緑の中のテラスもあり、パラソルの下でくつろぐことができます。自家製のリンゴジャムをたっぷりつけていただくスコーンは藤沢で大正時代から続く老舗のベーカリーが手掛けます。森林浴しながらのんびり味わって。
ドリンク付き「スコーンセット」(1000円)
光がふりそそぐガラス張りの素敵なギャラリー
UMIYAMA GALLERYの正面
UMIYAMA PLAZAのエリアには、ガラス張りのギャラリー「UMIYAMA GALLERY」があってイベントがない時はこちらでもトートインができます。天気のいい日は光にあふれ、雨の日も情緒のあるステキなギャラリー。日が暮れるとイルミネーションで幻想的な雰囲気に。ぜひ江の島の自然を満喫してくださいね。
(左上)ギャラリーは出入り自由(右上)江の島サムエル・コッキング苑入口(左下)苑内の所々にあるハンモック(右下)UMIYAMA GALLERYに続く小径
文:髙橋茉弓