日本三大銘茶・静岡茶を使った限定かき氷10選~2023年「茶氷プロジェクト」今だけ開催中~

日本三大銘茶・静岡茶を使った限定かき氷10選~2023年「茶氷プロジェクト」今だけ開催中~

提供:ことりっぷ

 

日本一のお茶処・静岡県で、静岡茶を使った創作かき氷が楽しめる「茶氷プロジェクト」が、2023年もスタート。県内の各店舗で、そこでしか食べることができない、限定かき氷を味わえます。6年目となる今年は、新しく茶氷の名店7店舗が加わり、全60店舗にパワーアップ。今回はその中から、気になる10個の茶氷をピックアップしました。この夏、おいしい、かわいい夏の和スイーツ・茶氷に出会う旅をしてみませんか?

 

【静岡市】まるごと抹茶かき氷、まるごとほうじ茶かき氷/茶の芽

【静岡市】まるごと抹茶かき氷、まるごとほうじ茶かき氷/茶の芽

静岡市街地から車を走らせること約30分。藁科都市山村交流センター「わらびこ」のお向かい。自然豊かな山合いに、古民家風の一軒家がふっと溶け込んでいます。「茶の芽」は創業73年の森田製茶が営む和カフェ。急須で丁寧に淹れるお茶と、おいしいお団子が楽しめるお店として、2016年にオープンしました。

歴史ある静岡銘茶とお茶に合うお団子は、「気持ちまで満たされる」と話題に。傍らに設けられた、お茶室と水琴窟も、店内に風情を添えています。

 

「まるごとほうじ茶かき氷」(770円)、「まるごと抹茶かき氷」(880円)

こちらの茶氷は、削った氷に、お茶のシロップをかけるのではありません。あらかじめ氷自体に、お茶の新芽や抹茶、粉末ほうじ茶を混ぜ合わせて固めて削り出します。そのため、どこを食べても必ずお茶。最後の一口まで、お茶の旨味や風味をダイレクトに味わえます。

オンリーワンの茶氷は、心にまで染み渡り、お茶に対する真摯な姿勢が伝わってくるよう。お茶好きなら、ぜひ食べておきたい逸品です。

 

【焼津市】静岡抹茶づくし/SANOWA 丸玉園登呂田店

【焼津市】静岡抹茶づくし/SANOWA 丸玉園登呂田店

続いてご紹介するのは、焼津市の住宅街にある「SANOWA (サノワ)丸玉園登呂田店」。こちちらは、創業70年を超える老舗「茶匠 丸玉園」のセカンドブランド。手軽でおしゃれな煎茶や和紅茶、ブレンドティーなどを販売しながら、店内の一角で、お茶を使ったカフェメニューを提供しています。

店内に入ると、坪庭を眺められるイートインスペースが。ゆっくり、まったりできて、お茶の時間にぴったりです。

 

「静岡抹茶づくし」(1300円)

茶氷プロジェクトでは、自分で抹茶を点てて“手作りのシロップ”をつくる、体験型のかき氷を楽しめます。

まずは、説明書きを読みながら、自分でお茶を点てるところからスタート。茶筅(ちゃせん)を振り、細かい泡がたったら完成です。その後、店員さんに声をかけると、器が見えないほど山盛りの氷と牛乳を席まで届けてもらえます。できたての抹茶は、牛乳に入れれば抹茶ラテに。甘露を加えて甘さを調整したら、抹茶シロップのできあがり。静岡抹茶の魅力に、とことん浸れます。

 

【静岡市】茶氷 ブリュレ/雅正庵 千代田本店

【静岡市】茶氷 ブリュレ/雅正庵 千代田本店

のどかな田園風景が広がる、静岡市の一角。静岡駅から車で約10の場所に「雅正庵 千代田本店」はあります。お店を営むのは、創業70年を超える製茶問屋「小柳津清一商店」。お茶のおいしさや魅力を発信する場所として、「雅正庵」が作られました。

お茶屋さんのお店だけあって、食事もスイーツも、お茶が主役。ここだけの味を求めて、県外からわざわざ訪れる人も多くみられます。

 

「茶氷 ブリュレ」(1200円)は、焼津西小川店でも販売

同プロジェクトでは、新作として、「茶氷 ブリュレ」が登場。たっぷりの氷には、ほろ苦くて濃厚な静岡産抹茶シロップをかけて。さらに、生クリームとカスタードを焦がしたブリュレを氷の上にオン♪ ブリュレのパリパリと、ふわふわ氷との食感のコントラストを楽しめます。

氷の中に隠された、あんこや自家製の抹茶プリンも大人好みの味わい。最後のひとさじまでおいしい、パフェのようなかき氷を楽しんで。

 

【菊川市】菊川抹茶みるく/San grams 菊川本店

【菊川市】菊川抹茶みるく/San grams 菊川本店

静岡県の東部。知る人ぞ知るお茶の産地・菊川市には、秘密にしておきたいお茶カフェがあります。それが「San grams(サングラム)菊川本店」。こちらは、創業124年の老舗製茶問屋「丸松製茶場」直営のお茶カフェ。お茶を淹れるときの適切な茶葉の量「3グラム」から、「サングラム」と名付けました。

緑広がるガーデンを眺められるテラス席もあり、日常を忘れるための気分転換にぴったり。JR「菊川駅」から徒歩3分というアクセスの良さも魅力です。

 

「菊川抹茶みるく」(1100円)

ぜひ味わってほしいのは、茶氷プロジェクト限定の「菊川抹茶みるく」。自家製シロップに高級な菊川産抹茶をたっぷりと使い、清涼感のあるかき氷に仕上げました。ほろ苦くも、奥深い味わいで、抹茶好きにはたまりません。

どんどん食べ進めていくと、中からマスカルポーネクリームと抹茶ゼリーが。「San grams」ならではの仕掛けに心が躍ります。かき氷に合うように添えられた、香ばしいほうじ茶も一緒にどうぞ♪

 

【静岡市】長田の桃と和紅茶の氷、海野農園のいちごと和紅茶の氷/ニガクナイコウチャ

【静岡市】長田の桃と和紅茶の氷、海野農園のいちごと和紅茶の氷/ニガクナイコウチャ JR静岡駅ビル「パルシェ」食彩館にオープンした「ニガクナイコウチャ」

「ニガクナイコウチャ」は、銘茶の隠れ里・両河内(りょうごうち)にあるお茶農家直営「グリーンエイトカフェ(GREEN∞CAFE)」のアンテナショップ。お店の名前の通り、まろやかで飲みやすい、苦くない和紅茶の専門店です。

和紅茶に力を入れたお店だけあって、和紅茶だけでなんと常時9種類を提供。黒を基調としたスタイリッシュなパッケージもおしゃれで、静岡土産やプレゼントにぴったりです。

 

「長田の桃と和紅茶の氷」「海野農園のいちごと和紅茶の氷」(各1080円)

2023年の茶氷では第一弾として、まろやかな和紅茶の風味に合う、いちごと桃を使った2種類のメニューが登場。トッピングに使用するのは、静岡市葵区にある「海野農園」の章姫「百姓のいちご」と、桃の産地・静岡市駿河区長田地区の「長田の桃」です。自家製のフルーツシロップは、風味豊かな果肉がごろごろ♪ 口に含んだ瞬間、極限まで果物のフレッシュさを感じさせる贅沢な味わいです。余韻までおいしいかき氷をぜひ味わって。

 

「GREEN∞CAFE」のティーテラスは、ワンオーダー制 店頭メニュー+330~440円

茶氷2種は、両河内の「GREEN∞CAFE」でも楽しめます。こちらでは、茶畑に囲まれた貸切ティーテラスがあり、ロケーションも最高♪ ピクニック気分で茶氷を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

【藤枝市】あさひな玉露金時/玉露の里

【藤枝市】あさひな玉露金時/玉露の里 のどかな里山に佇む道の駅「玉露の里」

藤枝市岡部町の「朝比奈」エリアは、京都の「宇治」、福岡の「八女」と並ぶ、「玉露茶」の日本三大産地の一つ。そんな岡部を流れる清流・朝比奈川沿い、自然豊かな場所に「玉露の里」はあります。

こちらは、道の駅と一体化した玉露茶の魅力を伝える場所。玉露の里というだけあって、お食事処「茶の華亭」では、お茶スイーツはもちろん、茶そばや茶葉入りの天ぷらなど、お茶メニューがたくさん♪ スペシャルな“ここだけの味”を求めて、県外からも多くの人が訪れます。

 

「あさひな玉露金時」(550円)

茶氷プロジェクトでは、高級茶「玉露」をふんだんに使用したかき氷が登場。すっと溶ける氷の後で、清涼感あふれる玉露茶の風味が口いっぱいに広がります。氷の上には、たっぷりのあんこと、玉露ソフトクリームをのせて。さらに、玉露の茶葉を散らして、玉露茶づくしの一品に仕上げました。

さっぱりとした味わいが嬉しいかき氷は、暑い夏にぴったり。のどかな景色とともに、至福のひとときを味わえます。

 

【静岡市】茶氷スペシャル/ななや静岡店

【静岡市】茶氷スペシャル/ななや静岡店 リニューアル後はジェラートの種類も豊富に

続いてご紹介するのは、7段階の濃さが違う抹茶ジェラートが話題の「ななや」。藤枝に本店を構えるこちらは、創業100年を超える老舗茶問屋「丸七製茶」が営むスイーツファクトリーです。

静岡市唯一の店舗「ななや静岡店」は、2020年10月、呉服町通りに移転リニューアルオープン。新しくなった店舗は、1階に売店、2階にテイスティングカウンターを設置し、以前よりもスケールアップしました。

 

「茶氷スペシャル」(580円)

今年の茶氷では、ジェラートとはまた違った味わいのシャーベットが登場。高級な抹茶と2度火入れしたほうじ茶、2つのシャーベットを食べ比べできます。シャーベットの上には、程よい甘さのあんこ、モチモチの白玉、練乳もかかっていて、飽きのこないおいしさ!シャーベットのシャリシャリ食感が、さまざまな和素材にマッチします。

 

【島田市】煎茶のかき氷/蓬莱橋897.4茶屋

【島田市】煎茶のかき氷/蓬莱橋897.4茶屋 蓬莱橋のたもとにある茶屋

島田市は「地球上でもっとも緑茶を愛する街」というキャッチーなフレーズで、お茶を活用したシティプロモーション「島田市緑茶化計画」が進行するなど、地元愛にあふれたエリアです。

そんな島田きっての観光名所といえば、ギネスにも認定された、世界一長い木造歩道橋「蓬莱橋」。その橋のたもとにある「蓬莱橋897.4(やくなし)茶屋」は、島田のおいしいお茶とソフトクリームで一服したり、島田のお土産探しにぴったりです。

 

「煎茶のかき氷」(650円)

茶氷期間中は、飽きがこないおいしさの「煎茶のかき氷」が楽しめます。さわやかで清々しい島田市産の煎茶を使用したシロップをかけて、茶葉を練り込んだソフトクリーム、お茶ようかん、あんこを贅沢にトッピング。すくうたび、おいしい感動に出会えます。

 

【島田市】蓬莱ピンス/てっぱん&cafe くいしんぼ

【島田市】蓬莱ピンス/てっぱん&cafe くいしんぼ 一人でもふらっと入りやすいカジュアルな雰囲気

JR島田駅から歩いてすぐ。三角公園の向かいに2020年オープンした「てっぱん&cafe くいしんぼ」は、地元の人たちで常に賑わう人気店。ランチタイムは愛情たっぷりに煮込んだカレーを、夜はもんじゃ焼きをメインにした鉄板焼を楽しめます。

丼から顔を出す“くいしんぼうのクマ”が描かれた暖簾をくぐって、店内へ。「ようこそ!」と優しい笑顔のオーナー渡邉さんが出迎えてくれます。

 

かき氷とは思えないビジュアルの「蓬莱ピンス」(1000円)

同プロジェクトでは、静岡では珍しい韓国スイーツ「糸ピンス」が登場。「糸ピンス」とは、日本のかき氷とは全く違う、糸状に削られたかき氷のこと。食べ方もユニーク!スプーンではなく、ナイフとフォークを使っていただきましょう。

ナイフを入れるとアイスケーキのようにサクッとした感触ですが、口に入れるとふんわりエアリー。ほうじ茶の優しい甘さに、口の中が幸せいっぱいになります。

 

【三島市】ほうじ茶みるく&ふわふわティラミス/茶処 山田園

【三島市】ほうじ茶みるく&ふわふわティラミス/茶処 山田園 三嶋大社へ続く三島大通り沿いにお店を構える「茶処 山田園」

最後にご紹介するのは、地元の人々に長く愛される「茶処 山田園」。創業は古く、江戸時代からこだわりのおいしい静岡茶を作り続けています。

三嶋大社の近くにお店があり、イートインスペースも併設。参拝後に立ち寄って、ゆるりとした時間を過ごすのもステキです。

 

「ほうじ茶みるく&ふわふわティラミス」(900円)

2023年の茶氷では、まるでケーキのような「ほうじ茶みるく&ふわふわティラミス」が登場。富士山の湧水をくみ上げて作るふわふわかき氷の上に、特製ほうじ茶シロップと自家製ブレンドのミルクシロップをかけ、トップにほうじ茶入のマスカルポーネクリームをオン♪和と洋のハーモニーを楽しめる逸品に仕上げました。

お茶の芳ばしい風味が感じられるマスカルポーネクリームを、少しずつかき氷に混ぜながら、ぜひ味わって。一口頬張ると、またすぐ食べたくなる魔法のようなおいしさです。

 

***
今年で6年目を迎えた「茶氷プロジェクト」。他にも紹介しきれない、個性豊かなかき氷がたくさんあります。これから気温がぐんぐん上がり、かき氷がおいしくなる季節。茶氷で盛り上がる静岡を訪れてみてください♪

 

 

文:安藤美紀

 

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