徳島県鳴門市に阿波おどりシアターなどを備えた観光施設「tonaru(トナル)」が誕生

円形シアターで披露される阿波おどり

徳島県鳴門市で、閉校した小学校と幼稚園を再活用した観光施設「tonaru SETO(トナル瀬戸)」とキャンプ場「tonaru SHIMADA(トナル島田)」が2024年6月1日に誕生。円形シアターでの阿波おどり鑑賞や釣り体験などを楽しむことができます。また、各施設の一部は建築家の増田友也氏が設計した建物をリノベーション。モダニズム建築好きの人も必見です。

 

徳島名物の阿波おどりが鑑賞できる「円形シアター」

「tonaru SETO」円形シアター

四国への玄関口である徳島県鳴門市にオープンした2つの観光施設「tonaru」。「tonaru SETO」は円形シアターが目玉です。徳島県名物の阿波おどりの一種である「輪踊り」や鳴り物をさまざまな角度から鑑賞することができます。1年間を通して土日祝日には「徳島県阿波踊り協会」所属の有名連が日替わりで登場。屋内で飲食をしながら楽しめるのもポイントです。
 

イカダに乗っての釣り体験も

「tonaru SETO」釣り体験イメージ

「tonaru SETO」では、近くにあるウチノ海での釣り体験アクティビティも用意されています。港から渡船で海に浮かぶイカダへ移動し、海釣りに挑戦。釣具のレンタルはもちろん、インストラクターの指導によって初心者でも楽しむことができます。希望によって釣った魚をさばくことも可能です。

 

著名な建築家が設計した旧校舎をリノベーション

「tonaru SETO」の建築

「tonaru SETO」にある円形シアターやショップに生まれ変わった旧体育館、飲食スペースとして利活用されている旧幼稚園舎は、元京都大教授で建築家の増田友也氏の設計によるもの。格子状のガラス窓をはじめとする独創的なモダニズム建築は圧巻です。

 

「tonaru SHIMADA」建築

もう一方の島田島の大自然に位置するキャンプ場「tonaru SHIMADA」の旧校舎も、増田友也氏が手がけたものです。同施設は彼が教育施設の中で最後に設計された建物でもあります。エントランスから階段を進むと中央ホールに抜け、とり囲むように配置された各教室は採光窓と外のテラスも見どころです。
 

新たな観光スポット「tonaru」は、世界最大級の渦潮「鳴門の渦潮」も近い徳島県の鳴門市に位置しています。日帰りではもったいないほど見どころ満載のエリアなので、訪れる際は付近に宿泊してゆっくり過ごしてみるのはいかがでしょうか。

 

tonaru SETO

住所
徳島県鳴門市瀬戸町堂浦字地廻り参220-1
営業時間
10:00~16:00
阿波おどり:11:00~12:00、13:30~14:30(開場は開演の30分前)
tonaru フィッシング:8:30~12:30、13:00~17:00(1日2回実施)
※いずれも土日祝、お盆期間中のみ実施
定休日
月曜
料金
阿波おどり:大人2,200円、中学生以下1,100円 ※3歳未満は無料
tonaru フィッシング:大人9,900円、小学生以下6,600円 ※未就学児は無料
アクセス
神戸淡路鳴門自動車道「鳴門北」ICから車で約25分
詳細
「tonaru」公式サイト
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