提供:日本海テレビ
島根県浜田市にある国指定天然記念物“石見畳ヶ浦”(いわみたたみがうら)。200年以上前の江戸時代から景勝地として紹介されてきた絶景スポットです!
畳ヶ浦隧道(畳ヶ浦トンネル)
絶景を求めナビに沿って目的地にやってきたわけですが…?
山の中に薄暗いトンネルが現れました。この日の日中は真夏日でしたがトンネルの前に立ってみると、クーラーのようにひんやりした風が吹いてきました。
どうやら…この先に絶景があるようです。ちょっぴりゾクゾクしましたが、磯の香りがふんわり香ってくるのでこの先に海があるはず!
とりあえず、進んでみましょう!
この薄暗さがちょっと怖い。地面は濡れていて全体的に少し湿った感じが…!声や足音が響き渡ります。トンネルの先は明かりが見えず真っ暗です。
ドキドキしながら歩き続けると…やっと開けたところに出てきました!
海からの光が差し込みます。
海に繋がるように広い洞窟のようになっていました。天井はボコボコと不思議な形をしています!アースを感じますね!南観音菩薩が奉納されていました。
まだまだ続くトンネル。
開けた先にもトンネルが続いていました。先がカーブになっているのか出口が見えない。どこまで続くんだろう?
不安になっていましたが、トンネルの中に石見畳ヶ浦の成り立ち等を示した掲示板が出てきました!不思議な形をした地形について勉強になることがたくさん書いてありますよ。
看板を見ながら歩いていくと・・・!
なんだか明かりが見えてきた!
まるで映画のワンシーンの様な光景。馬の蹄鉄のようなアーチの奥には青空と海が真っ青に広がっています。
駆け出してトンネルを抜けると…
石見畳ヶ浦
透き通った海が広がっていました。海岸を散歩するとキノコ椅子の様な形をした岩がボコボコ生えています!
自然が織りなす不思議な地形!
オオサンショウウオを思い出すなぁ~。なんだか月面散歩みたいですね~!
まるでウユニ塩湖!写真の撮影方法
そして、この場所は海面を鏡のように見立てて撮影すると、ウユニ塩湖のようなとってもきれいな写真が撮れるスポットとしても知られています!
ねらい目は満潮に近い時間帯。ネットなどで調べると満潮の時間が何時ごろなのか?調べることができます。この日は潮位(=海面の高さ)が“59㎝”の満潮に近い時間に行きました。
海と空しか映らない位置にスマホスタンドを設置。写りをチェック。
ちなみにこの場所の海面の深さは大きな水たまりくらい。(いきなり深くなっている場所や足場が悪い可能性もあるので気を付けてね!)ポコッと出ている岩を足場にして海面に立っているようにします。
わ~!まるでウユニ塩湖のような写真!風も弱かったので海面が鏡のようになり空と人物が海の中に映っています。
ちなみに、夕方にも行ってみると…
さらにスゴイ絶景が見られます!足場となる岩場がなかったので海面には立てませんでしたが、空が海に溶け込んで美しい!息をのむような美しさに感動しました。
駐車場に戻るには、トンネルを通るので日が暮れる前に急いで戻ります!
駐車場情報
畳ヶ浦トンネルの入り口の目の前に有料の駐車場があります。料金は200円。両替場所はなかったので小銭を忘れずに。
おわりに
薄暗いトンネルを抜けた先にある絶景スポットはいかがでしたか?トンネルを通るのはちょっぴり勇気がいりますが島根県・浜田市に訪れたら絶対立ち寄りたいスポットです!
ぜひ皆さんも素敵な記念写真を撮りに行ってみてはいかがでしょうか?
石見畳ヶ浦
- 住所
- 島根県浜田市国分町2210‐1
- 公式・関連サイト
- 石見畳ヶ浦
※この記事は、2023年9月7日に日本海テレビ「na-na」で公開された記事を転載したものです。