奈良県御所市「葛城高原」でツツジの大群落が間もなく見頃！臨時列車も運行【楽天トラベル】

公開日: 2024/04/26

関西屈指のツツジの名所として知られる奈良県御所（ごせ）市の葛城（かつらぎ）高原では、例年5月上旬から中旬にかけて見頃を迎えます。

山肌一面が真っ赤な花のじゅうたんで覆われる開花時期に合わせ、2024年4月27日〜5月12日には、葛城高原最寄り駅への臨時列車も運行されます。

「一目百万本」と称されるツツジの大パノラマ

標高960ｍの葛城山の山頂付近に広がる葛城高原は起伏のゆるやかな台状の地形で、大和盆地や大阪平野を一望できる自然豊かなエリア。

見どころは何といっても、山肌一面に広がるツツジの大群落で、その数は実に100万本とも言われています。満開の時期は高原一面が燃え立つような紅色の大パノラマとなることから、圧巻の花景色は「一目百万本」と表現されるほど。

例年5月初旬からつぼみが膨らみ始め、中旬頃には満開を迎えます。2023年は例年より開花が早く、5月上旬から見頃の時期に入りました。

ツツジが満開となる時期の葛城高原は、散策に訪れる人たちで平日・休日問わずとてもにぎわいます。近鉄では開花シーズンに合わせ、2024年4月27日〜5月12日までの土・日・祝日・振替休日に、近鉄御所駅方面の急行列車を1日4本増便して対応。

なお、近鉄御所駅から葛城高原まではバスやロープウェイを乗り継ぐ必要がありますが、こちらもピーク時（10:00頃〜14:00頃）はかなりの混雑が予想されるため、訪れる際は時間に十分余裕を持ったプランを立てることをおすすめします。

葛城高原のツツジは例年5月後半まで楽しめます。澄み渡る高原の空気と、この時期ならではの鮮やかな紅の山景を求めて、春の奈良を訪れてみてはいかがですか？