子どもが喜ぶ仕掛けもいっぱい!宮古島のリゾートを親子で楽しむ「ホテルブリーズベイマリーナ」

直行便で羽田・成田空港から約3時間。伊丹・関西国際空港から約2時間半で到着する、蒼の楽園「宮古島」。今回宿泊したのは、島の最南部に約130万坪もの広大な敷地をもつ一大リゾート「シギラセブンマイルズリゾート」内にある、「ホテルブリーズベイマリーナ」です。

リゾート内には趣の異なる9つのホテルがありますが、その中でもここは子連れ旅行にも大人気。子どもが喜ぶ遊び心のある仕掛けや設備、海を目の前にしたこのリゾートホテルならではの魅力をお届けします。

 

 

2020年にリニューアル! 清々しく、リゾート感あふれるロビーでチェックイン

ホテルブリーズベイマリーナ

宮古空港からホテルまでは無料のシャトルバスが便利。事前予約は不要で、到着口出口にある「シギラセブンマイルズリゾートホテル行 シャトルバス受付カウンター」のスタッフに声をかければOKです。また、みやこ下地島空港から向かう場合は、中央交通「みやこ下地島エアポートライナー」の利用がおすすめ。

 

ホテル行シャトルバス受付カウンター

場所
宮古空港到着口出口
営業時間
10:00~17:30

 

宮古空港からシャトルバスに乗って約15分で、「ホテルブリーズベイマリーナ」に到着します。エントランスをくぐると、そこには南国リゾートらしい明るく広々としたロビーが広がります。天井が高く、思わず深呼吸したくなるような開放感! また、新築のような清々しい雰囲気が漂いますが、それもそのはず。本館は、2020年に全面リニューアルしたばかり。全109室ある本館ゲストルームとともにパブリックスペース、ショップなども一新し、これまで以上に上質な滞在が堪能できるホテルに生まれ変わったそう。ロビーに入っただけでもホテルの居心地の良さが感じられ、これから始まるステイへの期待感を高めてくれます。

 

本館ファミリールームには、キッズが喜ぶ仕掛けがいっぱい! 

ホテルブリーズベイマリーナ

フロントでチェックインを済ませたら、さっそく、ゲストルームへ。「ホテルブリーズベイマリーナ」は、南国の雰囲気あふれる「本館」と、オーシャンビューが眼下に広がる「タワー館」の2棟で構成されていて、どちらの棟も宮古ブルーの海の前に構えています。

今回宿泊する本館は、スタンダードツインの他、全6タイプの部屋がありますが、子連れ旅行にうってつけなのが、「ファミリールーム」です。そのポイントは、なんといってもキッズが喜ぶ仕掛けがたくさんあること! 部屋の中には、ぬいぐるみ、小さなテント、おままごとキッチンなど、子ども心をくすぐるアイテムが盛りだくさん! 1歩足を踏み入れたら、子どものワクワクは止まりません。体に絶妙にフィットすることで人気のビーズソファ「Yogibo(ヨギボー)」は、大人にとっても魅惑のアイテム。体を預ければ、離れられなくなってしまいそうです。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

部屋の奥に設置されていた、ままごとキッチンや、キッズ用のデスク。デスクの前面は黒板になっているので、チョークでお絵描きができます。
※内装や設備はお部屋によって異なります。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

部屋の中でひと際目を引くのが、備え付けられた二段ベッド。まるで秘密基地のような空間は、子どもたちの高揚感をかきたてること間違いなし。かわいらしい柄の布団カバーを取り入れるなど、さりげない配慮もうれしいポイントです! また、ベビー連れの場合は、ベビー用のベッドやベビーガードなども無料で貸し出してくれるので、寝かせる場所に困ることはありません。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

パジャマはワッフル地で、上下セパレートタイプ。大人用はもちろんですが、キッズ用のパジャマも用意されていました。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

バスルームは広々とした造りになっているので、子どもと一緒でもゆったり入れます。もちろん、ヘアケアやボディシャンプーも完備。ベビー連れの場合は、ベビーバスやバスチェアなどのレンタルができるそう。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

歯ブラシ、ブラシ、コットンなど基本的なアメニティはもちろん、入浴剤まで揃っていました。子どもたちが寝静まったあとに、ゆっくりバスタイム。そんな時も、豊かな香りの入浴剤があると、リラックスできます。

 

ホテルブリーズベイマリーナ
ホテルブリーズベイマリーナ

「本館ファミリールーム」は、本館内に6室(2022年5月現在)。部屋によって、家具の配置などが少し異なりますが、どの部屋も二段ベッドをはじめ、子どもが喜ぶ仕掛けがいっぱい。壁面に描かれた海の生き物も、南国リゾートの気分を盛り上げてくれます。絵本やレゴブロックなども無料で借りることができるので、部屋の中で子どもが飽きることはありません。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

こちらの部屋には、二段ベッドの壁面にこんな小窓も! ちょっとした工夫が、子どもたちの好奇心をかき立て、思い出に残る時間を演出してくれます。

 

 

プールとビーチどっちも満喫! 浅瀬のビーチは子どもの水遊びにも最適

ホテルブリーズベイマリーナ

1Fのロビーを抜けると本館の中庭にたどり着くのですが、そこに広がるのが青々とした屋外プールです。キラキラ輝く水面を目にすれば、子どもたちから「入りたい!」とおねだりされること必至ですが、そんなワガママにも応えてあげられます。というのもこちらのプールは、宿泊者であれば日の出から日没までの間、いつでも入ることが可能。水深120cmの他、60cm、30cmの子ども用のプールもあるので、親子で一緒に楽しめます。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

プールサイドには、パラソルを備えたチェアもたくさん設置されているので、ゆったりとくつろぐこともできます。南国らしい植物と、きらめく水面が、心を癒してくれます。

 

プールだけではなく、海が目の前にあることも、このホテルの魅力。プールから、そのままビーチへ直行! そんな贅沢な遊び方が叶います。白くサラサラな砂浜と、宮古ブルーの海を見れば、「宮古島に来た!」という高揚感も、ぐんぐん上昇。

 

ビーチは、浅瀬で波も穏やかなので、子どもたちの水遊びにも最適です。宮古島の海は透明度が抜群なのですが、その理由のひとつは、大きな山や川がないこと。雨が降っても泥が流れ込むことがなく、海が濁らないのだそう。

 

リゾート内にあるシギラビーチでは、シュノーケリングなどのマリンアクティビティを親子で楽しめます(有料)。透明な珊瑚礁の海に、熱帯魚がたわむれる世界は感動もの。運がよければ、ウミガメに遭遇することもあるそうです。

 

ママにもうれしい、広いキッズルームを完備!

ホテルブリーズベイマリーナ

共有のキッズルームがあることも、子連れ旅行者にはうれしいポイントです。おもちゃや、絵本なども揃っている上に、広々としているので雨の日でものびのびと遊べます。授乳室も、しっかり完備されていました。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

これだけ広いスペースがあれば、ハイハイやヨチヨチ歩きのベビーたちも自由気ままに動き回れます! 家具が少ないので、ぶつかる心配もありません。

 

エメラルドグリーンの海を眺めながら中庭でゆったりランチ

ホテルブリーズベイマリーナ

この日のランチは、ホテル内のレストラン「ブッフェダイニング ポルトフィーノ」のカフェメニューをテイクアウト。もちろんお部屋で食べることもできますが、中庭で海を眺めながらいただくのも、ここならではの楽しみ方です。「子ども連れだとレストラン内では落ち着いて食事ができない」「子どもたちが騒ぎ出すのが心配」というパパやママも、開放感のある庭なら気兼ねなく食事ができます。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

テイクアウトしていただいたのは、宮古島の野菜や肉、魚介を使ったハワイアン風のランチボックス。写真手前は、自家製味噌を使った濃厚ソースが決め手の「宮古味噌を使ったロコモコ」。右奥は「ガーリックシュリンプ プレート」、左奥は「フリフリチキンプレート」で、どれもボリューム満点! 他にも、サンドイッチ、パンケーキやフレンチトースト、マンゴーのかき氷など子どもが喜ぶメニューも充実しています。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

中庭には、カバナがあちこちに。屋根があるので、日差しが心配な時はこちらへ! 

 

マリングッズや離乳食が充実! 「ショップ・ブリーズショア」

ホテルブリーズベイマリーナ

1Fにある「ショップ・ブリーズショア」も、ぜひ足を運びたい便利なスポットです。ショップ内には、宮古島の特産品やお菓子などはもちろんのこと、マリンアイテムやファッショングッズ、コスメまで、滞在中に必要となりそうな幅広いアイテムがラインナップ。ちょっと立ち寄ったつもりが、つい長居してしまいました。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

「シギラセブンマイルズリゾート」限定のスペシャルアイテムも販売中。普段使いにもできる、リゾート気分満載なミッキーマウスのアイテムが、アパレルからグッズまでラインナップ!

 

ホテルブリーズベイマリーナ

「ROXY」をはじめ、人気ブランドのマリンウェアやサンダル、バッグなども勢揃い。「間に合わせ」ではなく、「こんなの欲しかった!」というおしゃれなアイテムがずらりと並びます。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

冷凍マンゴーが並ぶ冷凍庫の前にきたら、誰もが足を止めてしまうはず! 旬の時期に収穫された完熟マンゴーを瞬間冷凍しているので、フレッシュな風味と甘みがギュッと閉じ込められています。旅行中のおやつにも、お土産にも最適! 収穫時期(6~8月頃)になれば、生のマンゴーも店頭に並ぶそう。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

月齢ごとの離乳食、おしりふきや、ベビー用の水遊びパンツまで揃っているのは、ママにとっては心強い! 徒歩圏内にコンビニエンスストアなどはありませんが、必要なものは、こちらでだいたい調達できます。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

館内にはコインランドリーもあるので、汚れたり濡れたりした服を洗濯できます。乾燥もできるので、着替えの服が足りなくなってしまう心配がなく、旅の荷物を最小限に抑えられます。

 

ホテル前の屋台村で、三線や島唄のライブを聴きながらバーベキュー

ホテルブリーズベイマリーナ

シギラセブンマイルズリゾートの敷地内には20店舗以上のレストランがあり、沖縄料理や和食、イタリアン、ダイニングバーなど、気分に応じた食事を楽しめます。今回は、沖縄らしさを堪能できて、子ども連れにも人気の「南風(ぱいかじ)屋台村」へ。リゾート内の移動は時間帯により、循環するバスを利用することもできますが、ここはホテルから徒歩約1分の距離なので、楽々です!

 

ホテルブリーズベイマリーナ

店内では沖縄料理の他、半屋外に並ぶテーブルで楽しめるバーベキューが人気。注文したバーベキューセットは、新鮮なお肉や魚介、野菜が盛りだくさん。さらに、ブッフェスタイルで、サラダやキムチ、焼きそば、チキンカレー、フルーツなどもいただけます。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

バーベキューセットは4,400円~。お子さまメニューは2,000円で用意されていました。食材の追加注文も可能です。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

毎日19:30から開催される、無料のライブステージも「南風屋台村」の醍醐味。その日によって、出演者や内容は異なりますが、沖縄民謡や三線(さんしん)、島唄ライブなど、沖縄のエンターテインメントを満喫しながら食事をいただけます。この日は、三線の演奏の他、「島人ぬ宝」「島唄」など、おなじみの楽曲が次々と登場! 沖縄時間を満喫できました。

 

晴れた日の夜には、満天の星をガイドの解説とともに楽しむことができる「南星☆楽園の夜空観賞ツアー」(有料)もおすすめ。南十字星など南の島特有の星も見ることができるそう。
※満月の前後数日、また天候によっては開催されません。

 

一番人気は「黒糖フレンチトースト」!島の恵みいっぱいの朝食

ホテルブリーズベイマリーナ

朝食に向かったのは1Fのレストラン「ブッフェダイニング ポルトフィーノ」。店内には地元の食材をふんだんに使った和洋、琉球料理がズラリ。約50種類の料理を、ブッフェスタイルでいただけます。広々とした空間で移動もしやすく、ゲストが多い時でも窮屈感はありません。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

甘く香ばしい香りに誘われてまず手にとったのは、朝食でNo.1の人気メニュー「黒糖フレンチトースト」。目の前の鉄板で焼き上げられるので、出来立てアツアツがいただけます。お好みで、黒糖シロップ、黒糖バターや紅芋バターを添えて。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

宮古島産もずく酢、麩チャンプル、ニンジンしりしりなど、沖縄らしいメニューもたくさん並びます。濃厚な味わいの「自家製雪塩豆腐」は、しょうゆをかけるのが王道ですが、黒蜜をかければまるでプリンのような味わいに!

 

ホテルブリーズベイマリーナ

洋食も充実! 紅芋パンなど、沖縄らしいパンが目をひきます。紅芋ジャムや、パイナップルジャムをつけていただきました。他にも、スクランブルエッグやウインナー、ハッシュドポテトなど子どもたちが喜ぶ品も多数ラインナップ。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

目にも鮮やかな、南国フルーツもたくさん!

 

ホテルブリーズベイマリーナ

ベビー連れのママやパパにうれしいのが、離乳食コーナーです。月齢ごとのベビーフードや、粉ミルクが用意されていました。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

朝の爽やかな海風を感じたいならテラス席へ。宮古ブルーの海が目の前に広がる、最高のロケーションでいただく朝食は格別です。

 

ホテルブリーズベイマリーナ

島の食材をふんだんに使った、郷土料理を満喫。宮古島の旅の定番「宮古そば」も欠かせません。やさしい出汁が、朝にぴったり。

 

地元ならではの食材を使った豊富なメニューをたっぷり堪能し、大満足! お腹を満たした後は、中庭やビーチを散策。美しい海に囲まれた宮古島の恵みを、五感でたっぷり感じました。

 

チェックアウト後は、予約した無料のシャトルバスで宮古空港へ。ちなみに、空港発ホテル行きのバスは予約不要でしたが、ホテルから空港行きのバスは、事前に予約が必要です。

 

子連れ旅行に人気があるのも納得の、充実した設備とサービス。そして、宮古島の大自然と、おいしい料理もたっぷり堪能できた2日間でした。「子どもたちをのびのびと遊ばせたい!」「親子でビーチリゾートを存分に楽しみたい!」。そんな旅を望む人にぴったりな「ホテルブリーズベイマリーナ」。この夏は、宮古島に出かけてみませんか?

 

ホテルブリーズベイマリーナ<宮古島>

住所
沖縄県宮古島市上野宮国784-1
駐車場
あり(無料)
チェックイン
15:00(最終23:00)
チェックアウト
11:00
総部屋数
224室
アクセス
宮古空港~ホテル:シャトルバス(ホテル行シャトルバス受付カウンター 受付時間:10:00~17:30)、みやこ下地島空港~ホテル:有料エアポートライナー

 

 

取材・文/柿沼曜子 撮影/田辺エリ

 

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