京都の個性派本屋さん&ブックカフェ10選

京都の個性派本屋さん&ブックカフェ10選

提供:ことりっぷ

 

古くからの歴史があり、学生街でもある京都。書架を見ているだけでもわくわくする個性的な本屋さんや、ゆっくり過ごせるブックカフェが多く点在しています。今回は、楽しいイベントを開催している本屋さんや、コーヒーやフードも楽しめるブックカフェや本屋隣接のカフェなど、本を身近に感じられる京都のお店をご紹介します。

 

『はらぺこあおむし』のメニューも。絵本カフェ「めばえ」

『はらぺこあおむし』のメニューも。絵本カフェ「めばえ」 「はらぺこのクロックムッシュプレート」(830円)。米粉を使ったマフィンなどカフェメニューも充実

京都・北大路の大徳寺のほど近くにある「絵本カフェ Mébaé(めばえ)」。地域に根差した本のセレクトが評判の書店「ふたば書房」が手がけています。町家を改装した店内には、およそ600タイトルもの多彩な絵本がそろい、「昔話」、「別れ」、「ともだち」などのテーマ別に並んでいます。

 

ランチのおすすめは 「はらぺこのクロックムッシュプレート」。絵本の名作『はらぺこあおむし』をモチーフにした飾りがちょこんと添えられ、目でも楽しませてくれますよ。

 

うっとりと眺めていたくなる本がそろう「誠光社」

うっとりと眺めていたくなる本がそろう「誠光社」 店内にはポストカードや紙小物など、本にまつわる雑貨が並ぶ一角も

神宮丸太町駅から京都御所方面に徒歩5分ほど。「誠光社」は、左京区の人気書店「恵文社 一乗寺店」で長年店長を務めた堀部さんが立ち上げた、ちいさな本屋さん。個性ある品揃えと、わざわざ訪れたくなるような本の見せ方で人気を集めています。

 

本は、装丁のデザインや美しい写真に目を引かれるものなど、嗜好品として楽しめるものを中心にセレクト。手元に置きたくなる一冊に出会えますよ。

 

新旧が融合した空間がすてき♪「京都モダンテラス」

新旧が融合した空間がすてき♪「京都モダンテラス」 モダニズム建築を生かしながら、地元の新進クリエイターの作品も取り入れた空間

岡崎エリアで長年、文化活動の舞台となっていた「京都会館」をリニューアルオープンした「ロームシアター京都」。そこに入っている「京都モダンテラス」では、1960年に前川國男氏が設計した旧施設の面影を残した空間で、本を手にしながら食事やお茶を楽しめます。

 

本のセレクトは階下にある「京都岡崎 蔦屋書店」。京都の伝統や芸術に関するものも充実し、気に入ったものがあれば書店で購入することもできます。

 

猫の本が充実「ことばのはおと」

猫の本が充実「ことばのはおと」 「にゃんこパフェ」は13時からのメニュー。一組で2個まで、一日20個限定

人気のブックカフェ「古書と茶房 ことばのはおと」は、地下鉄烏丸線の鞍馬口駅をでて、堀川通りから一本入った場所にあります。

 

お店の看板メニューは、「にゃんこパフェ」。丸く盛ったアイスに猫の表情が描かれたパフェが運ばれてくると、あまりの愛らしさに歓声を上げてしまいます。そうめんでひげを、チョコレートで肉球を表現した、とても手が込んだデザートです。100冊以上ある、猫にまつわる“猫本”にも手を伸ばしてみて。

 

嵐山の隠れ家カフェ「コトリンコ」

嵐山の隠れ家カフェ「コトリンコ」

桂川の左岸、嵐山東公園近くにある一軒家カフェ「COTORINCO(コトリンコ)」。住宅街にありながらも緑や花に囲まれているお店です。靴を脱いで上がる店内と開放的なテラス席どちらも、季節や時間帯により小鳥の声も聞こえてくるほど心地よさがあります。店主がセレクトした本もたくさん置いてあって、一人で訪れでもゆっくりできそうです。

 

フードメニューには、サラダ付きのスパイスチキンカレーと本日のパスタにもう一つ、自家製パンを使うサンドイッチがあり、これが評判です。パンは、北海道産小麦を使い、国産天然はちみつを少し入れてお店で焼き上げるカンパーニュ。噛めば噛むほど小麦の旨味を感じる素朴な味わいがクセになります。

 

老舗の抹茶を使ったケーキが人気/西陣「Cafe 1001」

老舗の抹茶を使ったケーキが人気/西陣「Cafe 1001」 数あるチョコミントメニューのひとつ「チョコミントパフェ」(1200円)

築約150年の町屋を改装した、西陣の「Cafe 1001(カフェいちまるまるいち)」。老舗「一保堂茶舗」の抹茶を使ったケーキ、「西陣ザッハトルテ」のほか、季節ごとに変わるデザートメニューも楽しみのひとつです。

 

夏季限定で登場するチョコミントのスイーツにも注目ですよ。

 

リゾート気分でリラックス「Cafe Bibliotic Hello!」

リゾート気分でリラックス「Cafe Bibliotic Hello!」

「京都市役所前」から徒歩で約6分、大きなバナナの木が目印の「Cafe Bibliotic Hello!(カフェビブリオテックハロー)」は、築100年以上の町家を活かしたお店。1階がカフェとベーカリー、2階がギャラリーというつくりで、壁一面の大きな本棚にはアートブックやデザインの大型本も充実しています。

 

有機や無農薬の素材を使い、手間をかけた料理やスイーツなどが充実しているカフェメニューも魅力。ゆったり過ごしたいときにぜひどうぞ。

 

呑める本屋「レボリューションブックス」

呑める本屋「レボリューションブックス」 「コーヒー」は、京都・元田中にある焙煎所「ウィークエンダーズ」の豆を使用

本も読みたい、コーヒーも飲みたい。できれば、お酒も…。そんなときに行きたいのが、阪急河原町駅から歩いておよそ5分、西木屋町通沿いにある「レボリューションブックス」。食に関する本を専門に扱い、書架には約800冊の本が並んでいます。レシピ集や食を題材にした小説に絵本など、多彩な切り口でセレクト。飲食スペースに購入を決めた本を持ち込んで、コーヒーやお酒を片手にくつろげます。普段本をあまり読まない人でも、気負いなく楽しめる“呑める本屋”ですよ。

 

隣の書店で買った本を片手にゆっくりカフェ時間「スロウページ」

隣の書店で買った本を片手にゆっくりカフェ時間「スロウページ」

京都御苑の中立売御門から歩いて15分ほど。堀川通りに面した堀川新文化ビルヂングの1階にある「Slow Page(スロウページ)」。ナチュラルなテーブルとイスに、人工的なコンクリートの壁が共存するおしゃれな空間には自家焙煎コーヒーの香りが漂い、隣接する書店で購入した本を片手に、ゆったり過ごす人も多いといいます。

 

小腹がすいたら、ホットサンドやカレーやパスタなどのランチを。なかでもおすすめは、自家製ボロネーゼパスタです。あらびき牛肉ミンチをシナモンやナツメグなどたっぷりのスパイスを使って仕上げた自家製ミートソースは癖になる味です。

 

京都駅まで9分。滋賀県・大津駅の複合施設「ザ・カレンダー」

京都駅まで9分。滋賀県・大津駅の複合施設「ザ・カレンダー」

JR大津駅の複合施設「THE CALENDAR(ザ・カレンダー)」。京都駅から大津駅までは9分、京都観光のついでに足を延ばしやすいエリアです。カフェ使いもできるレストランやブックカフェを併設。本を自由に手に取って読むことができ、もちろん気に入ったものは購入も可能です。

 

レストランでは、モーニングからディナーまで時間ごとに多彩なメニューをラインナップ。ランチタイムには、日替わりメニューを盛り合わせる「ザ・カレンダーボードランチ」がおすすめです。


いかがでしたか?
今回は過去に紹介した記事から、覚えておくと便利な京都の個性派本屋さん&ブックカフェをまとめてご紹介しました。
メニューや営業時間、定休日などの情報は、各店舗に確認してからおでかけしてくださいね。

 

 

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