長崎、といえば函館、神戸と並んで日本三大夜景に選ばれている街だが、長崎の夜景とともに着々と進化を遂げる長崎のクリスマス文化。元々世界遺産暫定リストに教会群が掲載されるなど、キリスト文化が色濃く残る長崎で大切な人と共に過ごしてみては？今回はザ・ながさきが総力を挙げて編集したクリスマス特集を少しだけご紹介。

　まず、本誌が自信を持ってご紹介するのは、NHKの大河ドラマ『龍馬伝』でおなじみ、グラバーさんのグラバー園。毎年趣向を凝らしたイルミネーションで観光客のみならず地元民にも大絶賛されるスポットだが、今年はイルミネーションに加え、ハートキャンドルコンサート、前述の龍馬伝にちなんだ企画展示（日本近代化と英国商人）も行われるとあって、例年以上の盛り上がりを期待させてくれるイベントも目白押しだ。

　更に忘れてはいけないのが、大切な人をおもてなしするお料理。有名人ご用達のあのホテル、レストランのクリスマスディナーも抜かりなくご紹介するザ・ながさき。
イルミネーション、夜景を見た後は、美味しい料理で楽しく盛り上がりたいもの。
本誌を読んで、いつもと違う特別な夜を楽しんで。

　西海市が誇る高級食材、「さきとの伊勢海老」「大瀬戸のアラ」「大村湾のうず潮カキ」「西海ポーク」を使い、直径2mの大鍋でその旨みを堪能しようというおまつりが西海市にて11月28日（日）に初開催される。

　これだけの素材が揃うというだけでも大事件だが、嬉しいことに西海市の姉妹都市である北海道広尾町から「毛ガニ」の参入まで決定したというから驚き。
しかも鍋のプロデュースは日本を代表する料理人・上柿元勝氏が担当。常に素材と向き合い、絶妙な味を引き出す上柿元氏だけに、西海市を象徴する『王者』の味が誕生すること請け合いのイベントだ。

　気になる鍋のお値段は、これだけの高級食材をふんだんに使っているにも関わらず、1杯200円だというからもう声も出ない。当日は5,000人分が用意される予定だが、それでもかなりの競争率になることは必至のこのイベント。会場内では西海市の和牛や農産物の販売や軽トラ市も開催され、西海市の食の魅力にどっぷり浸かれる1日になるだろう。
近場はもちろん、遠方からでも訪れる価値大アリのこのイベント。食欲の秋、と鍋の冬のどちらも感じる季節になった今、参加しない理由はないはずだ。