「雲仙市」とひとくちに言っても、実際にはかな〜り広いんです。そこで、愛野や国見町などの新・雲仙市エリアと、小浜や雲仙温泉街の小浜町エリアに分けてご紹介します。まず小浜はなんといっても日本一長い足湯ほっとふっと105。まるで小川のように小浜の街を横切るその姿、105mで温度は105℃。腰かけ足湯から凸凹のあるウォーキング足湯、ペット足湯まであるからすごい。持ち込みOKのセルフの蒸し窯もあるから、卵や野菜を持ち込んじゃって。

そのほか、ラブリーに生まれ変わった島原鉄道の愛野駅や雲仙産のチーズや牛乳をたっぷり使った美味しいプリンやじゃがいもパイが自慢の「CAKE HOUSE　HONDA」、牧場直営で新鮮なお肉がびっくりプライスの「肉のとみなが」など、買い物の楽しみもいっぱい。窯焼きピザを海を臨むテラスでいただける「海の駅　富津」や、手びき和牛１００％のハンバーグが美味しいレストラン、普賢岳が女性の顔に見える写真のある噂のパワースポット（カップルが結ばれるご利益があるらしい……！）など、エリア内の見逃せない情報がてんこ盛り。レトロな街並みを再現した雲仙温泉街など、新しい動きもしっかりフォローしています。

常に動きのあるこのエリア、せっかくだったら、最新の情報でいいお店、新しい施設をくまなく訪ねてほしいですね。

雲仙までは行ったことあるけど、その先はねぇ……という人が案外多いようです。しかし、それはあまりにももったいない。南向きのなだらかな斜面が続く南島原エリアは、農業がさかんで大自然に育まれた魅力的な場所がたくさんあるのです。そこでGW期間中の見逃せないイベントをいくつかご紹介しています。

例えば道の駅・みずなし本陣ふかえでは、「南島原よかもん市」と題し、地元の海産物や農産物がどっさり並ぶイベントを企画しています。パパイヤメロンに伊勢海老、そうめんなどの販売ほか、マイ箸づくり体験などもあり。また、造り酒屋や味噌蔵などが多く点在する有家は、「ありえ蔵めぐり」ですっかりおなじみ。

今回はＧＷ限定スペシャルとして、この蔵めぐりに豪華お弁当とお土産福袋やいろいろなサービスを付けたツアープラン「徳えびす・さるく編」を募集している。こちらは5/3,4,5の3日間限定。瑞穂のモーモーフェスティバルや潮干狩り情報など、子どもも楽しめる恒例イベントなど、とにかく端から端までぎっしり詰まった今回の特集。それにしても島原半島って、ほんとに豊かですねぇ……。1冊あれば、GWが済んでからでも、またおでかけに使いたくなる、そんな特集に仕上がりました。