高松のおすすめ観光スポット22選！定番から穴場、グルメまで

3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭2019」の会場の一部にもなっている香川・高松。「楽天トラベル」高松担当者が、ぜひ訪れてほしいおすすめ観光スポットを厳選！

定番から、地元だからこそ知っている穴場のおしゃれ観光地、子連れにおすすめのスポット、雨の日でも楽しめる名所、うどんだけじゃない人気の地元グルメまで網羅します。

東京ドーム3.5個分の広さを誇り、三大名園にも引けを取らないと言われる回遊式庭園。国の特別名勝に指定されており、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では最高評価の三ツ星を獲得しています。

庭園内には6つの池と13の築山、数寄屋造りの「掬月亭（きくげつてい）」などがあり、絵画のような美しい景観を楽しめます。日の出から開園しているので、朝から訪れて、「花園亭」でお庭の景観とともに朝粥（要予約、1,300円～）をいただくのもおすすめです。

また、松をはじめ、桜や梅、菖蒲、睡蓮、紅葉など、季節ごとの植物も見どころ。訪れるたびに新しい景色に出会えます。

屋根のような形が特徴の溶岩台地「屋島」は、国の天然記念物に指定されています。

瀬戸内の美しい光景を望む「屋島三大展望」や、四国霊場第84番札所の「屋島寺（やしまじ）」、約200種2,000点の生き物が棲む山上水族館「新屋島水族館」、四国の古民家を移築復原した野外博物館「四国村」など見どころ多数。

これらのスポットは、山頂に続く約3.7kmの「屋島スカイウェイ」（旧・屋島ドライブウェイ）上にあるので、ドライブにぴったり。ちなみに、「島」と付くものの、現在は陸続きになっています。

「屋島スカイウェイ」の入り口にある「四国村」は、四国各地から移築復原した古民家や歴史的建造物が見られる野外博物館で、江戸～大正時代の人々の生活をうかがうことができます。

建築家・安藤忠雄が設計した建物に、ピカソやルノワールらの絵画や彫刻作品を展示する「四国村ギャラリー」、神戸の異人館を移築した「ティールーム 異人館」、徳島・祖谷（いや）の吊橋「かずら橋」を再現したものなど、古民家以外の見どころも満載！

また、地元の人にも人気の老舗讃岐うどん店「うどんのわら家」もあるので、こちらで高松グルメを楽しむのもおすすめです。

「瀬戸内国際芸術祭2019」の会場のひとつである「女木島（めぎじま）」。別名「鬼ヶ島」と呼ばれ、桃太郎伝説で鬼のすみかだったとされる「鬼ヶ島大洞窟」があるなど、島内いたるところに鬼が。

また、防波堤に約300羽のカモメの風見鶏が並ぶ「カモメの駐車場」など、アート作品も楽しめます。

「女木島」から約1kmのところに浮かぶ「男木島（おぎじま）」もアートな島として見逃せません。

港に着くとさっそく目にとまる、白いアーティスティックな屋根の「男木交流館」や、カラフルな壁画の「男木島 路地壁画プロジェクト wallalley」などが見どころ。壁画はSNS映えスポットとしても人気です。

「サンポート高松」は、高松駅と高松港を中心にホテルやレストラン、公園などが並び、高松観光の拠点となるエリア。四国最大の高層タワー「高松シンボルタワー」や、世界初のガラス灯台・通称「せとしるべ」などがあります。

「高松シンボルタワー」に隣接する屋外広場では、アート作品の展示やステージイベントなど、さまざまな催しを開催。屋上広場のウッドデッキからは、高松の街並みや瀬戸内海を一望できます。子どもから大人まで楽しめるスポットです。

20世紀を代表する彫刻家、イサム・ノグチは晩年の25年間を高松・牟礼町で暮らしていました。高松にはそのアトリエを庭園美術館として公開した施設があります。

アトリエをはじめ、約150点もの作品を見ることができ、生前の雰囲気・環境を感じられます。ガイドツアー形式で回るため、はじめて作品に触れる人でも安心。見学には、10日前までに往復はがきによる申し込みが必要です。

ガラス張りのモダンでスタイリッシュな外観が特徴の日帰り温泉施設「仏生山（ぶっしょうざん）温泉 天平湯」。広々とした大浴場や露天風呂があり、檜とヒバで造られた露天風呂もまたおしゃれ！

泉質は「美人の湯」とも言われるナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉で、大浴場・露天風呂のどちらでも源泉かけ流しの湯が楽しめます。

また、施設内ではかき氷やお土産なども販売していて、これもかわいいのでぜひチェックを。

高松港から歩いて10分ほどのところにある。倉庫を改装したレトロでおしゃれな商業施設「北浜アリー」。雑貨店やカフェ、ギャラリーなど個性的なショップが軒を連ねます。

お茶をするなら、「楽天トラベル」高松担当者イチオシのカフェ「umie」へ。ヴィンテージな雰囲気のおしゃれな店内で、こだわりのコーヒーをいただけます。シチューやカレー、スイーツ、アルコール、さらにモーニングメニューもあるので、朝から夜まで1日中使えます。

もう1つ、高松担当者のイチオシは、子ども服のセレクトショップ「Peeka Booyah（ピーカブーヤ）」。かわいい子ども服がそろうので、小さなお子さんのママ・パパは要チェックです。

水族館としては珍しい山上にある「新屋島水族館」。大小約80の水槽に約200種2,000点の生き物たちが暮らしています。中には、日本では6頭しか飼育されていない珍しいアメリカマナティも！

透明ボートに乗ってイルカとふれあえるイベントや、ペンギンが館内を自由に散歩する姿を楽しめるイベントなど、見どころ満載。雨の日の観光にも、お子さんとのお出かけにもおすすめです。

本場讃岐うどんの手打ち体験ができる「中野うどん学校」。うどんティーチャーズ（講師）と共に、粉を練るところから茹でて食べるところまでを約60分で行います。自分で打ったうどんは格別！

天ぷらや幕の内、ちらし寿司など、自作うどんと一緒にいただけるメニューも用意されています。香川旅行の記念に、手打ち讃岐うどんを楽しみませんか？

チタン製の球体が特徴的な外観の「たかまつミライエ」内にある「高松市こども未来館｣。幼児向けのプログラムもあるプラネタリウムや、幼児向けのみんなのひろば、ナウマンゾウの骨格標本模型・昆虫の標本・はく製などを展示する科学体験ゾーンもあるので、赤ちゃんから大人まで天候を気にせず、のんびりと過ごせます。

「さぬきこどもの国」は、高松空港に隣接する大型児童館で、飛行機の離発着が見えるので乗り物好きのお子さんは大喜び！施設内には、全日空で使われていたYS-11型航空機や、琴電の車両の展示、イサム・ノグチがデザインした遊具があり、変わり種自転車にも乗れるなど、さまざまな体験施設で遊べます。

また、施設内のプラネタリウムには、小さなお子さん連れでもゆったり座れる「親子シート」や、寝転がって眺める「寝転びシート」などがあり、幅広い世代が楽しめる設計になっています。プラネタリウムや屋内の児童館は雨の日でも心配無用です。

「さぬき空港公園」も高松空港に隣接する広大な公園で、飛行機が見えるのはもちろん、グラススキーやソリなどができ、芝生広場や池、遊具などもあって、子どもも大人も楽しめます。春の桜、秋の紅葉など四季折々の植物も見ものです。

讃岐山脈の豊かな自然に囲まれた「しおのえふじかわ牧場」では、動物たちとのふれあい体験、モッツアレラチーズ作りやバター作り体験、石窯で焼くピザ作り体験などを楽しめます。（体験は要予約）

ここでぜひ食べたいのが、ミネラル豊富な湧水を飲んで育った牛の新鮮なミルクで作られたソフトクリーム。ランチにはバーベキュー（土日祝限定）も見逃せません。

香川県丸亀市発祥の「骨付鳥」は、讃岐うどんに隠れた香川の名物グルメ。骨付きの鶏もも肉を丸ごと1本使った豪快な料理で、スパイスで味付けしてオーブンなどで焼くことで、パリッとした皮の食感とジューシーな肉汁を堪能できます。

60年以上前から骨付鳥を提供する「一鶴（いっかく）」は、香川県民で知らない人はいないほど。高松市内に3店舗ありますが、どこも行列ができるほどの人気です。メニューは、おやどり（1,008円）、ひなどり（894円）などがあります。

【現地スタッフおすすめコメント】
香川ではクリスマスのチキンも「一鶴」という家庭も多く、クリスマスには店外のテントで特別販売するほど香川県民に人気です！

香川グルメで讃岐うどんはやっぱりはずせません！「さか枝」は、自分で麺を温め、天ぷらやトッピングをのせて、タンクからだしを注ぐというセルフスタイルが特徴で、県内外問わず毎日多くの人で賑わっています。

【現地スタッフおすすめコメント】
他にもたくさんうどん屋はありますが、自分で麺を温めてだしを注ぐセルフスタイルが人気です。

県庁近くの本店は、残念ながら2019年5月末で一時休業し、秋頃にリニューアルオープン予定。高松市内には系列店が3店舗（南新町店、春日店、仏生山店）あるので、休業中はこちらへ。

讃岐の郷土料理のひとつで、白味噌の味噌汁に具材とあん入りの丸餅を入れたもの。香川ではお正月におせちと一緒にいただく定番の郷土料理です。意外にも白味噌とあんこの相性は◎！

【現地スタッフおすすめコメント】
1年を通してあんもち雑煮を提供するお店もあり、「甘味茶屋 ぶどうの木」や「桃太郎茶屋」がおすすめ。ぜひ一度食べてみてください！

いちご大福をはじめ、パイナップルやみかん、ぶどう、柿、いちじくなど、旬の果実が入ったフルーツ大福で人気の和菓子店「たから」。あまりの人気ぶりに、平日でも客足が途絶えず、店内はいつも混み合っています。

フルーツ大福のほか、讃岐特産の和三盆を使った「和三盆プリン」も人気。イートインスペースもあり、その場で食べることもできます。

【現地スタッフおすすめコメント】
夏限定のみつ豆、かき氷も人気です！

1978年創業、香川で人気の洋菓子店「ルーヴ」。地元・香川産の卵やイチゴ、和三盆糖、讃岐ブランド米「おいでまい」の米粉など、使用している食材の多くが県内産というこだわり。

一番人気は、数々の賞を受賞しているロールケーキ「和三盆手巻」（1,500円）。和三盆糖と米粉を使っているので、上品な甘さともっちりふわふわの食感が口の中に広がります。

【現地スタッフおすすめコメント】
和三盆のロールケーキが手土産として人気ですが、和三盆のクッキーもおすすめです。

「道の駅 源平の里 むれ」内にあるセルフ方式の海鮮食堂。瀬戸内海で獲れた新鮮な魚介や食材を、地元のお母さんたちが調理して提供しています。

一番人気は「ハマチのづけ丼」（599円～/税込）。特製のタレをからめたハマチの切り身がたっぷりのった丼は絶品！他にも、ボリュームたっぷりの天丼や海鮮ソースかつ丼、たこ飯などがいただけます。

【現地スタッフおすすめコメント】
香川のブランド魚「オリーブハマチ」を使った「ハマチのづけ丼」はおいしくて人気！（「オリーブハマチ」は秋・冬の季節限定です。）

毎月第1日曜日に「サンポート高松」で開催されるファーマーズマーケット。香川で獲れた新鮮な食材や、地元の食材で作ったスイーツ・加工品などがそろいます。生産者からおいしい食べ方などを教えてもらえるのもうれしいポイントです。

【現地スタッフおすすめコメント】
高松駅から近く、観光途中の食べ歩きも楽しめます。