![「ホテルニューオータニ」直営レストランが開発した、サステナブルフードを使ったオリジナルメニューが味わえます](/mytrip/sites/mytrip/files/styles/main_image/public/2023-01/news-202301-newotani-key.jpg?itok=TrsK1ite)
SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを推進している東京都千代田区の「ホテルニューオータニ」では、食料の安定供給や環境負荷の軽減への解決策として館内の直営レストランで、植物性代替食品を使用したオリジナルメニューの開発・提供しています。業界に先駆けて循環型社会の実現などを推進してきた同ホテルが、「美味・環境・健康」に配慮した次世代グルメを提案します。
「サステナブルxラグジュアリー」な次世代グルメ
![1999年5月に館内にコンプストプラントを導入](/mytrip/sites/mytrip/files/styles/1cal_image/public/2023-01/news-202301-newotani-01.jpg?itok=LVmrsGYA)
「ホテルニューオータニ」は、1999年5月から館内にコンポストプラントを導入しています。1日約5トンの生ゴミを有機堆肥に変えて再利用し、食品ロスを実質ゼロに抑えてきたほか、おいしく、環境にもやさしく、健康的なメニューの開発など、「SDGs」という言葉が普及する前から環境に配慮した取り組みを行ってきました。
現在、同ホテルが「食のSDGs」として行っている取り組みが、植物性代替食品を使用した「サステナブルxラグジュアリー」メニューの提供です。館内の直営レストランにおいて、大豆成分から植物性たんぱく質を抽出し、肉に見立てた「大豆ミート」や、黄えんどう豆から製造した「ゼンブヌードル」などを使用したメニューを味わうことができます。
植物性代替食品を使用した多彩なオリジナルメニュー
![炒めた野菜から出た出汁とトマトでじっくり煮込んだイタリア風料理「大豆ミートのトリッパ風 トマト煮込み」](/mytrip/sites/mytrip/files/styles/1cal_image/public/2023-01/news-202301-newotani-02.jpg?itok=k8HrqaNC)
今回のサステナブルメニューに取り入れている食材のひとつ「大豆ミート」を使ったメニューを提供するのが、ホテルの最上階、地上144mの高さから東京を一望できるビュッフェダイニング「タワーレストラン」。
同レストランが提供している「大豆ミートのトリッパ風 トマト煮込み」では、トリッパ(牛の胃袋)の代わりに「プライムソイミート」を使用。「プライムソイミート」とは、不二製油株式会社が開発した肉のような繊維感や噛み応えと、口どけの両方を実現した新タイプの大豆ミートのことで、2022年に「日経優秀製品・サービス賞 」で最優秀賞を受賞した製品です。
![パティに大豆ミートを使用した「SATSUKI新東京バーガー」](/mytrip/sites/mytrip/files/styles/1cal_image/public/2023-01/news-202301-newotani-03.jpg?itok=Knj04BSi)
また、コーヒーショップ「SATSUKI」でも、大豆ミートのパティを使った「SATSUKI新東京バーガー」(3,900円)を考案。ハンバーガーにぴったりな、肉々しい食感を再現した大豆ミートのパティにデミソースを絡め、館内で焼き上げた特製のバンズで挟んでいます。ボリューム感はそのままに、健康に配慮された一品です。
![黄えんどう豆100%使用の「ゼンブヌードル」を使った「ひよこ豆と大豆ミートのキーマカレー豆麺」](/mytrip/sites/mytrip/files/styles/1cal_image/public/2023-01/news-202301-newotani-04.jpg?itok=iGcXYeoA)
もうひとつの食材が、ミツカングループの株式会社ZENB JAPAN(ゼンブジャパン)が販売している「ゼンブヌードル」です。黄えんどう豆から作る麺で、通常では廃棄する部分も捨てずにすべて使用します。環境負荷や食品ロスを減らすだけでなく、素材そのものの栄養素を引き出す製品です。
「タワーレストラン」では、「ひよこ豆と大豆ミートのキーマカレー豆麺」にゼンブヌードルを採用。低カロリーながら栄養価の高い「ひよこ豆」と、粗目のひき肉に見立てた「大豆ミート」を使ったキーマカレーソースをゼンブヌードルと絡めた健康的な一品です。そのほか、ナポリタンにも使用しています。
![カニ、オマール海老、アワビなどの魚介類が入った「ゼンブ海鮮焼きそば旨塩」](/mytrip/sites/mytrip/files/styles/1cal_image/public/2023-01/news-202301-newotani-05.jpg?itok=aWBNUxQw)
また、「SATSUKI」では豪華な魚介類を使った「ゼンブ海鮮焼きそば旨塩」(4,800円)や、スパゲティの定番「ゼンブ新下町ボロネーゼ」(3,400円)に、日本料理「KATO'S DINING & BAR」では「和牛網焼きベジ白湯スッパ冷麺」(6,000円)に、中国料理「大観苑」では「ピリ辛豆乳スープそば」(4,200円)、「オマール海老ラビオリ麺」(8,000円)、「鳥取和牛黒味噌焼きそば」(6,000円)にゼンブヌードルを使用しています。
そのほか、スイーツにも豆乳や大豆由来の植物性バターを取り入れたメニューを展開。好みのメニューで「食のSDGs」に取り組むことができます。SDGs先進ホテルが提案する、植物性代替食品を使用した「サステナブルxラグジュアリー」メニューをこの機会に味わってみてはいかがでしょうか。
ホテルニューオータニ
- 住所
- 東京都千代田区紀尾井町4-1
- 総客室数
- 全1,390室
- アクセス
- 【車】「東京」駅(丸の内中央口)から約15分
【電車】東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附」駅から徒歩約3分、半蔵門線・南北線「永田町」駅から徒歩約3分、有楽町線「麹町」駅から徒歩約6分、JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷」駅から徒歩約8分