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INAXライブミュージアム

ふるさと割

INAXライブミュージアム 歴史的な建物とモダンなミュージアムと元気な子供たち。そして爽やかな風。

INAXライブミュージアム
触れて、感じて、学んで、遊ぶ

土、水、火。これがやきものにとって必要な要素。
では、それだけで、生まれ、育まれたのか?
いえ、そこには、人が生きるための本能や、
くらしを豊かにしたいという渇望があって、
技術、素材への挑戦があって…
やきものの歴史は、その時代を生きていた人々の
夢やくらしを映し出すものといえます。
浴室、キッチン、トイレなどの分野で日本を代表する
ブランドであるINAX(現在はLIXIL)。
創業の地である常滑で、やきものを通して、自然や
人の営み、ものづくりの心を伝える場所を提供しています。
施設は「窯のある広場・資料館」「世界のタイル博物館」
「陶楽工房」「土・どろんこ館」「ものづくり工房」
「建築陶器のはじまり館」の6館があり、
爽やかな空気の中に、やきもののイメージとはまた違った、
美しい建物が並んでいます。

INAXライブミュージアム 実際に使われていた大窯。椅子に座ってゆっくりと空気を感じて。

資料館、博物館といってもお堅いものではありません。
敷地に入ったときに目に入るのは、緑の広場を、
笑顔で駆け回る子供たちの姿。
その後ろに見えるのは、登録有形文化財でもある
大正10年に築かれた大煙突と、大きな窯を抱く、
古きよき漆黒の建物。横に近代的なミュージアム。
その鮮やかで心落ち着くコントラストの中、
きらめく太陽と海風。早くも時間を忘れそうです。
漆黒の建物に入ると、日本の近代化を支え、
常滑のやきものの歴史を紡いできた土管の展示が。
これに賭けてきた常滑の男たちの気概をひしひしと感じます。
一転、近代的な「世界のタイル博物館」では、
紀元前の原始的なものから、驚愕の古代文明、
地中海の美しき青、中東・中国で描かれた物語、
世界と密接につながっていた17世紀~18世紀のオランダ、
ビクトリアから現代へと続く
タイルの歴史を見ることができます。
生活用品でもあり、歴史を経て芸術にも昇華した
タイルに込められた、その時代の人の思いに触れるのは、
実に新鮮な体験です。

INAXライブミュージアム どろだんごが手の中で宝石のように輝き始める、不思議な体験。

体験といえばユニークなのが「土・どろんこ館」。
やきものの原料である土の温かさや気持ちよさを感じられる
雰囲気とアクティビティが楽しめます。
人気企画は、光るどろだんごづくり。
土を触って磨き、削り、丸めながら、思い思いの彩色をして
自分だけの作品にしていきます。
家族、カップル、女友達どうしなどさまざまなグループが、
美しく変化していく土に歓声を上げ、笑顔が広がります。
県外からドライブしてきたカップルの男性に話を聞くと、
「土を触るって大人になったらほとんどしませんよね。
でも、それじゃいけないような気がしてきました」との感想。
便利になった世の中だからこそ知っておきたい土のぬくもり。
そして、この土をやきものにし、
文明や、産業を切り開いてきた先人たちの知恵。
大人であるからこそ、そして、愛知のやきものを、
見てきたからこそ感じる発見が、
土に触れ、丸めていくという、ある種、原始的な行為から
浮かび上がってくるようです。
童心に還るもよし、大人ならではの上質を見つけるもよし。
やきものとものづくりの世界を思うがまま、楽しんでみてください。

INAXライブミュージアム

INAXライブミュージアム

常滑市奥栄町1-130
名鉄常滑線「常滑」駅、または中部国際空港より、知多バス「知多半田」行き「INAXライブミュージアム」下車徒歩2分。
名鉄常滑線「常滑」駅下車、車6分。
開館時間:10:00から17:00(入館は16:30まで)
閉館日:毎週水曜日(祝日は開館)、年末年始

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