北海道「新千歳空港」には、銘菓や海産物、酪農産品が揃い、まさに食のデパート！ 千秋庵「生ノースマン」や山中牧場の「プレミアムバター」など、おすすめのおいしいお土産だけを厳選してご紹介します。
公開日: 2024/10/22
北海道小樽市の歴史的建造物「旧小樽倉庫」に、北海道のお土産として人気の地元洋菓子店「ルタオ」が、2024年10月11日に新店舗をオープン。
店内にはルタオ初となるバーが併設されたほか、観光客や地元住民が気軽にくつろげるフリースペースも設置されています。
明治〜大正の建築技術を今に伝える歴史的建造物「旧小樽倉庫」
明治27（1894）年、港に隣接する場所に建造された旧小樽倉庫。かつては輸出入貨物の一時保管場所として活用され、国際貿易で栄えた当時の小樽をうかがい知ることができる貴重な建物です。
現在は小樽市の歴史的建造物に指定され、「運河プラザ」の名で地元住民の憩いの場として親しまれています。
建物の特徴でもある「木骨石造」は、木の骨組みと石の外壁を組み合わせることで耐久性と柔軟性を両立させ、火災に対する耐性や耐震性を備えた建築様式。その無骨で堅牢な外壁からは、明治〜大正時代における日本の高度な設計技術の一端を垣間見ることができます。
今回完成した「ルタオ運河プラザ店」は旧小樽倉庫の南側部分、1番庫〜3番庫にオープン（3番庫は2025年春にカフェ・レストランスペースとして開業予定）。レトロな石造りの雰囲気を内装デザインに生かし、施設内には観光客や地元住民が自由に使えるフリースペースも設けられています。
限定テイクアウトメニューが盛りだくさん！ ルタオ初のバーも
1番庫にはテイクアウトコーナーと、ルタオ初となるバーが開業。店内にはここでしか買えない限定メニューが数多く用意されています。
とろけるバスクケーキをシュー生地で包んだ「オタルタ（otaruta）」は、北海道産マスカルポーネチーズとクリームチーズにバニラを加えたアパレイユと、サクッとしたシュー生地の食感がクセになるワンハンドスイーツ。小樽散策のお供にもよし、また帰宅後に再度焼き上げて味わうのもおすすめです。
メニューには地元のフルーツを使ったぜいたくなパルフェフロマージュも。濃厚でコクのあるジャージーミルクソフトクリームをベースに、北海道産のハスカップ、イチゴの果肉やソースがふんだんにトッピングされているほか、上にはルタオの定番商品「ドゥーブルフロマージュ」も載せられています。
そして、小樽のナイトタイムを楽しんでもらうおうと設けられたバーでは、ルタオらしさが詰まった限定パルフェとカクテルのペアリングを楽しめます。
ベリーづくしの見た目が美しい「ベリーバニーユ」は、濃厚なバニラアイスにイチゴのコンポートをマーブル状に合わせた「グラスフレーズバニーユ」と、華やかな甘みと酸味がひろがる「苺とフランボワーズのソルベ」を使用。お好みで余市産のフランボワーズを使ったリキュールをかけることで、より深みのある味わいへと変化します。
「ジャージー＆ピスターシュ」は、アイスやカスタード、メレンゲ、シュトロイゼル、刻みなどさまざまなところにピスタチオを使用した、風味豊かな一品。コク深いジャージーミルクとピスタチオが調和したぜいたくな味わいが楽しめます。
「ティラミスショコラ」は、深みのある「グラスショコラカフェオレ」や、ふくよかなミルク感の「グラスジャージー」を使用。トップには渋皮栗、下層にはナシがさりげなくあしらわれていて、秋の深まりを感じられるメニューです。
バーやテイクアウトコーナーはいずれも22:00まで営業しているので、1日の旅の終わりに、時間を気にせずゆったりと見て回ることができます。
オープン記念スイーツや先行販売商品もラインナップ
物販スペースとして生まれ変わった2番庫では、ルタオの人気商品をはじめ、限定スイーツや先行販売商品など幅広いラインナップが展開されています。
なかでも現在はオープン記念として、北海道産の発酵バターを使ったパイでイチゴクリームをサンドした「カダンス ストロベリー」が販売されています。クリームには小さくカットしたイチゴをしのばせてあり、パイのサクサク感と甘酸っぱさとのコントラストが魅力的。北海道土産としても喜ばれそうです。
こちらは先行販売の期間限定フレーバー「抹茶ドゥーブル」。宇治抹茶を加えたベイクドチーズと、レアチーズの2層からなるチーズケーキで、抹茶のさわやかな苦みとミルク感が口の中で絶妙に溶け合います。
また、過去にルタオ20周年記念として販売されたケーキ「ルコッタ」が復刻。「ルタオ＋リコッタ」が名前の由来という「ルコッタ」は、イタリア産リコッタを使ったクリームと、ミルキーでコクのあるカスタードクリームがオムレット生地で交互にサンドされた、ぜいたく感たっぷりの一品です。
物販スペースではこのほか、ドゥーブルフロマージュやショコラドゥーブルなど定番の冷凍ケーキをはじめ、各種チョコレート、ラングドシャ、焼き菓子、紅茶などが販売されていて、ルタオの魅力を存分に堪能できます。
小樽の歴史を感じられる建物内に誕生した、北の大地を代表するスイーツショップ「ルタオ運河プラザ店」。新たな小樽の観光スポットとして、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか？
小樽洋菓子舗ルタオ「ルタオ運河プラザ店」
- 住所
- 北海道小樽市色内2-1-20
- アクセス
- JR「小樽」駅より徒歩約11分
- 営業時間
- 【1番庫】テイクアウト 10:00〜22:00（L.O. 21:00）、バー 13:00～22:00（L.O. 21:00）※カクテル提供は18:00から
【2番庫（物販）】10:00〜18:00 - 定休日
- なし
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