山形県鶴岡市の「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(ショウナイホテル スイデンテラス)」が、2024年9月19日の開業6周年を機に「田んぼとお米のプロジェクト」を始動しました。田植えや稲刈りを通じて、庄内地方の魅力を発信するサステナブルな取り組みです。
米作りを体験し、秋には収穫されたお米が自宅に届く!
出羽三山から庄内平野を通って日本海へと流れ込む清らかな水に育まれた、山形県の庄内地方。「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」は、2018年9月に「地域の魅力をプロデュースし、日本の地方都市を世界からの目的地にする」というミッションを掲げて開業した宿泊施設です。地域とのつながりを深めて、今年4月に社名を変更し、ミッションを「地方資源を世界の観光市場とつなぐ」にアップデートしました。
同ホテルは2024年9月から新たに「田んぼとお米のプロジェクト」を始動。ホテルに滞在しながら、契約農家の田んぼで有機JAS認証を受けたブランド米「つや姫」作りを体験できます。さらに、秋には収穫された新米を自宅まで届けてもらえます。
米作りを教えてくれるのは、「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」が契約する農家の出羽弥兵衛株式会社です。有機栽培米と特別栽培米の生産で国内外から高い評価を受けており、同ホテルのレストランにも採用されています。朝食ブッフェでは、同社が丹精込めて育てた特別栽培米「つや姫」「雪若丸」と「つや姫玄米」を食べ比べが可能。そのおいしさや品質の高さがクチコミで伝わり、「朝食がおいしいホテル」としてその名を知られるようになりました。
なお、同ホテルではサステナブルチャレンジとして5項目を行動指針に設定。食や滞在を通して社会貢献するだけでなく、旅行者が庄内の人と関わって土地の魅力に触れる機会を作るなど、多角的な視点でSDGsの取り組みを進めています。
源泉かけ流しの温泉やセルフロウリュのサウナも併設
「晴耕雨読の時を過ごす 田んぼに浮かぶホテル」がコンセプトの同ホテルは、田んぼの中にぽっかり浮かんで建っているのが特徴。田園風景に溶け込んだ館内に入ると、木のぬくもりを感じる心地よい空間が広がっています。窓の外には田園風景があり、どこにいても水田を感じられるのも魅力です。
スパや、フィットネス、ワ―ケーション施設、バーなどの施設も充実しています。スパには、地下約1,200メートルからくみ上げた源泉かけ流しの天然温泉や、山や空の風景を一望できる露天風呂、セルフロウリュのサウナなどがあり、心身ともにリラックスできる空間です。
「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」で天然温泉とおいしい食事に癒やされながら、サステナブルな取り組みにも参加してみるのはいかがでしょうか。
SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE
- 住所
- 山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1
- 総客室数
- 119室
- アクセス
- 「庄内空港」より連絡バス「サイエンスパーク」下車すぐ/鶴岡駅よりタクシーで約5分