京都駅前にある高級ホテル「THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド京都)」で、伏見稲荷大社の非公開エリアを特別に見学できる宿泊者限定のアクティビティが始まりました。
国内外から観光客が絶えない由緒ある神社の奥深く、通常の参拝では立ち入れない厳かな空間で心洗われる体験を味わえます。
全国30,000社のお稲荷さんの総本宮「伏見稲荷大社」
伏見稲荷神社は、全国約30,000カ所に祀られているとされる「お稲荷さん」こと稲荷神社の総本宮。今から約1,300年前、平安遷都以前の和銅4(711)年に創建され、商売繁昌や五穀豊穣、家内安全、諸願成就などのご利益で知られます。
鮮やかな朱色の鳥居が並ぶ幻想的な「千本鳥居」や、稲荷大神の使いとされる狐の像、重要文化財に指定されている社殿など、日本ならではの文化を感じられる空間が広がり、世界的にも有名な観光スポットです。
「ザ・サウザンド京都」と伏見稲荷神社がコラボする特別ツアー
「千年ホテル」をコンセプトに掲げるTHE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド京都)は、禅や茶道に通ずる引き算の美学や、京都に根付くおもてなしの心など、”千年の都・京都”から”次の千年”に続く新しい心地よさを追求したサービスが特長です。
そのひとつが、ザ・サウザンド京都のスタッフが1,000kmを超える街歩きから発掘した京都の魅力を宿泊客向けに紹介する観光体験プログラム「OKUTRIP KYOTO(オクトリップ キョウト)」。さまざまな寺社仏閣や伝統工芸とコラボレーションし、京都の奥深さを体感できる独自のコンテンツがそろっています。
今回始まった新プログラムは、伏見稲荷大社の中でも通常非公開のエリアを神職の案内とともに巡る、特別感あふれる見学プログラムです。
茶道・裏千家の第16代千宗室(せんそうしつ)家元が命名・揮毫した茶室「寶主軒(ほうしゅけん)」や、世界的な版画家・棟方志功(むなかた しこう)筆の掛け軸が飾られた「正庁の間(せいちょうのま)」など、通常は入れない、一歩「奥」をじっくりと見て回れます。
また、このプログラムでは「神代の水景」を表現した庭園や、夢枕獏(ゆめまくら ばく)氏、天野喜孝(あまの よしたか)氏、叶松谷(かのう しょうこく)氏が共同で制作・奉納した絵画『遊ぶ狐姫』も観賞できます。(変更の可能性あり)
ツアーの後は本殿でのご祈祷や、神楽殿の中に設けられた席でのお神楽の奉納も体験できるこのプログラム。たくさんの参拝客でにぎわう境内の一歩「奥」に入った静謐な空間で、京都の持つ深遠な魅力に触れてみませんか?
「OKUTRIP KYOTO」ご祈祷・お神楽の奉納と、神代の庭園を望む非公開エリアの特別見学
- 場所
- 伏見稲荷大社(京都府京都市伏見区深草薮之内町68)
- 開催期間
- 2024年3月8日~11月30日(行事などによる休止日あり)
※2日前までに要予約 - 所要時間
- 約1時間(9:30〜10:30、14:30〜15:30)
- 料金
- 10,000円/名
※「ザ・サウザンド京都」宿泊者限定 - 定員
- 1グループ5名まで、1日2グループ限定
THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド京都)
- 住所
- 京都府京都市下京区東塩小路町570
- 総部屋数
- 222室
- アクセス
- JR「京都」駅中央口・京都タワー側から徒歩約2分
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