2024年10月1日（火）から11月7日（木）までの38日間「ディズニー・ハロウィーン」が開催されます。新パレードをはじめ、秋の味覚を盛り込んだグルメや限定グッズ、スペシャルなデコレーションなど見どころがめじろ押し！
公開日: 2024/10/07
2024年、東京ディズニーランドの「ディズニー・ハロウィーン」がテーマを一新。個性豊かなヴィランズたちが主役となり、秋のパークを盛り上げます。
そこで今回は、ヴィランズ全力推しのパレードから、スペシャルグッズ、限定フードまで、押さえておくべきポイントをご紹介。怪しく、楽しいスペシャルイベントの様子をたっぷりお届けします。
6年ぶりに一新。ド派手演出に大興奮の新パレード
2024年10月1日（火）から11月7日（木）の間で行われる、東京ディズニーリゾートのスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」。今年はディズニーの悪役・ヴィランズたちが主役となり、今だけ＆ここだけ！のさまざまなお楽しみが用意されています。
絶対に見逃せないのが、2018年から6年ぶりに生まれ変わったスペシャルパレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン“Into the Frenzy”」。フロートのデザインやダンサーさんの衣装を含め、細部にまでこだわり、しっかりと作り込まています。
ヴィランズ好きもそうでない人も、今回のパレードは、クオリティの高さに驚くはず！
ストーリーは、ディズニー・ヴィランズたちが、クールでゴージャスなパーティーへ、ゲストを招待してくれるというもの。1日1回45分、東京ディズニーランドのパレードルートで行われます。
今回のパレードは、振り付けを教えてもらいながらダンスができるなど、みんなで一緒に盛り上がれる要素がてんこ盛り。ヴィランズたちと思いっきり楽しんじゃいましょう！
世界中で人気の高いディズニー映画『プリンセスと魔法のキス』のヴィランズ、ドクター・ファシリエが、ついに東京ディズニーランドのパレードに初登場！
ファシリエは、シルクハットをかぶり、ビシッとスーツを着こなすおしゃれな魔術師。歴代ヴィランズで、最もイケメンでは……？と思えるほど、かなりかっこいいです。初めて見る人も、その魅力に圧倒されるはず。
フロートの総台数は6台。アースラと一緒のフロートに乗っているのは、我らがアイドル・ミニー！手を振ると、袖に付いた青いレースがひらひらと揺れる、ひときわかわいい衣装にも注目してみて。
後半は、スモークあり、炎あり。これまでのハロウィーンで見たことがないような、ド派手な演出が待っています。
実はこのパーティー、ヴィランズたちの真の目的が隠されているのです……。ぜひ、みなさんの目で確かめてみてくださいね！
ディズニー・ハロウィーンのデコレーションポイント
6年ぶりにリニューアルされたパレードはもちろん、今しか見られないデコレーションも大注目です。
パークに入る前のエントランスにあるミッキー花壇は、牙が生えたヴァンパイア・ミッキーに変身。マントの襟を立たせたクールなミッキーがかっこいい……！ちなみに、オレンジ色の花はマリーゴールド。秋が進むにつれ、お花が満開に。花の色も、鮮やかなカボチャ色になっていきます。
そして、これまでシンデレラ城前にあった、ハロウィーンのフォトロケーションにも変化が！場所をエントランス前に移して、ゲストを楽しませてくれます。場所は変わったものの、ミッキーシェイプのカボチャは、今年もピカイチの存在感。
ミッキー＆ミニーのかかしにも、ほっこり癒やされます。カボチャは表と裏で違うデザインになっているので、両方ともチェックしてみて。
ワールドバザールの入り口には、ヴィランズ主催のハロウィーンパーティーに招かれた、ディズニーの仲間たちのバナーを設置。
ミッキーは手に招待状を持ち、ミニーもとびきりうれしそう！今年はパークのデコレーションにも、ドクター・ファシリエが初降臨。得意げな顔でつえを持ち上げ、ハットを被っているヴィランズがいたら、それがファシリエです。
ワールドバザールの中央付近。イバラが絡まる柱の上から、ゲストを見下ろすのは、マレフィセントに仕える、カラスのディアブロ！大きな黄色いくちばしも鋭い目つきも、忠実に再現されています。ディアブロを通して、マレフィセントに見られているかも！？
そして、ワールドバザールにある「ディズニー＆カンパニー」も見逃せません。ショーウインドウが、ハロウィーン仕様のデコレーションにチェンジ。
のぞいてみると、「ディズニー・ハロウィーン」おなじみのゴーストたちがたくさん。ほうきにまたがっていたり、にっこり笑っていたり、驚いていたり。愛らしい仕草や表情に目が離せません。
シンデレラ城前にも、ジャック・オー・ランタンのデコレーションが点在。近くにはお墓もあり、そこに亡くなった人の名前やエピソードが刻まれています。
たとえば、このお墓は、息子さんをこよなく愛していたパパのハーモンさん。いかにも、息子を愛していたのかが分かる言葉も刻まれています。そんな風にじっくり深堀りしてみると、ハロウィーンの楽しみがぐっと増しますよ！
さらに、パレードルートにあるバナーは、ヴィランズを全面的にフィーチャー！マレフィセント、フック船長、アースラ、ジャファーなどの有名どころはもちろん、日本のパーク初登場となるドクター・ファシリエや、知る人ぞ知るファウルフェロー＆ギデオンまで勢ぞろいです。
しかもこのバナー、角度によって見える絵柄が変わる、ファンタジックな仕掛け付き！バナーの周りを歩きながら、サプライズを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ハロウィーン欲を満たしてくれるトゥーンタウン
さらにハロウィーン欲を満たしたいなら、おばけいっぱいのトゥーンタウンへ。
エリアに入ると、足元に「パンプキンストリート」の方向を示すおばけの装飾がほどこされています。こんな風に、自慢の腹筋を生かして自撮りすれば、オンリーワンの写真が撮れますよ。
「トロリーバーン」の扉には、凝りに凝ったデコレーションを設置。おばけにマントをかけてもらったり、帽子をかぶせてもらったり。バリエーションに富んだ、ユニークな撮影にチャレンジしましょう。
「パンプキンストリート」へ行くと、あっちもこっちもおばけだらけに！ジャック・オー・ランタンのダンベルを持ち上げてみるのもよし、おばけが入ったおりに入ってみるのもよし。ハロウィーンのすてきな思い出を写真に残すなら、ぜひトゥーンタウンをお散歩してみて。
ハロウィーンフード＆グッズはこれをチェック
お楽しみのスペシャルメニューは、怖カワな限定フードやドリンクがいっぱいです！
まず目を引くのが、白雪姫の毒りんごをイメージした「スペシャルまん」（750円）。毒々しいほど真っ赤な毒りんごには「テリヤキチキン」が、ジャック・オー・ランタンには「ベーコンポテト」が入っていて、一度に2つの味を楽しめます。割と小ぶりなサイズなので、ちょっとしたおやつにぴったり。
袋にはヴィランズたちが描かれていて、ヴィランズ好きが見るだけでご機嫌になれる1品。
ハロウィーンらしさ全開のドリンクが、こちらの2品。
写真右は、赤と黒でフック船長のイメージカラーをドリンクにした「スパークリングゼリードリンク（コカ・コーラ＆ストロベリー）」（700円）。飲んでみると、炭酸控えめのコーラにいちごがゴロゴロ入っていて、果肉感たっぷり。見た目はダークだけど、かなりフルーティーでおいしい！
写真左の「スペシャルドリンク（紫イモ、ミルク、コーヒーゼリー）」（700円）は、ディズニー映画『リトル・マーメイド』のヴィランズ、アースラをイメージした1杯。ほろ苦いコーヒーと紫芋とミルクの優やさしい甘さのバランスが良く、カフェラテに似た味わい。底にあるコーヒーゼリーをストローでかき混ぜて飲むと、スイーツみたい！ツルンと心地よい喉ごしがくせになります。
怖カワなスーベニアグッズをお探しの方は、「カラフルチョコレート、ミニスナックケース付き」（1,300円）がおすすめ。
ピンクと白のゴーストが、ギュッとくっつく姿に、思わずキュン！ビビリなゴーストの表情もかわいらしくて、「怖いよ～」なんて声が聞こえてきそう！
「ディズニー＆カンパニー」には、ハロウィーンのスペシャルグッズが大集合！
パークを楽しんでいる愛嬌（あいきょう）たっぷりのゴーストグッズが、多数お目見えです。
大人気のゴーストグッズといえば「くっつきぬいぐるみ」（各2,000円）。チェーンを使ってバッグに付けるのはもちろん、パチンとフックで肩に留めることもできるんです！
愛らしい見た目と、モコモコ・ふわふわのやわらかなさわり心地も魅力。ゴーストデザインの「カチューシャ」（2,400円）の真ん中に差し込めば、トリプルゴーストに変身です。
例年、人気を博す「ぬいぐるみバッジ」（各2,600円、チップ＆デールのみ3,600円）は、今年も大充実です。新パレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン“Into the Frenzy”」のコスチュームに身を包んだ、ディズニーの仲間たちがいっぱい。じっくり顔を見極めて、お気に入りの子を持ち帰ってくださいね。
大注目のヴィランズグッズは、東京ディズニーランドでしか買えません。今だけの限定品のため、争奪戦になることが大いに予想されます。気になるものは早めにゲットしておくようにしてくださいね！ちなみに、ヴィランズグッズのセンターを飾るのは、ドクター・ファシリエです。
ディズニー愛ぎっしり。本気の仮装ゲストを見て楽しむ
この時期、クオリティの高い仮装をしたゲストを愛でられるのも、大きな楽しみ。……ということで、仮装の聖地・シンデレラ城前で、こだわりの仮装者さんにお話を伺ってきました！
まず遭遇したのが、こちら。カラフル＆ポップな女性3人組は、ディズニー映画『トイ・ストーリー』シリーズのボー・ピープ、ジェシー、バービーの仮装で参加。
なんと、この服装で自宅から車を運転してきたのだとか。「大好きな『トイ・ストーリー』の仮装で来ました！」と話すゲスト。3人ともカラコンを装着し、準備万端。つま先から頭のてっぺんまで、コーディネートばっちりです。
次に会った女性2人組も、かなり手が込んでます。誰の仮装か分かりますか？ヒントは、青・白・黄のカラフルな衣装！
実はお2人は、今年の春大人気だったスペシャルイベント「ドナルドのクワッキー・ダックシティ」のパレードで踊るダンサーさんに憧れて、仮装をしたのだとか。
クルクル巻かれた白いウイッグをどうやって準備したかをたずねると、「たまたまパイプ状になった生地を見つけたので、中に針金を通してアレンジしました」とのこと。あまりのクオリティの高さに衝撃。もはや天才では……！
インパクト大だったのが、こちらのグループ。「えっ、オフィシャルの方々ですか？」と惑わされるような、ヴィランズ集団のみなさまです。
聞けば、ディズニーのハロウィーンイベントをきっかけに、毎年、少しずつ仲間が増えていったそう！これだけ華やかだと、ミュージカルでもできそうな雰囲気ですよね！
ディズニー・ハロウィーンは、新たな出会いの場にもなっているようです。
「ホーンテッドマンション」にも足を運んで
ハロウィーンイベントに訪れたのなら、ぜひ「ホーンテッドマンション」にも足を運んでみて。2024年9月19日（木）から2025年1月13日（月）まで、ディズニー映画『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をイメージした、この時期だけの限定バージョンになっています。
目印は、入り口でゲストを出迎えるサンタに扮したジャック・スケリントン！
大きなパンプキンツリーもあり、ハロウィーン気分を盛り上げてくれます。ダークな感じいっぱいですが、そこまでホラー感はないので、お子さまも安心して楽しめますよ。
ダークで幻想的！夜までワクワクが止まらない
秋風涼しい夜は、過ごしやすくて快適。せっかくなら、ハロウィーンの雰囲気に包まれたパークの夜も楽しみましょう。夜はミッキー花壇やエントランスなどがライトアップされます。
特に、ワールドバザールのイバラはダークさがアップ。ディアブロの目が光り、狙われている獲物になったような気持ちを体感できますよ！
また、トゥーンタウンも夜になると、たちが妖しく光り輝きます。昼はかわいく、夜はちょっぴりダークに。「あ！ここも光っている～」と見比べながら、昼と夜、表情の異なるトゥーンタウンを楽しんでみて。
夜の花火もハロウィーンバージョンに
パークの夜空を彩るおなじみの花火も、期間限定の特別バージョン「ナイトハイ・ハロウィーン」に変わっています。「どこがハロウィーンなの？」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、ヒントは「花火の形」。ぜひチェックしてみてくださいね！
ディズニーリゾートラインの限定メダルとフリーきっぷも要チェック
東京ディズニーリゾートを一周するモノレール「ディズニーリゾートライン」では、ハロウィーンイベント期間中、ゴーストデザインと、ヴィランズのパーティーに招待されたミッキーたちが盛り上がるデザインを用意しています。タイプの違う2種類から選べるのがうれしい！
さらには、リゾートラインで作れる「スーベニアメダル」も、ハロウィーン限定バージョンが続々と登場。駅ごとにメダルの種類は変わるため、パークを巡りながらメダルを集めると楽しいかも！
中でもおすすめは「東京ディズニーランドステーション」で手に入る、マレフィセント様のメダル。手下のディアブロも一緒にデザインされています。
2024年の「ディズニー・ハロウィーン」は、いつもよりちょっぴり長い11月7日（木）まで開催。ハロウィーン後の三連休のお出かけスポットにも最適です！この秋どこへ行こうか迷ったら、個性派ぞろいのヴィランズに会える東京ディズニーランドへ、お出かけしてみてくださいね。
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ⒸDisney
撮影／岡村智明 取材・文／安藤美紀
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