大阪・あべのハルカスの展望台「ハルカス300」で、夜景とプロジェクションマッピングを融合させたイベント「NAKED CITY LIGHT FANTASIA 2023 ハルカス300」が、2023年11月28日~2024年3月31日まで開催されています。
2025年に開幕する大阪・関西万博に向けて「世界と大阪の架け橋」をコンセプトにした共創アートイベントで、パノラマの夜景に平和の祈りを込めたバーチャルの花々が浮かび上がります。
平和への祈りを込めたデジタルの花が大阪の夜空に
見どころのひとつは、タンポポのアートオブジェを通して平和への祈りを世界中にリアルタイムに届け合うネットワーク型プロジェクト「DANDELION PROJECT」。
これまで国内外51カ所で実施されていて、各地で展示されたDANDELION(タンポポのアートオブジェ)からデジタルのタンポポの綿毛が飛び、各会場をまたぎながら平和の花を世界中に広げていくというものです。
イベント初日のオープニングセレモニーには、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が登場し、DANDELION PROJECTを体験。ミャクミャクが同会場から飛ばした綿毛は、12月1日から万博記念公園(大阪・吹田市)で始まる「イルミナイト万博」のDANDELIONへとつながり、万博開幕に向けて機運を高めます。
次世代を担う学生クリエーターたちも参加
ハルカス300で2015年から継続的に開かれている同イベントですが、今回は主催するクリエイティブカンパニー・ネイキッドが、子どもたちの創造性を育むために進めている「0×0=∞(ムゲンダイ)プロジェクト」の一環として開催。
58階「天空庭園」ツインタワーでは、大阪芸術大学アートサイエンス学科の学生たちが企画・構成を手がけたプロジェクションマッピング&インタラクティブアートが展示されます。
次世代の才能を世界に向けて発信することは万博の魅力のひとつとしてうたわれていて、同イベントでも若きクリエーターたちのみずみずしい感性にふれることができます。
地上約300mから眺める大阪の夜景とプロジェクションマッピングとの融合は、まさにここでしか味わえない新感覚の体験です。
NAKED CITY LIGHT FANTASIA 2023 ハルカス300
- 住所
- あべのハルカス展望台「ハルカス300」(大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1−1−43)
- アクセス
- JR「天王寺」駅、大阪メトロ御堂筋線「天王寺」駅、近鉄南大阪線「大阪阿部野橋」駅下車徒歩すぐ
- 開催期間・時間
- 2023年11月28日~2024年2月9日 18:00~21:50
2024年2月10日~3月31日 18:30~21:50
※最終入場は21:30 - 入場料
- 大人(18歳以上) 1,800円、中高生 1,200円、小学生 700円、幼児(4歳以上) 500円
- チケット
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