都心から30分♪ 小江戸・川越で行きたいカフェ6選〜さつまいも料理や抹茶スイーツも〜

都心から30分♪ 小江戸・川越で行きたいカフェ6選〜さつまいも料理や抹茶スイーツも〜

提供:ことりっぷ

 

都心からわずか30分ほど、江戸の情緒を残しつつ、明治・大正・昭和・平成の4時代も味わえるレトロな城下町・川越。歴史的建造物や文化財などフォトジェニックなスポットも多く、地元グルメを楽しめるカフェもたくさんあります。今回はそんな川越からカフェをまとめてご紹介。すてきな空間でランチやお茶の時間を過ごしてくださいね。

 

 

川越最古の洋風建築でお茶を。「川越アートカフェ エレバート」

川越最古の洋風建築でお茶を。「川越アートカフェ エレバート」 通りの中ほどでレトロモダンな外観が目を引く一軒。川越市の文化財にも指定されている

川越らしい風景のひとつ、土蔵造りの街並み。江戸の町家形式として発展した耐火建築です。伝統的な土蔵造りの商家が並ぶ「蔵造り通り(川越一番街商店街)」にある「川越アートカフェ エレバート」は、大正4年(1915年)築の建物を改装したカフェ。石造りに見えて実は漆喰の代わりに人造石で仕上げた洋風の土蔵造りという、全国的にも珍しい建物です。

 

川越名物のさつまいもを使った人気のスイーツ「自家製さつまいもプリン」

上質なコーヒーや自家製ドルチェ、アルコールや軽食などが揃うこちら。隣接するお寿司屋さんとコラボした玉子サンド、樽生の「COEDOビール」などにも注目です。蔵らしい格子窓やクラシカルな天井装飾など、みどころ満載の空間とともにゆったり楽しみましょう。

 

 

明治時代の蔵で日本文化体験も楽しめる「百足屋」

明治時代の蔵で日本文化体験も楽しめる「百足屋」 季節を感じる中庭もすてき。市内で定期的に開催される花手水のコンテストに参加することも

川越のシンボル「時の鐘」近くの川越街道沿いにある「百足屋(むかでや)」は、明治時代の蔵造りの古民家を改装した雑貨店&カフェ。江戸時代前期の約380年前に糸や組紐などを売る商家として創業し、時代を超えて建物を増やしながら街とともに歩んできた町家です。

 

特産品と銘菓を一緒に楽しめる「自分で点てる河越抹茶と季節の上生菓子のセット」

2021年から建物の一角がカフェスペースに。和スイーツやドリンクを味わえるほか、予約をすれば伝統文化体験もできます。茶道や書道、日本舞踊など和のお稽古ごとや、川越さんぽなども楽しめるレンタル着物などがラインナップ。雑貨店ではオリジナル商品のほか、川越や秩父の紙・織物などの名品も販売しているので、お土産探しにもぴったりです。

 

 

大正ロマンが香るレトロ喫茶「シマノコーヒー大正館」

大正ロマンが香るレトロ喫茶「シマノコーヒー大正館」 お店の建物は昭和8年(1933年)築。当時は呉服屋さんだったそう

「蔵造り通り(川越一番街商店街)」の近く、大正時代から昭和初期の建物が多い「大正浪漫夢通り」。その小路にある「シマノコーヒー大正館」は名前の通り、地元出身のマスターが“大正時代の喫茶店”をテーマにオープンした小さなお店です。建築当時と変わらぬ天井や小窓にロマンを感じる空間に、当時のお皿やマッチ箱のラベルなどが彩りを添えています。

 

レトロ感たっぷりの正統派「プリンアラモード」は、長年のファンも多いという自慢のスイーツ

サイフォンで淹れる自家焙煎のコーヒーや手づくりのスイーツ、軽食などが豊富に揃うこちら。「プリンアラモード」(写真)やクリームソーダなど喫茶店らしいメニューに胸が躍ります。観光客だけでなく地元の人にも愛されるお店で、川越らしいひとときをどうぞ。

 

 

明治時代の料亭が複合施設に♪「HATSUNEYA GARDEN」

明治時代の料亭が複合施設に♪「HATSUNEYA GARDEN」 落ち着いた雰囲気の中にソファや個室、テラスなどさまざまな席があり、思い思いに過ごせる

レトロな映画館や歴史ある和食店などが軒を連ねるエリアにある「HATSUNEYA GARDEN(ハツネヤガーデン)」。明治元年(1868年)に創業した料亭「初音屋」が前身で、当時の建物や中庭を大切に生かしながら、10年ほど前にリスタートした複合施設です。

 

ランチメニューのひとつ、フランスの郷土料理をベースにした「黒ビールカレー」

フルコースまでいただけるフレンチレストランやウェディングパーティも行われる大広間などがありますが、カフェは気軽に立ち寄ってOK。3種類が揃うランチ(写真)や、名産の河越抹茶やさつまいもを使ったスイーツやドリンク、地元の名店とのコラボメニューなどを、オアシスのように心地よい空間でゆったり楽しめます。

 

 

さつまいもづくしのランチにほっこり♪「陶路子」

さつまいもづくしのランチにほっこり♪「陶路子」 入母屋造りの重厚な建物は商店街の一角でひときわ目を引く存在

蔵造りの街並みの真ん中、明治26年(1893年)に呉服店として建てられた建物で100年以上続く陶磁器のお店「陶舗やまわ」。約1年をかけて丹念に行われた平成元年(1989年)の改修の際に誕生したのが、食事と甘味を楽しめる「陶路子(とろっこ)」です。

 

開店当初からの看板メニュー「さつまいもミニ懐石」。デザートまで9品が並ぶ

ランチにおすすめなのが、名産のさつまいもを使った手づくりメニューがずらりと並ぶ「さつまいもミニ懐石」。煮物や揚げ物、グラタンなど、調理方法に合わせて品種を使い分け。同じさつまいもでもさまざまな食感と美味しさに出会えます。さつまいもが旬を迎えるこれからの季節。特別な空間と美しい器で、心ゆくまで堪能しましょう。

 

 

週末に開く大人気の専門店「小さなココア屋さん ここ和」

週末に開く大人気の専門店「小さなココア屋さん ここ和」 友人の家を訪ねたような気分になれる明るく温かな雰囲気の店内

東武東上線・川越市駅から歩いて10分足らず、県道沿いの住宅地にある「小さなココア屋さん ここ和(ここわ)」。一戸建ての住宅をリノベーションしたココア専門店です。2019年に“ココア専門の泊まれるカフェ”としてオープンしたのち、ゲストハウスはお休みに。席を増やして全国的にも珍しいココアの専門店として人気を集めています。

 

「大人のココア」に紅茶を合わせた「ロイヤルミルクティーココア」。相性のよさにびっくり

濃厚で甘さ控えめな看板メニュー「大人のココア」など、全20種のうち常時10種類以上がずらり。小鍋で1杯ずつ、ココアパウダー以外の材料や牛乳の温度などにもこだわりながら丁寧に作っています。カレーやケーキとのセットもあり、シーンに合わせて楽しめます。

 

いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、川越で行きたいカフェをまとめてご紹介しました。営業時間や定休日などは最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。

 

 

文/高柳涼子

 

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