提供:ことりっぷ
パン消費量日本一であることから、パン好きが多いと言われる京都。全国的な有名店も数多いため、旅行で訪れた時にパン屋さん巡りも楽しみのひとつですね。今回は、地元の人からも観光客からも愛される絶品パンをご紹介。センスあふれるリノベーション空間で美味しいパンがいただけるベーカリーカフェから、小腹が空いた時にぴったりのコッペパンサンドが名物のお店まで、バラエティ豊富にセレクトしました。
【松ケ崎】古民家ベーカリー「はちはち」で天然酵母使用のこだわりパンを
下鴨神社からほど近い、木々に囲まれた隠れ家ベーカリー「はちはち」。20年以上前から天然酵母を使ったパン作りに取り組んでおり、天然酵母が醸し出すまろやかな酸味と独特の風味が魅力。
滋味あふれるライ麦パンから、ドライフルーツがぎっしりつまったおやつパンまで、香り豊かな本物のパンが手に入るわざわざ訪れたいベーカリーです。
【東山】週末朝8時からオープン「Lignum」
桜並木が印象的な疏水沿いに佇むベーカリーカフェ「Lignum(リグナム)」。店内で焼き上げるパンと旬の野菜、フルーツを生かしたモーニング、ブランチ、ランチなど、さまざまなシーンに寄り添ってくれる貴重なカフェです。
樹々の緑を借景にした大きな窓の前にはキッチンで焼き上げたクロワッサンやデニッシュなどのパンが並び、テイクアウトもOK。ひと休みがてらドリンクをオーダーして、店内でイートインもおすすめです。
【四条大宮】コッペパンサンドが名物「まるき製パン所」
子どもからお年寄りまで幅広い世代に親しまれている創業70余年の老舗ベーカリー「まるき製パン所」。対面販売のスタイルに昭和レトロな雰囲気が漂い、陳列棚にはサンドイッチ、食パン、惣菜パン、揚げパンなどバラエティ豊かなパンがずらり並んでいます。
看板商品は、一日1000〜1500個も焼いているというコッペパンサンド。自家製のミルククリームをサンドしたクリームパンや、自家製焼きそばをたっぷり詰め込んだ焼きそばパン、ボンレスハムをのせ千切りキャベツを詰め込んだハムロールなど、おかず系もスイーツ系も揃います。
【烏丸】京町家をリノベーションしたベーカリーカフェ「RUFF」
京町家をリノベーションしたスタイリッシュにな外観が目を引く「RUFF」。ショーケースには並ぶパンはパン職人が素材を生かして焼き上げたシンプルなものが中心。クロワッサンのほか、カンパーニュ、バゲットといったハード系のパンがずらり並びます。
1階の奥や2階はカフェ&レストランスペース。黒毛和牛ハンバーグ、ローストビーフなどしっかりたべたい時にうれしい料理がラインナップ。ほかに、パンに合うボリューム満点のランチも評判です。
【丸太町】ベーカリーと食堂が一緒に「ばく食堂&手作りパンの購買部」
京都御所の西側にあるベーカリーと食堂が一緒になった「ばく食堂&手作りパンの購買部」。 食パンや菓子パン、総菜パンなどバラエティー豊かなパンを購入できるほか、ランチタイムにはハンバーグをはじめ、ジャンルにとらわれない料理を店内でいただくことができます。
パンと料理の内容は、店主の気まぐれでほとんど固定されていないのが特徴。訪れるたびにメニューが少しずつ変わっていくので、いつ訪れても新鮮な味に出会えます。
【今出川】全国のパン好きが通う「ル・プチメック」
京都の6店舗のほか、東京や大阪にも店を構える「ル・プチメック」。フレンチスタイルの本格パンを味わえると全国のパン好きから支持を集めるお店です。
今出川通り沿いにあるこちらのお店は1号店。店内には販売スペースのほか、イートインができるスペースもあり、ここでパンとエスプレッソを楽しむ常連さんも多いのだとか。口あたりの軽さが魅力のクロワッサンや、コーヒーやお酒にも合うラムレーズン入りミルクフランスなど店頭には常時50~60種ほど。1号店ならではの特別感を大切にしたいとの思いから、ここでしか買えない商品もあるのだそう。
いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介した中から、京都で立ち寄りたい美味しいパン屋さんをまとめてご紹介しました。最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。
文:ことりっぷ編集部