提供:ことりっぷ
2015年にオープンした「生きているミュージアム・NIFREL(ニフレル)」は、水族館・動物園・美術館を融合した体験型ミュージアムです。美しい映像や音・光が奏でる神秘的な空間で、ダイナミックなアートが楽しめると開館以来人気の「WONDER MOMENTS」ゾーンが、リニューアル!「生きているミュージアム」の名前の通り、いつ行ってもまた違った魅力が楽しめる、それぞれ特徴的なエリアもあわせてご紹介します♪
アクセスのよいショッピングモールに併設
大阪府吹田市の万博記念公園に隣接する大型ショッピングモール「EXPOCITY(エキスポシティ)」の敷地内に、「NIFREL」はあります。大阪モノレール「万博記念公園」駅を降りてすぐの「EXPOCITY」の入り口にあり、約4000台分の駐車場は、ニフレル利用で2時間無料となるため、電車でも車でもアクセスしやすい便利な立地です。
色鮮やかな世界で「“いろ”にふれる」
エントランスを入ると、すぐに別世界が広がります。
「いろにふれる」エリアは、ゆるやかに「いろ」が変化する世界。
ニモで有名な隠れくまのみの美しいオレンジ、ガラスのように透き通ったシロボシアカモエビのクリアな赤。それぞれの鮮やかな色と、背景の色の変化のコラボレーションに心を奪われます。
オリジナリティあふれる「“わざ”にふれる」
明るい光に導かれて次のエリアへ。中央にある水槽には、たくさんのテッポウウオが泳いでいます。彼らの「わざ」は、口から水を水鉄砲のように発射すること。自然界では、水面上の葉に止まった昆虫などを撃ち落として食べることができるそう。キュレーターと呼ばれるスタッフが風鈴のついた板に小エビをつけると、すぐにちりりーん♪と命中!他にも、砂に隠れたり、まわりと同じ色に同化する「わざ」を持った生き物を間近で見られる工夫がこらされています。
光と影のおりなすアート「“およぎ”にふれる」
「およぎにふれる」エリアは、影による空間演出で、生きものたちの「泳ぐ」姿の多様性を表現しています。重力のない、水中という空間を羽ばたくように、あるいは体全体をくねらすように泳ぐ生きもの美しい陰影は、とってもアーティスティック!天井や壁面に投影された、水の波紋のなんともいえない表情にも見とれてしまいます。
光のアートがさらにリニューアル!「WONDER MOMENTS」
次のエリアに足を踏み入れた途端、まるで宇宙にいるような不思議な感覚に驚きます。空中に浮かんでいるような球体型プロジェクションと、足元に広がる円形スクリーンには水のゆらめき、鮮やかな花木、まばゆい星などが投影され、幻想的な光と音がシャワーのように降り注ぎます。「1時間ぐらいずっと座ってご覧になる方もいらっしゃるんですよ」とスタッフの方が教えてくれたのも納得の没入感覚を味わえますよ。
さらに、球体を見下ろせる2階では、新しく「WONDER LIGHT」エリアが誕生!備え付けの特殊なライトを、映し出される映像に照らすと、都会のビルには飛行機、花畑にはミツバチといろいろなものを見つけて楽しめます。
生き抜くちから「“かくれる”にふれる」
次のエリアでは、かくれんぼが上手な生きものたちを探してみましょう。天井や床、壁面には、幼魚と成魚ではまったく模様が違う「タテジマキンチャクダイ」の模様がデザインされています。獲物に気付かれないように近づいたり、敵から身を守ったり。生き抜くための「かくれる」に自然の神秘を感じます。
人気のホワイトタイガーにも会える「“みずべ”にふれる」
明るく開放的な空間では、水辺に棲む大型動物たちに出会えます。開館以来大人気のホワイトタイガーの「アクア」くん。2023年3月には10歳を迎え、ますます元気!濡れた体で高いところにある通路を通る様子は、息遣いまで聞こえてくるような大迫力です。ミニカバの「フルフル」ちゃんはお腹に赤ちゃんが。もうすぐ3頭目となる赤ちゃんが誕生予定だそう。たくさんごはんを食べて、元気な赤ちゃんが産まれるのが楽しみですね♪
ピクニック気分で「EAT!EAT!EAT!」
「みずべにふれる」エリアの横には、グリーンが生い茂るようにレイアウトされた全100席のカフェがあり、生きものを眺めながら、ピクニック気分を味わうという非日常を楽しめます。
「WONDER MOMENTS」リニューアル記念メニューの「WONDER FLOWER SODA」は、エルダーフラワーとバタフライピーの2種類のハーブを使用したオリジナルスパークリングドリンク。色鮮やかな見た目と爽やかな味わいが大人気です♪爪楊枝でつつくと、ぷるんと出てくる「食べる水」も、夏にぴったりですよ。
自由奔放に楽しむ「“うごき”にふれる」
ペンギン、孔雀、ワオキツネザル、アメリカビーバーなどなど、たくさんの生きものたちが思い思いに過ごしているエリア。愛らしい仕草に、見ているだけでうきうきします。ちょうど美しい羽を広げてくれた孔雀。「メスの孔雀にアピールしているんですが、相手にされなくて、キツネザルや他の住人に仕方なく見せてるらしいんです。」というキュレーターさん。いろいろ楽しいお話が聞けるので、ぜひどんどん話しかけてくださいね♪
生きているミュージアムでワンダーな体験を!
そろそろ楽しかった冒険もおしまい。出口付近には、お客様が体験した“ワンダーな瞬間”が書かれたカードで空間を彩るアートウォールがあります。見ているだけで楽しいけれど、ご自身のワンダーな体験も書いてみるとさらに楽しいかも♪
可愛い!が“あふれる”お土産ショップ
最後は、ミュージアムショップ「NIFREL×NIFREL」へ。館内で出会った生きものをモチーフにしたオリジナルお菓子や雑貨がずらり。たくさんあって目移りしちゃいそうですね。
オープンから常に進化し続ける「NIFREL」で、ぜひ癒やしの時間を満喫してくださいね。