北海道「青の絶景」を体感しよう！夏休み旅行にもおすすめ

世界一級ともいわれる透明度を誇る摩周湖の地下水によってできた「神の子池」は、山奥にある水深約5mの小さな池です。1日12,000tも湧き上がる伏流水は、年間を通して水温が平均8℃と非常に低く、そのため池に沈んだ倒木が腐らずにそのまま残り、青い水面と美しいコントラストを描いています。倒木の間を縫うように泳ぐ魚・オショロコマにも出会えるかも。また、「霧の摩周湖」ともよばれ、季節や場所によって幻想的な姿を見せてくれる摩周湖の観光もお忘れなく。

神の小池から車で約60分の場所にある「屈斜路ecoツアーズ」。屈斜路湖の清流をカナディアンカヌーやネイチャーボートで体験しましょう。屈斜路湖エリア周辺でカヌーができ、原始の風景を豊かに残す釧路川の源流など、世界に誇る美しい大自然を堪能できます。他にもホーストレッキングなど様々なメニューが体験可能。

エメラルドグリーンとブルーが混ざり合って見える幻想的な「白金青い池」。アルミニウムを含んだ水が美瑛川の水と混ざりコロイドが形成されるため、この色になるといわれています。季節や時間によってはエメラルドグリーンに乳白色やブルーが混じった色となる場合もあります。駐車場はありますが、日中は混雑することもあるので人の少ない朝がおすすめです。

「白金青い池」から車で約5分の場所にある「白ひげの滝」。パワースポットとしても知られる白金エリアにあるもう一つの「青の絶景」です。白い滝がひげのように細かく分かれ、美瑛川に流れ込んでいます。滝が流れたところの美瑛川が青い色に見えるのも神秘的。

写真提供：旭川市旭山動物園

美瑛と旭川は車で約40分の距離なので「旭山動物園」に立ち寄ってみるのもおすすめ。動物の習性や行動に合わせた展示が人気の動物園で、広々とした園内では、ペンギンの泳ぐ姿が見えるトンネルなど、ダイナミックに動き回る動物たちに出会うことができます。

※開園時間が、シーズンによって異なりますのでご注意ください。

高さ約100m前後もの断崖絶壁が14kmも連なる絵鞆半島（えともはんとう）の最南端にある地球岬は、海の青色、空の青色が同時に楽しめる絶景スポット。展望台から見える海岸線は、ゆるやかにカーブしているように見え、地球が丸いことが実感できるともいわれています。地球岬は、昭和60年に朝日新聞主催の「北海道の自然100選」で第1位となったほか、北海道の名勝として何度も選ばれています。

地球岬から車で約15分で、映画やドラマのロケ地にもなった「イタンキ浜」に到着します。砂浜を踏むとキュキュっと音がする鳴砂の海岸は、海水浴場としても人気があり多くの人で賑わう場所。青い海と岸壁の間にある砂浜の海岸で、ゆったりと室蘭の海を眺めてみてはいかがでしょうか。

海へと先端が突き出たような形の「神威岬」から見えるのは、「積丹ブルー」と形容される青い海と、奇岩や断崖絶壁が織りなす荒々しい北の海の大自然。周辺の地域は北海道唯一の海中国定公園にも指定されるほど自然が豊かです。「神威岬」の先端へは、駐車場から徒歩で約20分。潮風に吹かれながら、「チャレンカの小道」と呼ばれる遊歩道を進みます。

神威岬から車で約20分の「お食事処 みさき」では、ミョウバンなど保存料を一切使用していない生ウニが食べられます。また、6～8月のシーズンに赤バフン生ウニ丼が数量限定で登場することも。口の中に入れた瞬間にとろけるクリーミーな最高級のウニを存分に味わいましょう。

ノスタルジックな街並みが広がる小樽には、ニセコ積丹小樽海岸国定公園という北海道で唯一の海域公園地区があります。この公園内にあるのが、「青の洞窟」と呼ばれる岩と岩との隙間の空間。一面のコバルトブルーの海が広がり、別世界に来たような幻想的な光景が広がっています。洞窟へ行くために、岩の間をボートでくぐり抜ける瞬間はちょっとした冒険気分です。救命道具をつけて、海の探検に出かけましょう。

青の洞窟でのボートクルーズ後は、車で約20分ほどの場所にある小樽運河沿いにあるビアホールはいかが？ドイツ人の醸造家が手がける味わい深いクラフトビールとソーセージやジャーマンポテトなどのドイツ料理が楽しめます。醸造所の見学も可能で、曜日によってはお得なビール飲み放題もあり。

※お車でお越しのお客様がご飲酒される場合は、必ず代行業者をご利用下さい。 飲酒運転は法律で禁止されています。

青の洞窟から車で約23分の寿司店「に志づか」は観光客はもとより、地元の人からも愛されるお店。宴会や法要といった行事に通う人も多く、新鮮な魚介を使った寿司や旬の料理が食べられます。夏はウナギ、冬はフグなど寿司以外のメニューもあり、お造りや一品料理も豊富。来店時には予約しておくのがおすすめです。

水深が深いため冬場も凍らない、日本最北の不凍湖でもある「支笏湖」。札幌からもほど近い千歳市の人気スポットです。透明度が高く澄んだ湖は「支笏湖ブルー」と呼ばれるナチュラルな青色。湖面を覗いてみると、水中を泳ぐチップ（ヒメマス）の様子もはっきりと見ることができます。周辺には温泉やスパが点在し、雄大な景色を眺めながら温泉でリフレッシュしようと北海道外からも多くの人が訪れます。

支笏湖から車で約36分の「スパイス乗馬倶楽部」。ここでは千歳の森の中をホーストレッキングで探索してみてはいかがでしょう？初心者でも丁寧な指導で、ホーストレッキングが手軽に楽しむことができます。馬上で森林浴をすれば、リフレッシュできること間違い無し！

※この記事は、「楽天トラベル」で過去に公開した以下の記事を一部再構成したものです。 「青の絶景」～青の北海道を体感～
※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご了承ください。