銀山温泉観光おすすめ13選！散策や食べ歩きも

公開日: 2021/02/22

大正ロマン感じるフォトジェニックな旅を満喫！

山形県尾花沢市にある大正ロマン漂う「銀山温泉」は、 NHK連続テレビ小説『おしん』の舞台となったことで一躍有名になった温泉地。木造三階建て・四階建ての温泉旅館が立ち並ぶ温泉街は、まるで大正時代にタイムスリップしたかのようなレトロな世界観が魅力です。立ち寄りスポットから外せないグルメまで、人気の観光スポットをご紹介します。

初めての銀山温泉！定番観光スポット
食べ歩きに！銀山温泉のグルメスポット
お土産選びに！銀山温泉のお買い物スポット
ちょっと足を延ばして訪れたい周辺観光
今回ご紹介した銀山温泉の観光マップ
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銀山温泉周辺のホテル・旅館

1.初めての銀山温泉！定番観光スポット

わらしゆ

和楽足湯

温泉街の入り口、町中を流れる銀山川沿いに設けられた共同足湯。無料で誰でも利用できるので、温泉街散策の休憩などに気軽に立ち寄ることができます。

各旅館と同じ源泉がそのまま使われているので、温泉の効能も抜群！腰を下ろして川の流れや景色を眺めながら一休みできるようベンチの高さや位置が工夫されているのも特徴です。大正ロマンな雰囲気溢れる街角で、ゆっくりと足湯を堪能してみてはいかがでしょうか。

住所: 山形県尾花沢市銀山新畑地内

営業時間: 6:00～22:00

料金: 無料

しろがねゆ

しろがね湯

白銀橋の近くにある、隈研吾氏によって設計されたモダンな建物の共同浴場。軒下まで伸びる木製の縦格子が建物全体を包み込むよう連なったデザインが印象的で、ノスタルジックな温泉街の雰囲気ともマッチしています。

施設内は間接照明でムードのある空間。脱衣所・浴場ともにシンプルな造りになっています。源泉掛け流しのお湯は、ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉で体の芯から温まります。

住所: 山形県尾花沢市銀山新畑北415-1

営業時間: 8:00～17:00、不定休

料金: 大人500円、小学生以下200円

しろがねのたき（しろがねこうえんない）

白銀の滝（白銀公園内）

温泉街の奥に位置する「白銀公園」内の大小2本の滝。約22メートルの絶壁から水しぶきを上げて落ちる雄大な姿が楽しめます。周辺には木々が生い茂り、新緑や紅葉の季節の美しさは格別です。

滝壺のそばまで歩いて行けるので見応えも十分。対岸には観瀑台があり、滝しぶきの心地よさを感じることができます。周囲の散策路も整備されているので、温泉街から足を伸ばしての散歩コースとしても人気です。

住所: 山形県尾花沢市大字銀山新畑

のべさわぎんざんいせき

延沢銀山遺跡

かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山」。現在は国指定史跡となっており、銀山温泉の名称にも由来しています。温泉街からは徒歩で15分程度。

洞内は真夏でも20度以下の一定温度が保たれ、ひんやりとした空気と息を飲む静けさが体感できます。照明設備や見学用の遊歩道もしっかりと整備されていて、浴衣姿で坑内を見学できることでも人気のスポットです。黒い岩肌を眺めながら探索気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。

住所: 山形県尾花沢市銀山新畑

営業時間: 日の出から日没まで（※冬季閉鎖）

料金: 無料

たいしょうろまんかん

大正ろまん館

売店やレストラン、トイレ、大型駐車場などを備えたレトロな雰囲気のドライブイン「大正ろまん館」は、銀山温泉の行き帰りの休憩やお土産の購入などに利用できる旅行中のオアシスとして2015年10月にオープン。

地元野菜や果物などの特産品を販売する農産物直売所も併設。郷土菓子のくぢら（くじら）餅や温泉名物の銀山まんじゅうなど、お土産にぴったりの品が揃っています。レストランでは、尾花沢産のそば粉を使用した手打ちそばや尾花沢牛入りのカレーなど、ご当地グルメを味わえます。

住所: 尾花沢市大字上柳渡戸字十分一 364-3

営業時間: 9:00～17:00、レストラン10:00～16:00（L.O.）

こてえ

鏝絵

温泉街を歩いていると一際目を引くのが、旅館の看板や戸袋、壁などに施された「鏝絵（こてえ）」。左官職人が使う鏝という道具で漆喰を用いて作られるさまざまなレリーフのことで、旅館の屋号や縁起物のデザインが多く見られます。

古来の行事を描いた鏝絵は、絵本の挿絵のような華やかさ。銀山温泉街のようにこれほど多くの建物で鏝絵が見られるのは珍しいのだとか。各旅館の装飾を見ながら歩けば楽しい気持ちになります。

住所: 銀山温泉街

2.食べ歩きに！銀山温泉のグルメスポット

のがわとうふや

野川とうふや

和楽足湯近くの理髪店が営む手作り豆腐の店「野川とうふや」。創業100年以上を誇る老舗店の豆腐は、濃厚な味わいとふわとろ食感が絶妙！甘めの自家製しょうゆだれをかけていただきます。

行列ができることもある人気店で、午後には売り切れていることも多いのだとか。テイクアウト専門なので、温泉街を散策しながら食べ歩いたり、和楽足湯に浸かりながらいただいたりと、アツアツのおいしさを堪能してみてはいかがでしょうか。

住所: 山形県尾花沢市銀山新畑427

営業時間: 早朝～売り切れ次第終了、不定休

料金: 立ち食いとうふ180円、立ち食い生揚げ220円

はいからさんのかりーぱん

はいからさんのカリーパン

温泉街の奥にある飲食店「はいからさん通り」で食べられるのが、温泉街の名物として人気の「はいからさんのカリーパン」。山形県産の小麦ねばりごしを使用したふっくらもちもちの生地に、スパイシーなカレーがたっぷり入っています。

どこか懐かしい味わいのカリーパンは、温泉街散策で小腹が空いたときにもぴったり。現在は新店舗のオープン準備で閉店していますが、その間は「大正ろまん館」にて販売中。お土産にもおすすめです。

住所: 尾花沢市大字上柳渡戸字十分一 364-3（大正ろまん館内）

料金: カリーパン230円

いずのはな

伊豆の華

銀山温泉の街並みを眺めながら、おいしい食事やお酒、スイーツなどが味わえるお店「伊豆の華」。古民家を再生した店舗は、趣あるノスタルジックな雰囲気が特徴。散策の休憩や食べ歩きにぴったりです。

ぜひ味わってほしいのが、名産地ならではの絶品そば。揚げ茄子おろしそばは人気の逸品です。カフェタイムには、蕎麦白玉ぜんざいや蕎麦屋の蕎麦ぱふぇといったオリジナルスイーツも登場し、こちらも見逃せません！おしゃれなジャズが流れる素敵な空間で、大正ロマン気分とおいしい食事を満喫してみて。

住所: 山形県尾花沢市大字銀山新畑440

営業時間: 11:00～22:00（ラストオーダー/閉店）、水曜休

料金: 揚げ茄子おろしそば1,200円、蕎麦白玉ぜんざい700円、蕎麦屋の蕎麦ぱふぇ1,100円　※税抜き

3.お土産選びに！銀山温泉のお買い物スポット

おみやげどころえどや

お土産処江戸屋

銀山温泉入り口から徒歩約2分にある「お土産処江戸屋」は、銀山温泉のお土産品、地元尾花沢の銘菓・特産品・民芸品、和雑貨などを豊富に取り揃えるお店。軒先の赤いポストが目印です。

おすすめは、素朴な味わいが楽しめる「銀山名物くじら（くぢら）餅」や、地元の米農家が全て手作りしている「尾花沢の煎餅はゆが」など。店主が猫好きということもあり、かわいい猫雑貨や猫グッズも沢山。見ているだけでも楽しい気分にさせてくれます。

住所: 山形県尾花沢市銀山新畑410

営業時間: 8:00～21:00（冬期は18:30まで）

かしどころめいゆうあん

菓子処めいゆう庵

くじら（くぢら）餅や地元の伝統的なお菓子を製造販売する「菓子処　めいゆう庵」。和菓子のみならず、洋菓子やパンなど種類豊富に取り揃え、観光客にも人気のお土産店です。

栗を刻んで混ぜた特産品の「銀山まんじゅう（あんこ）」や、竹炭が練り込まれた風味豊かな「銀山まんじゅう（ごま）」は、上品な味わいが好評。お土産にもぴったりですが、店内で蒸したてアツアツをぜひ味わってみてください！

住所: 山形県尾花沢市銀山新畑438-2

料金: 銀山まんじゅう（あんこ）115円、銀山まんじゅう（ごま）115円

4.ちょっと足を延ばして訪れたい周辺観光

とくらこ

徳良湖

尾花沢市にある「徳良湖（とくらこ）」は大正時代に造られたかんがい用の人造湖。春には湖畔の桜が咲き誇り、美しい桜並木が湖面に映し出される絶景が楽しめるほか、秋には紅葉、冬には越冬のため飛来した白鳥たちが羽を休める様子が見られます。

湖畔には遊歩道も整備され、市民の散歩コースとして人気。さらに、子ども広場やオートキャンプ場、日帰り温泉｢花笠の湯」などの施設が充実しているほか、例年GWには「徳良湖まつり」も開催され多くの人で賑わいます。

住所: 山形県尾花沢市二藤袋徳良湖

こすぎのおおすぎ（ととろのき）

小杉の大杉（トトロの木）

鮭川村内の小杉地区にある大杉ということから「小杉の大杉」という愛称で地元民に親しまれてきた大杉。根回り約6.3メートル、高さ約20メートルもある大木で、少し離れたところから眺めるとアニメ『となりのトトロ』に登場するトトロに似ていることから人気スポットに。耳に見えるてっぺんの2本の枝やぽっこり出たお腹のようなフォルムはまさにトトロそのものです。

夫婦杉、縁結びの木、子宝の木とも言われ、パワースポットとしても知られています。冬期間は、小杉の大杉駐車場までの道路が積雪のため通行できなくなるのでご注意！