会津若松観光スポット24選!名物グルメにお城や七日町めぐりまで

歴史的な見どころ多彩な会津若松へ!

2013年の大河ドラマ『八重の桜』の舞台として、注目を集めた福島県の会津若松市。「会津若松城(鶴ヶ城)」や「茶室麟閣」「御薬園」「白虎隊記念館」「さざえ堂」など歴史的な見どころが多数存在します。七日町通り沿いには「白木屋漆器店」「ほしばん絵ろうそく店」などの伝統工芸品の店も軒を連ね、「大正浪漫 渋川問屋」や「鶴我 会津本店」などの郷土グルメの店も多彩。「会津東山温泉」の湯に浸かり、「野口英世記念館」や大内宿まで足を延ばすのも一興です。

1.初めての会津若松!定番モデルコース

会津若松市

国内唯一の赤瓦の天守「鶴ヶ城(若松城跡)」

鶴ヶ城(若松城跡)

戊辰戦争の際、籠城約1ヵ月の激しい攻防戦に耐え抜いた名城。明治7(1874)年に石垣だけを残して取り壊され、昭和40年に復元。平成13年には、「干飯櫓・南走長屋」が江戸時代の工法・技術を用いて復元され、平成23年には幕末当時の姿を再現する「赤瓦」へのふき替えも完了しました。城内は資料館。春は桜、冬は雪景色など四季折々の景観も見事です。

住所
福島県会津若松市追手町1-1
営業時間
天守閣:8:30~17:00(最終入場16:30)、無休
料金
大人410円、小中学生150円
※天守閣・麟閣共通券:大人520円、小中学生150円
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「鶴ヶ城入口」停下車、徒歩約5分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約15分

会津若松市

庭園を眺めつつ一服できる「茶室麟閣(ちゃしつりんかく)」

茶室麟閣

千利休が自害したのち、茶をたしなんだ蒲生氏郷が千利休の子・少庵を会津に招いてかくまい、少庵がその恩義に報いて建てたといわれる茶室。東日本には珍しいとされる草庵風の茶室で、県指定重要文化財。戊辰戦争の後、移築・保存されていましたが、平成2年に城内へ戻されました。敷地内のお茶席では、御菓子と抹茶をいただくことができます。

住所
福島県会津若松市追手町1-1
営業時間
8:30~17:00(最終入場16:30)、無休
料金
大人210円、小中学生無料 お抹茶一席:600円(お菓子付)
※天守閣・麟閣共通券:大人520円、小中学生150円
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「鶴ヶ城入口」停下車、徒歩約5分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約20分

会津若松市

歴代藩主が愛した庭園「御薬園(おやくえん)」

御薬園

鶴ヶ城から東へ徒歩約15分の場所にあり、会津藩主の別荘でもあった庭園。2代目藩主・保科正経が薬草栽培を始めて以来、「御薬園」と呼ばれるようになりました。現在も約400種の薬草木が植えられ、御茶屋御殿では、藩主も眺めた景色とともに秘伝の薬草茶や抹茶も楽しめます。昭和7年に、江戸時代の代表的な大名型山水庭園として国の名勝に指定されています。

住所
福島県会津若松市花春町8-1
営業時間
8:30~17:00(最終入場16:30)、無休
※お抹茶席9:30~15:30L.O.(12~3月中旬休み)
料金
大人330円、高校生270円、小中学生160円
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「御薬園」停下車、徒歩約3分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約20分

会津若松市

戊辰戦争の資料を展示「白虎隊記念館」

白虎隊記念館

白虎隊士自刃の地で、慰霊祭も行われる飯盛山。その登り口にある「白虎隊記念館」は、昭和31年に会津若松出身の弁護士、故・早川喜代次氏によって創立されました。会津藩が辿った戊辰戦争の悲劇の歴史を後世に正しく伝えたいというコンセプトで、白虎隊士たちの悲劇を描いたパノラマや攻防両軍の資料などが収蔵・展示されています。

住所
福島県会津若松市一箕町八幡弁天下33
営業時間
9:00~16:00、火曜定休(火曜が祝日の場合は開館)
料金
大人400円、高校生300円、小中学生 200円
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「飯盛山下」停下車、徒歩約3分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約15分

会津若松市

白虎隊の悲しい物語が語り継がれる「飯盛山」

飯盛山

会津の城下町を一望できる、標高約314mの小高い山。明治元(1868)年、戊辰戦争の最中逃げ延びた白虎隊が自刃したという悲劇の地であり、「白虎隊十九士の墓」や会津各地で戦死した「三十一士の墓」などが残っています。

国の重要文化財に指定される「会津さざえ堂」や、市天然記念物である「太夫桜」といった貴重な史跡も要チェック。急な石段が多いため、足腰に不安がある人は「動く坂道・スロープコンベア」を利用すると便利です。

住所
福島県会津若松市一箕町八幡
料金
スロープコンベア:中学生以上 250円、小学生 150円
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「飯盛山下」停下車、徒歩約5分
【車】磐越自動車道「会津若松IC」より約15分

会津若松市

不思議な螺旋構造を体験!「さざえ堂」

さざえ堂

寛政8(1796)年、飯盛山に建立された高さ16.5メートル、六角三層の仏堂。正宗寺の住職・郁堂和尚が考案した建物で、上りと下りの階段が別々という世界的も珍しい二重螺旋構造になっています。堂内には西国三十三観音像を安置。このお堂をお参りすることで一度に三十三観音参りができるとされ、江戸の庶民に人気を博したといわれます。

住所
福島県会津若松市一箕町八幡滝沢155
拝観時間
8:15~日没(12月~3月は9:00~16:00)、無休
拝観料
大人400円、高校大学生300円、小中学生200円
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「飯盛山下」停下車、徒歩約5分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約15分

会津若松市

当時の会津武士の生活を見られる「会津武家屋敷」

会津武家屋敷

会津の歴史や文化、精神を後世に伝える野外施設。会津藩23万石の家老であった西郷頼母邸の復元施設を中心に、資料館や歴史館、県の重要文化財に指定されている旧中畑陣屋など、会津武士の暮らしを彷彿とさせる施設がそろいます。

総敷地面積2,400坪、けやき・ひのき・杉材を用いた壮大な和洋建築の西郷頼母邸は圧巻。そのほかにも、郷土料理や喜多方ラーメンが食べられるお食事処、赤ベコや起き上がり小法師の絵付け体験コーナーなどがあり、会津の魅力を肌で感じられるスポットです。

住所
福島県会津若松市東山町大字石山字院内1
開館時間
4~11月/8:30〜17:00、12~3月/9:00〜16:30、無休
入場料
大人850円、中高生550円、小学生450円
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりタクシーで約7分
【車】磐越自動車道「会津若松IC」より約15分

会津若松市

会津の歴史は息づく温泉郷「会津東山温泉」

会津東山温泉

約1300年前、名僧行基によって発見されたといわれている名湯。サラサラの硫酸塩泉は傷や打ち身に効能があるといわれ、美肌の湯としても知られます。江戸時代には会津藩の湯治場として栄え、戊辰戦争時に新撰組・土方歳三が傷を癒したという源泉を持つ宿や、会津藩松平家の別荘から発祥した宿なども現存。「からり妓さん」と呼ばれる伝統芸妓の唄や踊りも必見です。

住所
福島県会津若松市東山町大字湯本字滝ノ湯110
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「東山温泉駅」停下車すぐ
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約20分

2.七日町通りおすすめお土産スポット

会津若松市

洋風レトロな店舗も見もの「白木屋漆器店」

白木屋漆器店

約300余年前の慶安年間に創業した会津漆器の製造問屋。現在の店舗は大正3(1914)年に竣工した、ルネッサンス様式の洋館風土蔵造りの建物。3階建ての店内に、1,000種類以上の会津漆器を常時取り揃え、伝統的な重箱などのほか、手頃な価格の椀物やスプーンなども扱っています。会津塗の工程がわかる資料館も併設しています。

住所
福島県会津若松市大町1-2-10
営業時間
9:00~17:30、年末年始・12月~7月の水曜休み
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「七日町白木屋前」停下車すぐ
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約10分

会津若松市

おしゃれな蔵カフェも併設「末廣酒造 嘉永蔵」

末廣酒造 嘉永蔵

嘉永3(1850)年に創業。明治時代に福島県で初めて杜氏による酒造りを実現。大正時代には山廃造りの試験醸造も行い、現在に伝承されています。明治期の木造3階の建物は、日本建築では珍しい高い吹き抜けの威風堂々とした造り。酒蔵見学の際にはここでしか味わえない酒の試飲もでき、仕込み水で入れたコーヒーが味わえるカフェも併設。

住所
福島県会津若松市日新町12-38
営業時間
9:30~16:30、無休(12/31・1/1のみ休み)
料金
酒蔵見学:無料
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「大和町」停下車、徒歩約1分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約15分

会津若松市

絵付け体験もできる「ほしばん絵ろうそく店」

ほしばん絵ろうそく店

安永元(1772)年創業、菊やボタンの鮮やかな色合いが美しい会津絵ろうそくの専門店。会津藩御用達の職人として、手作り、手書きの伝統製法を守り、親子代々伝授された唯一の店で、現在は9代目当主がその技と伝統美を受け継いでいます。店内の工房では、9色の絵の具と筆を使って描くオリジナル絵ろうそくの絵付け体験も可能です。

住所
福島県会津若松市七日町3-33
営業時間
9:00~19:00(1月~3月は18:00まで)、無休(12/31~1/3のみ休)
料金
絵付け体験:1名2,100円(前日までに要予約)
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「七日町駅」停下車、徒歩約3分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約10分

会津若松市

会津木綿の魅力満載!「もめん絲」

もめん絲

もともと人々の日常着のために生み出された会津木綿。素朴で飾らない風合いと、丈夫で使い心地がいいのも特徴で、地域ごとに独自の地縞(しまじ)があります。古きよき店構えの「もめん絲」は、そんな会津木綿の生地をはじめ、手作り小物などを揃える店。笑顔の素敵な女将さんが、日常的に使いたい伝統工芸品・会津木綿の魅力を教えてくれます。

住所
福島県会津若松市七日町3-31
営業時間
10:00~17:00、木曜休み(木曜祝日の場合は営業)
アクセス
【電車】JR「七日町」駅より徒歩約2分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約10分

会津若松市

会津駄菓子や美しい羊羹が話題!「長門屋 七日町店」

長門屋 七日町店

創業は嘉永元(1848)年。会津藩主から「庶民のお菓子を作れ」という命を受け、菓子作りを始めたという老舗菓子処。以来、6代に渡って手作りにこだわり、会津産鬼クルミを使った「香木実」、和三盆の「貝千年」などの銘菓や会津駄菓子、近年は目にも美しい羊羹も人気です。2019年1月にリニューアルした七日町店には和カフェも併設。

住所
福島県会津若松市七日町3-30
営業時間
9:30~17:00、日曜休み
アクセス
【電車】JR「七日町」駅より徒歩約3分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約10分

3.会津若松で味わいたい名物グルメ

会津若松市

歴史的空間で郷土の味に舌鼓「大正浪漫 渋川問屋」

大正浪漫 渋川問屋

120年以上の歴史を持つ元海産物問屋が、明治時代に建築された蔵や大正時代の木造家屋などを生かした空間で、会津の郷土料理を提供。海鮮問屋ならではの素材や、会津塩川牛などを使った本格的な町方料理がいただけます。東山芸妓と昼膳を楽しむコースもあり。別館は明治時代の蔵を利用したロビーと、棟続きの和洋室で構成された宿泊施設です。

住所
福島県会津若松市七日町3-28
営業時間
11:00~21:00、無休(年末年始のみ休)
メニュー例
祭り御膳「鶴」2,200円、会津会席膳4,400円など
アクセス
【電車】JR「七日町」駅より徒歩約3分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約8分

会津若松市

会津ラーメンのおいしい店「めでたいや」

めでたいや

煮干しが効いた会津風中華そばの人気店。山国ならではの乾物(煮干し、昆布、シイタケなど)をふんだんに使った魚介系と、会津地鶏のガラと豚骨を煮込んだ動物系のWスープに、独自ブレンドのあっさり醤油ダレ、喜多方ラーメンの流れを汲むやわらかモチモチの麺が特徴的。甘めに仕上げた自家製ソースの「名物大名ソースかつ丼」も人気です。

住所
福島県会津若松市千石町3-1
営業時間
11:00~21:00(日・祝日は20:00まで)、火曜休み(火曜祝日の場合は営業、翌日休み)
メニュー例
チャーシュー麺920円、ねぎチャーシュー1,000円、大名ソースかつ丼1,300円など
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「徒之町」停下車、徒歩約5分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約20分

会津若松市

煮込みソースカツ丼を体験!「なかじま」

なかじま

大正時代から会津の人々に愛されてきたソースカツ丼。その伝統の味を進化させた「煮込みソースカツ丼」が有名な創業60余年のお店。オリジナルのソースでカツを卵とじにし、カツの下にはキャベツではなくタマネギを敷くなど、ここでしか味わえない唯一無二のおいしさが魅力です。オーソドックスなソースカツ丼や、健育美味豚を使った特上ロースカツ丼もあり。

住所
福島県会津若松市上町2-39
営業時間
11:00~14:30(土・日・祝日は15:00まで) 17:30~20:30、火曜・月曜夜休み
メニュー例
煮込みソースカツ丼1,200円、キャベツソースカツ丼1,200円、特上ロース煮込みカツ丼1,800円など
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「会津若松市役所前」停下車、徒歩約7分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約15分

会津若松市

会津特産の桜肉を堪能!「會津郷土食と桜鍋 鶴我 会津本店」

會津郷土食と桜鍋 鶴我 会津本店

低カロリー、高たんぱくで女性にも注目度大の馬肉のなかでも、会津ブランドの最高級馬肉を桜刺しや桜鍋で味わえる店。特に、1頭から数キロしか取れない極上の赤身刺しや、カルビ部位をすき焼き風で味わう「會津桜鍋Wカルビ膳」は絶品です。にしん山椒づけ・棒たら煮・天ぷら饅頭の「會津三大名物盛合せ」は、厳選の会津地酒とも相性抜群!

住所
福島県会津若松市東栄町4-21
営業時間
11:30~14:00 17:00~22:00、不定休
メニュー例
桜鍋定食2,640円、板前おまかせ膳コース3,850円~など
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「会津若松市役所前」停下車すぐ
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約10分

4.子どもにおすすめ!体験スポット

会津若松市

赤べこの絵付け体験!「手作り体験広場 番匠」

手作り体験広場 番匠

福島県伝統民芸品にも指定されている、張り子の「赤べこ」の製造元。厄除けのお守りとして当地に伝わる赤べこは、一つひとつ、昔ながらの手作りで制作。その作業風景を見学できるほか、赤べこの絵付け体験が楽しめます。また、会津の人気キャラクター「あかべぇ」の土鈴の絵付け、会津ダルマ、会津切り絵、会津塗りなどの体験も可能です。

住所
福島県会津若松市和田1-6-3
営業時間
9:30~16:30(体験受付は16:00まで)※季節により異なる、無休
料金
赤べこ絵付け体験860円、あかべえ土鈴の絵付け体験1,200円など
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりまちなか周遊バス「和田」停下車すぐ
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約10分

耶麻郡 猪苗代町

博士ロボットなど見どころ満載「野口英世記念館」

野口英世記念館

猪苗代町にある、福島県出身の偉人・野口英世博士の生涯と業績を多彩な資料で紹介する記念館。1歳半の時に火傷を負った囲炉裏のある生家を再現し、博士が描いた妻の肖像画、母シカからの手紙、遺品などを展示。博士の行った細菌研究を映像やゲームで体験することができる「バクテリウム」や、博士ロボットなど、大人も子供も楽しめる見どころが満載です。

住所
福島県耶麻郡猪苗代町大字三ッ和字前田81
営業時間
9:00~17:30(11月~3月は16:30まで)※最終入場は閉館30分前、無休(12/29~1/3のみ休)
料金
大人800円、小中学生400円、未就学児無料
アクセス
【電車】JR猪苗代駅より磐梯東都バス「野口英世記念館前」停下車、徒歩約1分
【車】磐越自動車道「猪苗代磐梯高原」ICより約5分

会津若松市

会津武士が学んだ学問所「會津藩校日新館」

會津藩校日新館

雄大な会津盆地の高台に佇む「會津藩校日新館(あいづはんこうにっしんかん)」。5年の月日をかけて享和3(1803)年に創設された、会津藩の学問所を復元した体験型博物館で、坐禅や茶道、弓道などさまざまな体験ができます。

そのほかにも、日本で初めて作られたプール「水連場」や、10歳になった武士の子どもが入学し、初歩教育を学ぶ「素読所」など見どころ多数。武士道体験を通して、当時の学校生活をのぞいてみては。

住所
福島県会津若松市河東町南高野字高塚山10
開館時間
9:00〜17:00(最終受付16:00)、無休
観覧料
大人850円、中高生550円、小学生500円
アクセス
【電車】JR「会津若松」駅よりタクシーで約15分
【車】磐越自動車道「会津若松IC」より約10分

会津若松市ほか

大パノラマの絶景に感動「お座トロ展望列車」

お座トロ展望列車

会津若松駅~会津田島駅間を運行するイベント列車。国の天然記念物に指定されている「塔のへつり」や、日本唯一の茅葺き屋根の駅舎が目をひく湯野上温泉駅など、会津若松の街並みや雄大な自然を肌で体感できます。

より景色を楽しみたいなら、窓がなく、自然の香りや温度を感じられるトロッコ席がおすすめ。足を伸ばして座れる掘りごたつ式のお座敷席では、ソフトドリンクやお酒を片手にのんびり景色を眺められます。

運行期間
4〜11月の土・日曜日
料金
座席指定券:大人400円、小人200円(全席指定)

5.ちょっと足をのばして

南会津郡 下郷町

今も残る江戸時代の町並み「大内宿」

大内宿

福島県南会津エリアにある、江戸時代から残る宿場町。町の中心には旧会津西街道が通り、その両側に茅葺屋根の家屋が立ち並びます。初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色など四季折々の風景が美しく、今では年間通して多くの人が訪れる人気の観光地。昭和56年に町全体が国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

住所
福島県南会津郡下郷町大内
アクセス
【電車】会津鉄道「湯野上温泉」駅よりタクシーで約10分
【車】磐越自動車道「会津若松」ICより約50分

南会津郡 下郷町

大内宿名物!ネギで食べる「高遠そば(ねぎぞば)」

高遠そば(ねぎそば)

大内宿の茅葺の町並みには土産店や食事処が軒を連ね、その中でも名物といえば高遠そばです。添えられたねぎ1本を箸替わりにして食べる通称「ねぎそば」。「ネギのように細く長く、白髪の生えるまで長く生きる」という意味が込められているそうです。会津藩主が育った長野県高遠から持ち帰った辛み大根のそばが元となっており、つゆは水ではなく大根のおろし汁を使用しています。


南会津郡 下郷町

国の天然記念物指定の景勝地「塔のへつり」

塔のへつり

百万年の歳月をかけて自然が作り出した景勝地。奇岩怪石が塔のように連なる断崖(へつり)という意味から、「塔のへつり」と名付けられました。1943年には国の天然記念物に指定されています。

断崖まで吊り橋が架けられており、内部を見学することもできます。特に周囲の山々が色づく紅葉の時期がおすすめで、渓谷が鮮やかに染まる光景は圧巻。落ち葉が川を流れる様子も風情があり、心安らぐ時間を過ごせます。

住所
福島県南会津郡下郷町大字弥五島字下タ林
アクセス
【電車】会津鉄道「塔のへつり駅」より徒歩約5分
【車】磐越自動車道「会津若松IC」より約50分

 

6.今回ご紹介した会津若松の観光マップ

 

7.会津若松旅行を探す

 

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