「宮古島東急ホテル&リゾーツ」は、2023年6月より「海のマイボトル」の販売を開始しました。同製品は沖縄県伊良部島周辺の白化し死滅した養殖サンゴを原材料としており、サンゴ礁の生物多様性の維持や海洋プラスチック問題の解決に貢献するアイテムとなっています。
白化した養殖サンゴを原材料とする「海のマイボトル」を数量限定で販売!
アサヒユウアスとハヤシコーポレーションの協業で開発された「海のマイボトル」は、沖縄県伊良部島周辺の白化し死滅した養殖サンゴを20%使用したエコなアイテム。商品の売上1本につき100円が、伊良部島環境協会へ寄付されます。同製品は、ボトル側面にホテルのロゴが入ったオリジナルデザイン。海へのお出かけなどレジャーで便利に使えるのはもちろん、お土産としてもぴったりです。
商品開発の背景には、地球温暖化による海水温度の上昇などの影響で深刻化するサンゴの白化・死滅問題があります。死滅したサンゴは元に戻ることがなく、生物多様性を維持する機能は失われてしまいます。なお自生している天然のサンゴの採捕は法令で禁止されていますが、養殖サンゴについては認められています。さらに養殖サンゴの場合は、次のサンゴを養殖するために死滅したサンゴを速やかに取り除く必要があるのです。
東急ホテルズ&リゾーツでは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして2019年に「サステナブル方針」を掲げました。具体的な取り組みとしては、植物由来のエコ素材アメニティの提供に加え、宿泊時に使用しなかったアメニティに対して「グリーンコイン」を提供し、環境保全活動の基金として活用する「グリーンコイン制度」を導入しています。
さらに宮古島東急ホテル&リゾーツでは、「美ら海(ちゅらうみ)」を守るための取り組みとして定期的にビーチ清掃も行ってきました。ホテル目の前にある与那覇前浜ビーチには普段ほとんどゴミはありませんが、草が生えている場所には流れ着いた漁具や発泡スチロールが隠れていることがあり、ホテルスタッフが一丸となって回収に取り組んでいます。
「海のマイボトル」は、2023年6月15日より宮古島東急ホテル&リゾーツ1階ロビーのレジャーカウンターで販売されています。 この機会に改めて、生物多様性の維持や海洋プラスチック問題に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
宮古島東急ホテル&リゾーツ
- 住所
- 沖縄県宮古島市下地与那覇914
- 総部屋数
- 247室
- アクセス
- 宮古空港より車で約13分