2015年の日本上陸以来、おいしさを徹底的に追求した自社焙煎のコーヒーで支持されてきた「ブルーボトルコーヒー」。2021年9月17日に前橋の「白井屋ホテル」内にて「ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ」をオープンしました。食文化とアートを発信する新拠点です。
伝統と先進が同居する街・前橋に食とアートの新拠点
2002年、カリフォルニアで誕生した「ブルーボトルコーヒー」は、おいしさを徹底的に追求したコーヒーを提供するカフェチェーン。その出店においては、自社のロースタリーから焙煎したてのコーヒーを配送可能であるという条件とともに、コミュニティへの貢献を大切にしてきました。
そんな「ブルーボトルコーヒー」が今回新たに出店したのが、かつて絹産業でイノベーションを興し、日本近代化の礎を築いた群馬県前橋市。「めぶく。」をテーマに官民一体となって地域活性を進めているエリアです。
舞台は300年以上の歴史ある旅館を、建築家・藤本壮介氏をはじめとする国内外のクリエイターが集結して大胆にリノベーションした「白井屋ホテル」。想像力を刺激する食文化とアートの新拠点「白井屋ホテル」の敷地内馬場川通り沿いに「ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ」をオープンしました。
ドリップステーションを正面に配置し、外からの光を取り入れた「ブルーボトルコーヒー」らしさあふれる空間は、芦沢啓治建築設計事務所のデザインによるもの。「白井屋ホテル」を含む前橋の歴史的建造物で多く用いられているレンガをキーマテリアルに、街との一体感を醸し出しています。
また、店内には前橋在住のアーティストである白川昌生(しらかわ・よしお)氏による前橋をテーマにした新作アートを展示。前橋の歴史に着想を得た作品「赤城山龍神体」には、新たな形へと進化する姿が描かれ、敷地内や客室に多様なアート作品が飾られている「白井屋ホテル」ともリンクした空間となっています。
地元和菓子店とコラボしたスイーツやトートバッグも限定発売!
自社焙煎のこだわりコーヒーとともに楽しみたいメニューも充実。前橋市内の和菓子店「和む菓子 なか又」の看板メニューをアレンジした「ブルーボトルコーヒー × なか又 ふわふわ わぬき コーヒークリームとあんこ」(店内利用550円、持ち帰り540円)も、12月末までの期間限定で販売されています。
丁寧に焼き上げたどらやき生地に、「ブルーボトルコーヒー」の定番ブレンド「スリー・アフリカズ」を使用した甘さ控えめのコーヒークリームと、「和む菓子 なか又」特製の自家製あんをサンドした限定メニュー。コーヒークリームとあんこのありそうでなかった組み合わせが、クオリティコーヒーにマッチします。
表面に焼印で入ったロゴと、前橋のまちなかをイラスト化したマップがプリントされたキュートなパッケージにも注目。このイラストマップをデザインした「ブルーボトルコーヒー × なか又 前橋まちなかトートバッグ」(2,200円)も数量限定発売されており、前橋訪問のお土産にもぴったりです。
さらに、「ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ」オープンを記念して、「白井屋ホテル」内にある表参道「EMME」オーナーパティシエ・延命寺美也(えんめいじ・みや)氏プロデュースのパティスリー「the PÂTISSERIE」でもブルーボトルのコーヒーを使ったコラボメニュー「グレープフルーツとコーヒーのタルト」を期間限定発売。フルーツとコーヒーのペアリングが楽しめるこちらも見逃せません。
日本近代化を先駆けた魅力あふれる街・前橋の歴史と文化、そしてアートに触れる空間で、こだわりのクオリティコーヒーやスイーツを楽しめる「ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ」。新たな出会いと発見が叶う場所として、次の旅のデスティネーションに加えてみてはいかがでしょうか。
ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ
- 住所
- 群馬県前橋市本町2-2-15「白井屋ホテル」敷地内、馬場川通り沿い
- 営業時間
- 8:00~19:00
※政府や自治体の指針や発表、出店施設の方針などの状況により、営業時間が変更になる場合があります。 - 席数
- 店内:16席 屋外ベンチ:2名がけ5台
- アクセス
- JR両毛線「前橋」駅より徒歩で約15分 / タクシーで約5分