大阪市内や有馬温泉からも近い関西有数のリゾート地・六甲山（兵庫県神戸市）は、遊べる観光・レジャースポットとして人気。アスレチック、六甲山牧場、夜景など、子連れで楽しめる六甲山のおすすめスポットからランチまで紹介します。
公開日: 2024/09/28
夜景スポットとして知られる神戸市の六甲山。その山上にある「ROKKO森の音（ね）ミュージアム」と「六甲高山植物園」で、2024年9月21日〜11月24日まで、土日祝日限定で夜間特別営業が実施されています。
会場では夜間イベント「ひかりの森～夜の芸術散歩～」が開催され、昼間とは違った雰囲気の中でアート体験を楽しめます。
夜の六甲山をひかりのアートが彩る
「ひかりの森～夜の芸術散歩～」と題したこのイベントは、2024年8月24日から六甲山で開かれている現代アートの芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond」の一環として開催されています。
会場のROKKO森の音ミュージアムと六甲高山植物園では、光や映像を使った作品を数多く手がける京都在住のアーティスト・髙橋匡太さんが手がけたアート作品「ひかりの実 in SIKIガーデン」を展示。園内の木々にLEDの明かりを入れた果実袋がつり下げられ、夜の六甲山をカラフルに彩っています。
果実袋の制作には神戸市内の小中学生などが参加し、それぞれに笑顔のイラストが描かれています。
約5,000個にも上る「ひかりの実」は会期中2,500個ずつに分けて展示されることになっていて、ひとつひとつ異なる笑顔が描かれた明かりと、会場に流れる癒やしの音楽が、来場者をあたたかな雰囲気で包み込んでくれます。
会場では、髙橋さんによる体験型アート「キラ★キラ★キラリー～夜の絵具を探せ！～」も展開されています。
参加者は園内5カ所の「光の泉」を巡って、キラキラ光る色のかけらを集めます。全てのポイントを回ると、ゴール地点で光と音楽の特別な演出を鑑賞できるという仕掛けで、大人から小さな子どもまで楽しめるアート作品です。
また、透明な素材による光や影を取り込んだ平面作品やインスタレーションが個性的なアーティスト・竹中美幸さんの作品「Tiny Shadows」も展示。35mmの映像フィルムを使い、六甲高山植物園で採集した植物の影をアート作品へと生まれ変わらせました。
10月からはライトアップされた紅葉も見どころ！
園内は10月中旬〜11中旬にかけて、紅葉が見頃を迎えます。イベント会期中は会場の木々のライトアップも行われ、展示されているアート作品と紅葉との鮮やかな競演が楽しめそうです。
イベントが開催される土日祝に限り、ROKKO森の音ミュージアム「森のCafé」と六甲高山植物園「山小屋カフェ エーデルワイス」では、営業時間を19:00（18:30 L.O.）まで延長。園内の散策とあわせてディナーも満喫できます。
やさしい明かりに包まれた「ひかりの森」は、日中の六甲山とは一味違う表情で迎えてくれます。現代アートで彩られた夜の自然を求めて、秋の六甲山を訪ねてみてはいかがでしょうか？
ひかりの森～夜の芸術散歩～
- 場所
- ROKKO森の音ミュージアム（兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145）
六甲高山植物園（兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150） - 開催期間
- 2024年9月21日～11月24日の土日祝
- 開催時間
- 17:00〜20:00（19:00 パスポート販売終了）
- アクセス
- 【バス】六甲山上バス「ミュージアム前」「高山植物園」バス停から徒歩約1分
【車】阪神高速神戸線「魚崎」出口・「住吉浜」出口から約30分 - 詳細
- 六甲山ポータルサイト
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