さつまいもの可能性は無限大!十勝産素材をふんだんに使ったさつまいも菓子専門店【帯広】

さつまいもの可能性は無限大!十勝産素材をふんだんに使ったさつまいも菓子専門店【帯 広】

提供:Sitakke

 

今回は、「さつまいもが大好き」という店主が帯広に開いた、さつまいも菓子専門店「十芋(といも)」をご紹介します。十勝ならではの乳製品や小麦、砂糖などの食材を掛け合わせた、さつまいものスイーツが人気のお店です。

 

帯広駅から車で約10分の「さつまいも菓子専門店・十芋」

さつまいもの可能性は無限大!十勝産素材をふんだんに使ったさつまいも菓子専門店【帯 広】

「さつまいも菓子専門店・十芋」は帯広駅から車で約10分の場所にあります。「ドン・キホーテ西帯広店」の道路を挟んで向かい側で、買い物のついでに立ち寄るのにも便利です。バスで行く場合は「新緑通21条」のバス停で下車、徒歩1分。

 

さつまいもの可能性は無限大!十勝産素材をふんだんに使ったさつまいも菓子専門店【帯 広】

テイクアウト専門店なので、こじんまりとした店内。イートインスペースはありません。古民家風で落ち着いた雰囲気。

 

宅配サービスの「Wolt」にも対応していて、『芋けんぴ』『大学芋』『干し芋』などを配達してもらえます。

 

魅力的なさつまいも菓子がいっぱい!

大人気商品の『おいもシュー(340円)』

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こちらは大人気商品の『おいもシュー(340円)』。

クッキーシューのザクザク食感を楽しんでもらうため、注文してからクリームを詰めるのだそう。シュー生地は毎日店で焼いていますが、冷ますのに時間がかかるので昼12時ごろからの販売です。

 

さつまいもの可能性は無限大!十勝産素材をふんだんに使ったさつまいも菓子専門店【帯 広】

中には十勝産の生乳と卵から作った自家製のカスタードクリームと、生クリームをブレンドした「ディプロマットクリーム」が。そのクリームの中に、ダイス状に切られた金時芋がたっぷりで食べ応え十分です。こぼれそうなほど大量のクリームですが、甘さ控えめなので重くありません。1人で2個ぐらいペロリと食べられそう。

シュー生地の上側はザクザク、下側はしっとりの2種類の食感を楽しめます。

 

しっとりタイプの『大学芋(550円)』

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こちらも人気メニューの『大学芋(550円)』です。

 

大学芋といっても、表面がパリパリの「中華ポテト」と違い、しっとりタイプ。寝かせて熟成させた「紅はるか」にたっぷり「芋蜜」がかかっていて、上品な甘みです。「芋蜜」は細かく切ったさつまいもから、時間と手間をかけて抽出した一品。皮付きですが全く気にならず食べられ、むしろパリパリの食感がいいアクセントになっています。

温かい大学芋の上に、冷たいバニラアイスなどをトッピングしてもおいしそう。筆者は冷やして食べてみましたが、固くならずにひんやりスイーツとして楽しめました。
注文してから作ってくれるので、できたての熱々をいただけますよ。

 

女性人気の高い『スイートポテト(440円)』

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こちらは女性人気の高い『スイートポテト(440円)』。

 

「紅あずま」と「紅はるか」、2種類の食感の違うさつまいもをブレンドしています。2種類と芋の自然な甘みと食感を楽しめる、贅沢な一品。北海道産の生クリームで、くちどけがクリーミーに仕上がっています。

 

北海道産のバターが、さらにコクと旨味をプラス。食べ進めると中からカスタードクリームが出てきて、お得感を味わえます。
小ぶりなサイズながらも、しっかりとした食べ応えもあるスイートポテトです。

 

さつまいもの可能性は無限大!十勝産素材をふんだんに使ったさつまいも菓子専門店【帯 広】

プレーン以外にショコラもありますよ。

 

見た目もかわいらしい『芋蜜プリン(400円)』

さつまいもの可能性は無限大!十勝産素材をふんだんに使ったさつまいも菓子専門店【帯 広】

こちらは見た目もかわいらしい『芋蜜プリン(400円)』。

 

しっとり甘い「紅はるか」と十勝産の卵をたっぷり使った、とろける芋プリン。しっかりと固さがありながらも、口に入れるとクリーミーな芋の甘みが広がります。

 

瓶の底にはカラメルではなく、「芋蜜」がたっぷり。ご高齢の方から赤ちゃんまで、安心して食べられるプリンです。サイズも小さめなので、ちょっとした差し入れにもぴったり。

 

口いっぱいに芋の甘みが広がる!『冷やし焼き芋(380円)』

さつまいもの可能性は無限大!十勝産素材をふんだんに使ったさつまいも菓子専門店【帯 広】

こちらは珍しい『冷やし焼き芋(380円)』。

時間と手間をかけて熟成させたさつまいも「紅はるか」をかまどで炭火焼きした焼き芋。炭火焼きの炭も、もちろん十勝産です。甘みが増した焼き芋を、焼いてから冷やすことによってさらに甘みを増しています。しっとりねっとりとした冷たい焼き芋は、まるでスイーツを食べているかのよう。皮も薄いので、皮ごとパリパリ食べられますよ。

一口かじると「芋蜜」がじわっとあふれ出てきて、口いっぱいに芋の甘みが広がります。

 

お客さんの声から生まれた『やわらか干し芋(580円)』

さつまいもの可能性は無限大!十勝産素材をふんだんに使ったさつまいも菓子専門店【帯 広】

こちらはお客様の声から生まれた『やわらか干し芋(580円)』。

 

北海道産のさつまいも「シルクスイート」をかまどでじっくりと炭火焼きし、ゆっくり時間をかけて水分を飛ばしています。干し芋なのにしっとりと柔らかく、原材料もさつまいものみなのでご高齢の方から赤ちゃんまで安心して食べられます。

 

甘さ控えめなので、あんこやクリームなどと合わせてもおいしそう。小さく切ってご飯に混ぜれば、簡単に「さつまいもご飯」の完成。賞味期限も他の商品に比べて長く、おみやげにもぴったりです。

 

北海道産のおいしいさつまいも菓子を届けたい

さつまいもの可能性は無限大!十勝産素材をふんだんに使ったさつまいも菓子専門店【帯 広】

代表の渋田さんにお話を聞きました。渋田さんはえりも町のご出身で、室蘭、札幌、東京などの経験を経て6年前帯広に来たのだそう。

 

この場所でさつまいも菓子専門店をオープンしたのは2022年7月。2024年で2周年を迎えます。

 

「さつまいもが大好きだったので、十勝ならではの乳製品や小麦、砂糖などの食材を掛け合わせてお菓子を作りたいと思いました。老若男女年齢問わず愛され、体にもいいさつまいもはスイーツ作りにとても適しているんです」と言います。

 

開店当初はほとんど本州産のさつまいもを使っていましたが、最近では北海道産のさつまいもの割合がかなり増えてきたのだそう。商品に合わせて、最も合う産地と品種を選んでいます。

 

東京や群馬、大阪など本州のデパートの催事にも出店する同店。その際には、北海道産のさつまいもをメインに使うのだと言います。

 

お店一番人気の『芋けんぴ』

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こちらはお店一番人気の『芋けんぴ』。芋は本州産の金時芋を使い、揚げ油や絡める“てんさい糖蜜”は十勝産を使っています。芋の太さや揚げ油の温度、揚げ時間などを変えて何度も試行錯誤を繰り返し完成した一品。

 

現在販売されているのは『蜜』『甘塩』『生姜』『黒糖』の4種類ですが、現在お酒に合うおつまみ用の『芋けんぴ』を開発中なのだそう。

 

「さつまいもの可能性は無限大。どんどん新しい商品のアイデアが浮かんでくるんです。」と言います。新しい『芋けんぴ』以外にも、お土産にしやすい焼き菓子なども考え中なのだとか。

 

秋からは、インターネットで通信販売を開始する予定です。最初は『芋けんぴ』や冷凍の『スイートポテト』から。取扱商品はどんどん増やしていくのだそう。今までお店や催事でしか買えなかったのが、全国で手軽に買えるようになるのはありがたいですね。

 

「北海道産のさつまいもも、だんだんメジャーになりつつあります。そのおいしさを全国のお客様に知ってもらえたらうれしい」と笑顔で語る渋田さん。

 

みなさんもぜひ「さつまいも菓子専門店・十芋」を訪れてみてください。バラエティ豊富なさつまいも菓子の数々に、何度も通いたくなること間違いなしのお店です。

 

Instagramで限定商品などの最新情報を発信しているので、気になる方はチェックしてみてください。

 

さつまいも菓子専門店・十芋

住所
北海道帯広市西21条南3-5-2
営業時間
11:00~18:00
定休日
水曜日
駐車場
6台

 

 

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文・取材:カンベ アキラ
編集:Sitakke編集部・ナベ子

<カンベ アキラ PROFILE>
北海道が大好きすぎて、2014年に関西から移住したアラフィフ。現在は十勝在住の旅好き。「北海道観光マスター」「十勝の観光文化検定」の資格所持。「北海道コンシェルジュ」「北海道旅行モデルプランナビ」の2サイトを運営。自ら体験して確かめた北海道の観光スポットやグルメ、お土産やお取り寄せ情報を発信しています。北海道旅行のプランニング相談も「ココナラ」で随時受付中。ゴールデンカムイにドハマりしていて、道内各地を聖地巡礼しています。(スタンプラリーも全制覇)Web情報サイト「北海道Likers」でも執筆中。

 

※この記事は、2024年7月22日にHBC北海道放送のWEBマガジン「Sitakke」で公開された記事を転載したものです。

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