福岡・博多はおいしいグルメの宝庫。せっかく旅行で訪れたのなら、おいしい博多グルメを楽しまないともったいない! そこで今回は、現地在住の記者がおすすめする「博多10大グルメ」と名店をご紹介します。上品な雰囲気のお店から大衆的なお店まで選んでいるので、用途に応じて使い分けて博多のグルメ旅を楽しんでください。
博多名物にはおいしいグルメがいっぱい!
必ず食べたい!福岡・博多グルメの大本命といえば「もつ鍋」
「もつ鍋」のルーツは太平洋戦争後の福岡にさかのぼり、当時はもつとニラを醤油ベースのスープでいただく「すき焼き風」スタイルだったそうです。近年では、鰹や昆布でとったダシに醤油や味噌で味付けをするのが主流となっています。新鮮な生もつを使用する博多のもつ鍋は、煮込まずにさっと火を通すだけで食べるのが基本の食べ方です。
肉厚のもつが口の中でとろける!「一藤(いちふじ) 博多店」
「一藤」は、福岡市内に3店舗を構えるもつ鍋の名店。JR博多駅から徒歩3分の好立地にある博多店は、広々としていて高級感があり周りの席との間に余裕もある作りなので、カップルで訪れても周りの目を気にせずゆっくりと食事を楽しむことができるでしょう。
「一藤」の「もつ鍋」(1,380円・税抜)のスープは、醤油、味噌、ポン酢の3種類。1番人気は白味噌仕立ての味噌スープで、濃厚ながらも上品な味わいは肉厚なもつとシメのちゃんぽんとの相性が抜群です。
地元記者のコメント
もつ鍋は注文を受けてから丁寧に調理してくれるので、提供までに15〜20分ほどかかります。「牛ホホ煮込み」(950円・税抜)や「酢もつ」(650円・税抜)などの一品料理もおいしいので、つまみながらもつ鍋の出来上がりをゆっくり待つのがおすすめですよ。
一藤 博多店
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅前2-4-16
- 営業時間
- 17:00~24:00
- 定休日
- 不定休(年34日、12/31、1/1)
- 電話番号
- 092-451-7888
- アクセス
- JR「博多」駅博多口より徒歩約3分
- 詳細
- 一藤 博多店公式ページ
滋味豊かな鶏スープがたまらない!日本4大鶏鍋料理のひとつ「水炊き」
福岡・博多の「水炊き」は、東京の軍鶏鍋、京都のかしわ鍋、秋田のきりたんぽ鍋と並ぶ日本4大鶏鍋のひとつ。煮立たせた水に鶏肉とお好みの野菜を投入し、具材からの出汁だけで煮込むというとてもシンプルな鍋料理です。だからこそ具材の質や旨味を、ダイレクトに感じることができます。
上質な空間で、特別なひとときを。 「博多水炊き とり田 博多本店」
「博多水炊き とり田」の博多本店は九州最大級の演劇場・博多座の真裏にあることもあり、多くの観光客に人気の水炊き専門店。現代と伝統を融合させたワンランク上のおしゃれな空間でいただけば、特別なひとときになることは間違いないでしょう。
水炊きのコースは、松竹梅の3つあります。おすすめは水炊き、前菜2種、ごまさば 、とり天、雑炊またはラーメン、デザートが付いた、「竹」(4,800円・税抜)。水炊きとともに、博多名物も存分に楽しめる贅沢な内容です。
地元記者のコメント
水炊きの作法としては、まずはスープからいただきます。「博多水炊き とり田」のスープはこだわりの九州産丸鶏を使用しているため臭みが一切なく、鶏と野菜の旨味がたっぷり溶け出しているので、まずはスープだけで味わってみてください。
博多水炊き とり田
- 住所
- 福岡県福岡市博多区下川端町10-5博多麹屋番ビル1F
- 営業時間
- 11:30~23:00(L.O.22:00)
- 定休日
- なし
- 電話番号
- 092-272-0920
- アクセス
- 福岡市地下鉄空港線「中洲川端」駅から徒歩約3分
本場に来たならまずは1杯!「豚骨ラーメン」
諸説あるものの、「豚骨ラーメン(博多ラーメン)」は、1937(昭和12)年に福岡・久留米のラーメン屋台が始まりだといわれています。豚骨を強火で数時間炊き出した白濁濃厚スープに、極細のストレート麺や焼豚、紅生姜、小葱を加えたものが基本のスタイルで、今では全国に専門店があるほどの人気ラーメンになりました。
豚骨カプチーノで後味すっきり!「博多一双 博多駅東本店」
「博多一双(はかたいっそう)」の博多駅東本店は、JR博多駅の筑紫口から徒歩約6分と立ち寄りやすい立地。大鍋で豚骨を1日中炊いて作る豚骨スープはきめ細かな泡、通称・豚骨カプチーノが特徴で、濃厚ながらもキレがよく後味がすっきりとしているので女性でも食べやすいですよ。
「ラーメン」(680円)の麺はスープとの絡みにこだわり、特注の細平打ち麺を採用。タレは地元・福岡の醤油をブレンドしたものに数種類の魚介を加え、濃厚な豚骨スープの旨味を引き立たせています。
地元記者のコメント
豚骨ラーメンでは、「替え玉」(100円)をするのが一般的。テーブルには千切り生姜や辛子高菜、にんにくなどの薬味が常備されているので、1玉目はそのまま、2玉目からアレンジするのがツウの食べ方です。
博多一双 博多駅東本店
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅東3-1-6
- 営業時間
- 11:00〜24:00(スープ売り切れ次第終了)
- 定休日
- 不定休
- 電話番号
- 092-472-7739
- アクセス
- JR「博多」駅筑紫口から徒歩約6分
- 詳細
- 博多一双公式ページ
ラーメンと双璧をなす博多発祥の麺料理「ごぼう天うどん」
「博多=ラーメン」というイメージが強いですが、一説によるとうどんも福岡・博多が発祥なのだとか。博多区の承天寺(じょうてんじ)に「饂飩(うどん)蕎麦発祥の地」と記された石碑があるので、あながちウソではないのでしょう。中でも、博多のうどんといえば「ごぼう天うどん」が定番です。
どでかいごぼう天がインパクト大!「大地のうどん 博多駅ちかてん」
「大地のうどん 博多駅ちかてん」は、JR博多駅地下街の一角にあります。うどんは、水分が多くて柔らかいのが特徴。毎日切りたて茹でたてで提供される麺はうっすらと透きとおっていて、ツルツルと喉ごしが良くつい食べ過ぎてしまうほど。
1番人気は、「肉ごぼう天うどん」(680円)。成人男性の顔くらいの大きさがある、ごぼう天がドカンとのっていて迫力満点です。柔らかい麺に食感の違う歯ごたえのあるごぼうが良いアクセントになっていて、一見ボリュームが多そうに見えますが女性でもペロリと食べられますよ。
地元記者のコメント
取材日は平日だったものの、博多駅の地下街にあるということもあり店内は大賑わいでした。お昼時は行列ができることも多いので、カップルでゆっくり食べたいなら少し時間をずらすと席に座りやすくなるでしょう。
大地のうどん 博多駅ちかてん
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅前2-1-1朝日ビルB2F
- 営業時間
- 11:00〜16:00、17:00〜21:00
- 定休日
- なし
- 電話番号
- 092-481-1644
- アクセス
- JR「博多」駅地下街より直結
- 詳細
- 大地のうどん公式ページ
福岡・博多のお土産としても大人気!「明太子」
「明太子」とは、スケトウダラの卵巣を唐辛子入りの調味料に漬けたものです。福岡では「やまや」や「ふくや」など10社以上が明太子を製造していて、メーカーごとに味は様々。中には、優しい味わいの「島本」のような全国では知られていないメーカーもあり、お土産にすれば話題になるのではないでしょうか。
明太子をお好きなだけどうぞ。「博多もつ鍋 やまや 博多店」
「博多もつ鍋やまや」は、明太子メーカーの「やまや」が運営するもつ鍋専門店。博多店はJR博多駅の筑紫口から徒歩3分ほど歩いた、線路沿いにあります。名物のランチメニュー(各種1,182円〜・税抜)は、どのセットでもやまやの明太子付き。さらに、好きなだけ明太子をおかわりもできるんです。
やまやの明太子は、北の海で水揚げされた明太子にふさわしいスケトウダラの卵のみを使用し、匠のたれでじっくり168時間(7日間)熟成させたもの。程良い辛味と深い味わいで、人気を集めています。
こちらの「鶏の唐揚げめんたい風味定食」(1,182円・税抜)以外にも、「がめ煮(筑前煮)定食」や「やまや自慢のもつ鍋膳」など、定食はメインを全6種類から選べます。定食はどれも、明太子だけでなく、高菜や白ご飯もおかわり自由で太っ腹!
地元記者のコメント
付け合わせの明太子は贅沢に大きめのひと口サイズにカットされていて、それだけでご飯を何杯も食べられてしまうほど。なくなったらその都度追加もしてもらえるので、存分に明太子をいただいてください!
博多もつ鍋やまや 博多店
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1
- 営業時間
- 11:00~14:00、17:00~23:00
- 定休日
- なし(年末年始は休み)
- 電話番号
- 092-412-0888
- アクセス
- JR「博多」駅筑紫口から徒歩約3分
博多で飲み歩くなら外せない!ビールと相性ぴったりの「鉄なべ」
「鉄なべ」とは、浅い鉄鍋で焼いた餃子のこと。30数年前に福岡・博多の屋台で誕生したとされ、福岡の祇園というエリアで「鉄なべ」と呼ばれ親しまれてきました。鉄なべの餃子は、ひと口サイズが一般的。鉄鍋でしっかり焼き上げた餃子は、外側の皮はパリパリ中の具はジューシーでお酒との相性もぴったりです。
鉄なべ餃子発祥ともされる元祖「博多祇園鉄なべ」
「博多祇園鉄なべ」は地下鉄祇園駅の商工会議所入口から徒歩3分ほどの所にあり、元祖鉄なべとされる名店です。提供されるのは、全てその日に仕込んだ手作り餃子のみ。注文を受けてから焼き始めるので、餃子は最後まで熱々でおいしくいただけます。
「自慢の餃子」(500円・税抜)は餃子のタレのみをつけて食べるのもいいですが、テーブルに常備されている自家製ゆず胡椒をタレに少しだけ溶かしていただくのもおすすめ。爽やかなゆずの香りが鼻を抜けて、餃子の旨味をより引き立てるように感じられます。
地元記者のコメント
餃子を鉄なべいっぱいに敷き詰めると、なんと40個(5人前)! 結構な量に思えますが、外パリ・中ジューシーな餃子はさっぱりとした味で、カップルでなら問題なく1なべ分食べられてしまうはず。入店したらとりあえず鉄なべとドリンクを頼み、その後でゆっくりとほかのメニューを選ぶといいですよ。
博多祇園鉄なべ
- 住所
- 福岡県福岡市博多区祇園町2-20
- 営業時間
- 17:00〜23:00
- 定休日
- 日曜・祝日(盆休み・年末年始も休み)
- 電話番号
- 092-291-0890
- アクセス
- 福岡市地下鉄「祇園」駅より徒歩約3分
福岡・博多で定番の焼き鳥メニューといえばこれ!「鶏皮」
福岡・博多は、全国的にも焼き鳥屋が多いことで知られています。中でも、鶏の皮をじっくりと寝かせてパリッと焼き上げる「鶏皮(とりかわ)」は、人気メニューのひとつ。外カリ・中モッチリ食感の鶏皮はお酒との相性もよく、博多の焼き鳥屋では1人で10本、20本も食べているのはよくある光景です。
ここでしか味わえない、こだわり抜かれた鶏皮「かわ屋 警固(けご)店」
「かわ屋」の警固(けご)店は、地下鉄の赤坂駅から徒歩10分ほど歩いた、スーパーの向かい側にあります。鶏皮は、1本ずつ焼き・タレ付け・熟成の工程を6日間繰り返した、こだわりの逸品。不要な脂は適度に落ちて、秘伝のタレがじっくり染み込んだ鶏皮はここでしか味わえません。
店内のカウンターには焼き上げた「とり皮」(1本110円・税抜)が山のように積まれ驚かされますが、あちらこちらから「10本!20本!」と声がかかり、その山さえもみるみるうちになくなる様子は圧巻です。地元では、女性でも10本、20本と食べる人もいるほど人気があります。
店内に入ったら、まず「とり皮」を1人5本ずつとアルコールを注文。とり身やバラ、牛タンや砂ズリなど焼き鳥の種類が豊富なので、いろいろな串を注文して2人でシェアするといいでしょう。
お会計をお願いすると、サービスでいただける「鶏がらスープ」。白濁したスープはとても優しい味で、旅行で疲れている胃に染み渡りますよ。
地元記者のコメント
「かわ屋」は地元民だけでなく、全国各地からも多くの人々が訪れる人気店です。飛び入りだと席がない場合もあるので、まずは電話をして席の空き状況を確認しておきましょう。
かわ屋 警固(けご)店
- 住所
- 福岡県福岡市中央区警固2-16-10吉武ビル1F
- 営業時間
- 17:00~24:00(L.O.23:30)
- 定休日
- なし
- 電話番号
- 092-741-4567
- アクセス
- 福岡市地下鉄「赤坂」駅から徒歩約10分
- 詳細
- 博多かわ屋公式ページ
新鮮だからこそ生で味わえる!福岡の郷土料理「ごまさば」
福岡の名物の「ごまさば」とは真さばを使った郷土料理で、新鮮な真さばの刺身に特製ダレとごまをたっぷりかけたもの。さばはとくに鮮度が落ちやすい魚なので、海に面した福岡ならではの特別な料理です。
ごまさば専門店だから味わえる本物の味わい。「博多ごまさば屋」
「博多ごまさば屋」は地下鉄の赤坂駅から歩いて5分ほどの場所にあり、店内は大衆的な定食屋というような親しみやすい雰囲気。その名の通り、ごまさばの専門店です。福岡にある長浜市場で毎朝仕入れる大ぶりのさばだけを使用していて、プリップリ食感の新鮮なさばにゴマとネギの香りが食欲をそそります。
専門店だけあって、ランチメニューのほとんどはごまさば付き。「アジフライ定食」や「塩さば焼き定食」、「唐揚げ定食」(各880円)にまで漏れなくごまさばが付いてくるとは、何とも贅沢。
こちらの「本日の丼定食 」(950円)も、もちろんごまさば付き。この日はアジのたたきがどっさりとのった丼で、単品の丼だけでも大満足のボリュームでした。
店内中央に置かれている「南蛮漬け」や「お漬物」も、セルフサービスでいただけるのがうれしい。その日により魚の種類が変わる南蛮漬けは、酸味が少なくちょっと甘めのタレが人気で、この南蛮漬け目当てにくるお客もいるのだとか。
地元記者のコメント
ごまさばとご飯は、ちょっと残しておくのがポイント! 中央に置いてあるセルフサービスの出汁をかけるとさっぱりした味わいで、最後までスルッといただけます。お昼時はかなり混むので、カップルでゆっくりいただきたいのなら、開店の少し前に並ぶようにしましょう。
博多ごまさば屋
- 住所
- 福岡県福岡市中央区舞鶴1-2-11おがわビル1F
- 営業時間
- 11:30~14:00、18:00~22:00
- 定休日
- 日曜日
- 電話番号
- 092-406-5848
- アクセス
- 博多市地下鉄空港線「赤坂」駅から徒歩約5分
- 詳細
- 博多ごまさば屋公式ページ
福岡県だけでしか生産されない希少な大粒イチゴ「あまおう」
「あまおう」とは、赤い・丸い・大きい・うまいの頭文字。「イチゴの王様」という意味も込めて誕生した、福岡名産のイチゴの品種のひとつです。一般的なイチゴと比べてひと回りほど大きく、丸みを帯びたフォルムが特徴。実の中には果汁がたっぷりと詰まっていて、しっかりした甘味にほのかな酸味も感じられます。
あまおうたっぷりのパフェが味わえる!「大名パフェ FRUITS PLANET」
「大名パフェ FRUITS PLANET(フルーツプラネット)」は、その時期に採れる旬のフルーツを使用したパフェ専門店。福岡市地下鉄「天神」駅から徒歩約10分、おしゃれなお店が並ぶ通りの一角にあります。ちょっと遅い17:00開店なので、観光客だけでなく飲み会帰りの「シメパフェ」としても人気なんです。
旬によって内容は異なりますが、1種類のフルーツを存分に味わえる「プレミアムフルーツパフェ」と、数種類のフルーツを使用した贅沢な「ミックスフルーツパフェ」(価格はどちらもフルーツの種類により異なる)を楽しめます。
店内は全て2名席なので、カップルでゆっくり過ごせます。それぞれ別のフルーツパフェを頼んでシェアすれば、旬のフルーツを2種類も楽しめてお得ですよ。
地元記者のコメント
あまおうの旬の時期は、11月末から5月中旬。ほかにも食べたいお目当のフルーツがあるのなら、事前に時期を調べるか電話して直接確認してみるといいでしょう。
大名パフェ FRUITS PLANET
- 住所
- 福岡県福岡市中央区大名1-15-7ネオハイツ大名1F
- 営業時間
- 17:00~24:30(L.O.24:00)
- 定休日
- 水曜日
- 電話番号
- 092-791-9723
- アクセス
- 福岡市地下鉄「天神」駅から徒歩約10分
博多で芽吹きつつある新たな「カフェ」文化もチェック
「カフェ」と聞くと東京や名古屋に多いイメージがありますが、最近では福岡・博多でもカフェが増え、カフェ文化が根付きつつあるんです。特に、博多駅前口すぐ近くはカフェが集中しているエリア。旅行中のちょっと一息に、カップルで福岡のカフェめぐりをしてみるのもいいのではないでしょうか。
福岡最古のカフェでいただく、こだわりの1杯。「ブラジレイロ」
「ブラジレイロ」は、創業1934(昭和9)年。福岡最古のカフェとして愛されてきました。元々は、ブラジル・サンパウロ州のコーヒー局がブラジルコーヒーの宣伝のために開いたのだとか。
レトロな純喫茶のような趣ある店内では、世界各地の産地から取り寄せた豆が並んでいます。産地の味を日替わりで楽しめる「本日のストレートコーヒー」(600円・税抜)や、店舗でコーヒー豆のブレンドから焙煎までを行っている「ブレンドコーヒー(460円〜・税抜)などこだわりのコーヒーが味わえます。
カフェなのでコーヒーがおいしいのはもちろん、手作りにこだわった料理も好評で売り切れ続出なんです。特製の「ハンブルグステーキ」(1,200円・税抜)やラグビーボール型の「ミンチカツレツ」(1,080円・税抜)など、どれも本格的な味わいでおすすめ。ランチは全て、デミサイズのコーヒーが付いているのもうれしいですよね。
地元記者のコメント
提供されている手作りの洋食メニューは、どれもなくなり次第終了。お昼時には終了していることもあるので、どうしても洋食メニューを食べたい方は事前に電話予約しておくといいですよ。
ブラジレイロ
- 住所
- 福岡県福岡市博多区店屋町1-20
- 営業時間
- 10:00〜20:00(土曜のみ19:00まで)
- 定休日
- 日曜、祝日
- 電話番号
- 092-271-0021
- アクセス
- 福岡市地下鉄「中洲川端」駅から徒歩約5分
博多に来たら外せない!グルメの宝庫「屋台街」
博多10大グルメとその名店を紹介してきましたが、もうひとつ外せない食のスポットが「屋台街」。博多の街には100軒以上もの屋台があり、中洲・天神・長浜の3エリアに集中。どのエリアの屋台街も、地元民と観光客で連日大にぎわいです。
屋台でいただけるメニューといえば、豚骨ラーメンにおでん、餃子にふぐ、などなど博多の旨いものが勢揃い。屋台の店主との小粋なトークを楽しみたい方や、博多のディープな世界にどっぷりとハマりたい方におすすめですよ。
「屋台って敷居が高そう…」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。むしろおひとり様からカップル、団体客まで大歓迎! 席が空くたびに「何席空いてるよ〜」と、店主から声がかかります。
最初から屋台街で博多グルメを楽しむも良し、ほかのグルメを堪能したあとのシメに立ち寄るも良し。屋台の店主や隣の席の人とおしゃべりすれば、旅の思い出になること間違いなし!
地元記者のコメント
屋台にトイレはないので、事前に済ませておくのが正解です。お店によってお通しやワンオーダーなどルールも様々なので、入店前に確認しておきましょう。あと、席は譲り合いの精神で長居は控えてくださいね。
博多屋台街
- 住所
- 中洲エリア・天神エリア・長浜エリア
- 営業時間
- 18:00ごろ〜25:00過ぎ(店舗によって異なる)
- 定休日
- 天候や店主の体調・気分による
- アクセス
- 【中洲エリア】福岡市地下鉄「中洲川端」駅から徒歩約10分
【天神エリア】福岡市地下鉄「天神」駅から徒歩約1分
【長浜エリア】福岡市地下鉄「赤坂」駅から徒歩約20分
博多グルメを楽しむなら、1日では足りない!
今回博多10大グルメをご紹介してきましたが、正直いって全て楽しむのなら1日では足りません。せめて2日、できるなら3日は欲しいところ。それほど博多グルメは、ほかの都市よりも種類も質も充実しています。
限られたスケジュールでまわるとなると、気になるお店をピックアップしておくのがおすすめ。ちょっと離れたお店でも、アクセスの良い福岡市地下鉄を活用すれば意外とすぐに着きますよ。
ちなみに、今回紹介したお店はJR「博多」駅か福岡市地下鉄「天神」駅の周辺に集中しているので、どちらかのエリアでホテルを取っておけばどのお店にもアクセスしやすいでしょう。福岡・博多の街を食べ歩きして、博多ならではのグルメを存分に堪能してくださいね!
取材・撮影・文/堀本一徳