提供:ことりっぷ
日本一のりんごの生産地である青森県には、様々なりんごのおみやげが勢揃いしています。さわやかな甘酸っぱさ、ギュッと凝縮した甘味、シャキシャキした歯ごたえ…と、青森りんごの魅力をスイーツで味わってみませんか? そこで、ロングセラーの王道アップルパイやシードルを使った限定商品など6点を厳選しました。家族や友人へのおみやげに、または自分へのご褒美に選んでみてはいかがでしょうか。
「ラグノオ」のパティシエのりんごスティック
「パティシエのりんごスティック」5本入 1,150円
青森県内のおみやげ売り場で必ずと言っていいほど見かけるのが、「ラグノオ」のお菓子です。その始まりは遡ると古く、1884年に弘前市百石町に「和菓子さゝき」として創業。青森を中心とした東北エリアに展開を広げ、現在は50店舗ほど販売店をもちます。なかでも、不動の人気を誇るのが「パティシエのりんごスティック」。発売から20年のロングセラーで、青森みやげとしてお馴染みの存在です。
りんごのおいしさが際立つよう、パイ生地は薄く伸ばしてある
しっとりとしたパイに包まれているのは、青森県産りんごのシロップ漬けとスポンジ生地。りんごの果肉を大小2種類のサイズにカットし、シャキシャキとした食感を楽しめます。スティック状で食べやすく、サイズがちょうど良いのも人気ポイント。トースターで温めるとパイ生地がさくっとして焼きたてのようになり、冷やすとりんごのみずみずしい甘味をより一層感じられますよ。
- 販売場所
- 新青森駅ビルあおもり旬味館店など、青森県・秋田県・岩手県・宮城県に店舗あり
そのほか、青森駅近くの「A-FACTORY」で販売
「ラグノオ」の気になるリンゴ
「気になるリンゴ」1,400円
青森県を代表する菓子メーカー「ラグノオ」で、「パティシエのりんごスティック」に並ぶ人気商品が「気になるリンゴ」です。青森県産りんごのシロップ漬けをまるごと一個入れた見た目は存在感も抜群で、家族や友人とシェアして食べるのにおすすめ。1987年に発売され、第24回全国菓子大博覧会で金賞を受賞したことがある実力派アップルパイです。
3〜4等分に切り分けて食べてみて
パイは膨らみすぎないように練りパイを使い、りんごの芯をくり抜いた部分にスポンジを詰めることで水分が移行せず、程よくしっとりした食感をキープ。それに対してりんごはシャキシャキとした歯ざわりで、食感の対比を楽しめます。ほお張るとさわやかな甘酸っぱさが口いっぱいに広がり、生のりんごを食べているよう。弘前城の桜や十和田湖の紅葉など名所が印刷された観光用パッケージでの販売もあり、青森のみやげ話に花が咲きそうです。
- 販売場所
- 新青森駅ビルあおもり旬味館店など、青森県・秋田県・岩手県・宮城県に店舗あり
そのほか、青森駅近くの「A-FACTORY」で販売
「A-FACTORY」のCookie no Miryoku
「Cookie no Miryoku」1,296円
陸奥湾をバックに三角屋根が特徴的な複合施設「A-FACTORY」は、青森駅近くで人気のおみやげスポット。地元のさまざまな特産品を買い物できるマルシェのほかに、青森県産りんごを使用したシードル工房が併設されています。同店で醸造された自慢のシードルや青森県産カシスを使った「Cookie no Miryoku」は、2023年に開発された青森みやげの新定番です。
青森の「A」をイメージした三角形が可愛らしい
ホワイトチョコ入りの生地をベースに、表面はさっくりした食感で、中はしっとり。厚みがあり、大ぶりで食べ応えがあります。
それぞれ個性が違う2種類のフレーバー入り。A-FACTORYのアオモリシードルとリンゴジャムを使った「ホワイトチョコレート焼きりんご味」は、やさしい甘味と香ばしさが伝わってきます。青森県産カシスのピューレと果実酒を使った「AOMORIカシス味」は、さわやかな酸味がほのかに感じられます。
- 販売場所
- 青森駅近くの「A-FACTORY」、JR弘前駅2Fにある「BRICK A-FACTORY」で販売
「Sweets Labo C&Y」のシューラスク アップルパイ風
「シューラスク アップルパイ風」600円
青森駅から車で6分の場所にある、人気洋菓子店の「Sweets Labo C&Y (スイーツラボ キャンディ)」。小倉直樹シェフがオーナーを務め、青森県産素材を使った親しみやすいスイーツが地元の人から愛されています。市内のみやげ売り場でも販売されていて、好評なのが「シューラスク アップルパイ風」です。りんごをイメージした赤色のドット柄に、アルファベットを配したデザイン性のあるパッケージが目を引きます。
パクッとつまみやすい大きさ
シュークリームの皮にりんごジュースを染み込ませて焼き上げ、シナモンをまぶしてアップルパイ風に仕上げています。ザクザク軽い食感も相まって、伸びる手が止まらなくなりますよ。ジッパー付きの袋に入っていて少しずつ食べられるので、自分用へのおみやげにもどうぞ。
- 販売場所
- Sweets Labo C&Y、青森駅近くの「A-FACTORY」などで販売
「上ボシ武内製飴所」のアップルジュエル
「アップルジュエル」648円
1858年創業の「上ボシ武内製飴所」は、青森を代表するみやげ品・津軽飴の元祖店。江戸時代からの伝統を受け継いで今もなお作られる津軽飴は、琥珀色に輝く見た目が多くの人を魅了し続けています。その他に地元の素材を生かした和洋菓子も手がけ、人気なのがりんご果汁を使ったゼリーの「アップルジュエル」です。
ビー玉のような艶やかな見た目は宝石のよう
表面がゴムで包まれていて、爪楊枝でつつくとゴムが割れて、プルンと丸いゼリーが飛び出します。もっちりとした弾力がやみつきになり、さっぱりとした甘味につい2個目に手が伸びてしまいそうになりますよ。サイダーに浮かべてみたり、冷凍したり、いろんな食べ方を楽しんでみてください。
- 販売場所
- 上ボシ武内製飴所、青森駅近くの「A-FACTORY」などで販売
「まごころ農場」のあおもり林檎セミドライ
「PREMIUMあおもり林檎セミドライ」1袋350円 ※価格は変更になる可能性あり
青森県産の農産物の加工品製造販売や、ミニトマト栽培をしている、弘前市の「まごころ農場」。契約農家から届くりんごを使ったセミドライやジュースは、素材そのもののおいしさが生かされ、県内のみやげ店やオンラインショップで人気です。「あおもり林檎セミドライ」は、一人で無理なく食べ切れる量でコスパが良く、大人数に配りやすいのでちょっとした手みやげにおすすめ。PREMIUMシリーズは、和紙のパッケージが特別感を感じられます。
しっとりソフトな半生食感
青森県津軽地方で採れたりんごの風味を生かすため煮詰めずシンプルに蜜漬けし、独自の製法で丁寧に乾燥。さわやかな酸味が広がる「紅玉りんご」、白神山地で採取された濃厚な甘味のはちみつとりんごの甘酸っぱさが相性抜群の「はちみつりんご」、酸味が抑えられた味と華やかな香りに魅せられる「王林」があります。その他にも「あおもり林檎セミドライ」は、広島県産瀬戸内レモンを使ったものやチョコレートをコーティングしたものなどバリエーション豊か。ぜひ数種類セレクトして、食べ比べてみてください。
- 販売場所
- 青森駅近くの「A-FACTORY」で販売
りんごの魅力が引き出されたスイーツを、おみやげとして持ち帰って堪能してみてくださいね。
文:磯崎舞