招き猫の発祥の地・豪徳寺の街をさんぽ♪猫電車や新店までおすすめの全6スポット

招き猫の発祥の地・豪徳寺の街をさんぽ♪猫電車や新店までおすすめの全6スポット

提供:ことりっぷ

 

招き猫の発祥の地として知られている世田谷の豪徳寺。豪徳寺駅のある世田谷線では招き猫の電車が走っていたり、周辺に招き猫のスイーツや箸置きが売られていたり、街は招き猫でいっぱい。何かいいことが起こりそうな豪徳寺の街を散歩してみませんか?

 

 

大小さまざまな招き猫がお出迎え♪招き猫の発祥の地「豪徳寺」

大小さまざまな招き猫がお出迎え♪招き猫の発祥の地「豪徳寺」 豪徳寺の正門

招き猫の発祥の地として知られる「豪徳寺」。はじまりは、一匹の猫が鷹狩り帰りのお殿様・彦根藩主の井伊直孝を、寺へ招いたこと。井伊直孝が寺で過ごしていると、突然雷が鳴り雨が降りはじめました。雨を避けられた上に、和尚との話も楽しめた殿様は、その幸運にいたく感動したそう。その後、豪德寺では、福を招いた猫を「招福猫児(まねきねこ)」と呼び、お祀りする「招福殿」が建てられました。

 

大小さまざまな招き猫は圧巻 まるで招き猫ストリートのよう

豪徳寺では、小指サイズからリアルな猫サイズまでさまざまなサイズの招き猫を購入することができます。境内の招き猫スポット「招福殿」では、さまざまなサイズの招き猫がずらりと並び、その様子は圧巻の一言。まずは一番小さい招き猫を買って、願いが叶ったらそれをお寺に戻して、またひとつ上のサイズのものを購入する…というように、願いが叶うごとに大きな招き猫に変えるとよい、とされているそう。

 

 

東急世田谷線「幸福の招き猫電車」に乗って街歩きはいかが?

東急世田谷線「幸福の招き猫電車」に乗って街歩きはいかが? より「猫感」がパワーアップして再登場

三軒茶屋~下高井戸駅の5 キロ 10 駅を約 18 分かけて結ぶ路面電車の世田谷線。2017年 9 月から、世田谷線の前身である玉川線(玉電)開通110周年を記念して運行を開始。いったんは、2018年で運行終了したものの、世田谷線運行開始50周年を記念して2019年から再登場しています。

招き猫発祥の地といわれている「豪徳寺」の協力のもと生まれた、豪徳寺の招き猫をデザインした車体ラッピングはちょっとレトロな雰囲気。吊革には招き猫型の吊り手、床面には猫の足跡が施された遊び心がいっぱい。新たに車体前面に猫耳が描かれるなど、より「猫感」がパワーアップしています。

 

運行時間は日によって違うので、出会えたらラッキーというドキドキ感も。沿線は、のんびりゆったりした空気が流れ、絵になる風景やスポットもいっぱいあるので、途中下車して街巡りもおすすめ。

 

 

招き猫スイーツにほっこり♪人気のお土産店「ララサンド」

招き猫スイーツにほっこり♪人気のお土産店「ララサンド」 「招福焼きとカフェラテのセット」(850円)

観光地として大人気の「招き猫」が有名な豪徳寺。そんな豪徳寺にぴったりの招き猫のもなかや人形焼きをいただけるお店がこちらの「ララサンド」。お店の前は常に人々で賑わっていて、お客さんが途絶えることがありません。

もともと、今川焼のお店としてスタートした「ララサンド」。今川焼の手法を活かした人形焼きの「招き猫の招福焼き」(単品280円~)が絶品。「ミルクカスタード」や「つぶあん」「生キャラメル」など全部で5種類をラインナップ。パリパリ生地の焼きたての味わいにほっと癒されますよ。

 

「抹茶ともなかのセット」(1,000円)

招き猫のもなかも評判です。見た目のかわいらしさだけでなく、食材にもこだわっており、もなこは「新大正もち」という国産ブランドもち米を使用。サクサクの食感で、口の中でくっつかないもなかの生地は匠の技なんだそう。注文を受けてからひとつひとつ丁寧に中のあんこを詰めてくれるこだわりも。

 

 

招き猫の箸置きも♪沖縄や九州の器に出会える「うつわのわ田」

招き猫の箸置きも♪沖縄や九州の器に出会える「うつわのわ田」 皿類やフリーカップなどずらり

豪徳寺にある小さな器屋さん「うつわのわ田」。沖縄や九州の作家さんの作品をメインに、ここにしかないオンリーワンの作品も多数取り扱っている知る人ぞ知る人気店であり、豪徳寺好きが集まる「街の停留所」のようなお店。

 

「招き猫箸置き」(660円)

熊本の小代焼瑞穂窯で20年間にわたって作陶したのち、桜秋窯(おうしゅうがま)を開窯した作り手・衛藤秋久さんに作ってもらった桜秋窯「招き猫箸置き」(660円)も人気。左手があがっているものは「人を招く」、右手は「商売繁盛」とか。「豪徳寺の謎解き」もあるのでこれをもって豪徳寺巡りもおすすめですよ。

 

 

スウェーデン流のティータイムを♪「フィーカファブリーケン」

スウェーデン流のティータイムを♪「フィーカファブリーケン」 「プリンセスケーキ」と「カフェラテ」(650円)

豪徳寺商店街にある「fikafabriken(フィーカファブリーケン)」は、スウェーデンに魅せられた店主・関口愛さんが手掛ける北欧菓子専門店。一番人気のケーキは、スウェーデンでの誕生日の定番ケーキである「プリンセスケーキ」(600円)。スポンジを三つに分け、ラズベリージャム、自家製カスタード、生クリームを挟んで上からピンク色のマジパンを被せた逸品、ふわっふわ食感が癖になりそう。

 

「オリジナルクッキー缶」(2,800円)

スウェーデンのお土産としておなじみの幸せを呼ぶ馬「ダーラナホース」を象ったクッキーをはじめ7種類のクッキーがかわいい缶に入ったが「オリジナルクッキー缶」(2,800円)などプレゼントに喜ばれそうなアイテムもいろいろあります。

 

 

表参道の人気クレープ店「EQUALLY(イクアリー)」が登場

表参道の人気クレープ店「EQUALLY(イクアリー)」が登場 「季節のスペシャリティクレープ」。6月上旬は「クレープ・クラウンメロンシャンティ」(2,860円)

クレープをメインとしたモーニング、ランチ、カフェタイムを楽しめるお店「EQUALLY(イクアリー)」。2024年5月に、パティシエとして修行を積んだオーナーシェフ・友納滉一さんがオープンしました。もともとは「パティシエがつくるクレープ店」をコンセプトに2021年に六本木から小さくスタート。そのおいしさが話題となり、表参道に移転。今年、より広いスペースを求めて豪徳寺の店舗に移転してきたそう。

 

「クレープとガレットのモーニングプレート」(1,790円)

こちらに足を運んだらまず味わいたいのがクレープ。素材や製法にとことんこだわっているそう。生地の小麦粉はフランス産と国産の小麦粉をブレンドし、農家さん直送の新鮮なたまごと北海道産の牛乳、カルピス特選バターを使用。注文が入ってからフランスの鋳鉄製鉄板のクレープマシンで焼き上げ、鉄板の上でフランス産AOP発酵有塩バターを塗り込みます。絶品クレープに癒されて。

 

 

文:田賀井リエ 撮影:キムラミハル

 

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