提供:ことりっぷ
京都で夜10時までオープンしているカフェを紹介。クラシカルな喫茶店やお酒も充実しているカフェバー、本を片手にのんびり時間が過ごせるお店まで、京都の町に溶け込んだすてきなお店がズラリ。夜ごはんのあとに、友達とゆっくり話したい時に、昼とはまた雰囲気が異なる夜の京都でカフェ巡りもすてきです。
【今出川】書店直営の「Slow Page」
京都御苑の中立売御門から歩いて15分ほどのところにある「Slow Page(スロウページ)」。堀川通りに面した堀川新文化ビルヂングの1階に位置、朝8時30分から夜11時までオープンしている便利なカフェです。隣の本屋も22時まで空いているので、買った本をカフェでゆっくり読むこともできます。
良質の生豆を仕入れてハウスブレンドを自家焙煎するため、ロースターを併設。スイーツのホットサンド片手にこだわりのコーヒーをどうぞ。
アルコールもあるので、フレンチフライと生ビール、サラダとフルーツサワーの組み合わせなど、夜もゆったり楽しむことができます。
【河原町】昭和レトロな純喫茶「フランソア喫茶室」
今から90年近く前の1934(昭和9)年、高瀬川のほとりで開業した「フランソア喫茶室」は、阪急河原町駅1B出口から徒歩すぐ。当時の憧れであった豪華客船をイメージ、船頭さんが暮らしていた町屋をリノベーションしたそう。
壁にはモナ・リザなどの名画の複製が飾られ、窓にはステンドグラスが。蓄音機からはクラシック音楽が流れる非日常空間が広がります。
メニューはコーヒー、紅茶、ジュース、ケーキ、トースト、サンドイッチなど。「京都市京セラ美術館」とのコラボ企画で復活した特製プリンも人気です。スプーンを入れるとぶるるんと揺れる固めの質感で、苦みの効いたカラメルソースがたっぷり。
【清水五条】スイーツもおいしい隠れ家カフェ「coffee&wine Violon」
カウンターに8席が並ぶこぢんまりした夜カフェ&バー「coffee & wine Violon(コーヒー アンド ワイン ヴィオロン)」。
人気はラムネ味のソーダに大輪の薔薇が咲くクリームソーダ。旅好きの店主が東北で出会ったババヘラアイスから発想を得て夜カフェ向きに作り上げました。間接照明の落ち着いた店内で浮かび上がるようなブルーが美しく、目を引きます。
こだわりのコーヒーはスイーツに合わせて、少しずつ風味を変えながらハンドドリップで。ほかに、グラタンやミートボールなど料理とのペアリングも楽しめるワインの種類も豊富です。
撮影/小川康貴
【京都市役所前】築100年以上の町家をリノベーション「Cafe Bibliotic Hello!」
撮影/小川康貴
「京都市役所前」駅からあるいて10分ほど、築100年以上の町家をリノベーションした「Cafe Bibliotic Hello!(カフェビブリオテックハロー)」が見えてきます。大きなバナナの木が目印、1階がカフェとベーカリー、2階がギャラリーになっており、壁一面の大きな本棚にはアートブックやデザインの大型本も充実しています。
有機や無農薬の素材を使い、手間をかけた料理やスイーツなどが充実しているメニューも魅力。コーヒーからお酒まで好きなドリンクを飲みながら本を片手に、ゆったり過ごせる貴重なお店です。
いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介したお店の中から、京都で立ち寄りたい夜カフェをまとめてご紹介しました。メニューや営業時間、定休日などの情報は、各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。
文:ことりっぷ編集部