山々と合掌造りの景観は日本人の原風景。
下呂温泉 合掌村
下呂の自然と、昔ながらの暮らし
下呂温泉の中心地から少し山を登って行くと、
合掌村が現れます。世界遺産でもある白川郷などから
移築した10棟の合掌造りの民家で、
当時の集落を再現した野外博物館です。
一番の見どころは旧大戸家住宅。
国指定重要文化財となっており、
中に入って見学することもできます。
合掌造りの集落を歩いている気分に。
間近まで来て、見上げて見ると、
とても屋根が切り立っていて、高いことがわかります。
そして茅葺き屋根が美しい!
中に入ると、柱や天井など、すべてが飴色に変化し、
ここで移り行く時代があったことを感じさせます。
2階に上がると、高さのあるスペースに小さな窓。
高くまで立ち上がった屋根の様子がわかります。
この旧大戸家住宅の前には大もみじが生えており、
11月上旬頃には見頃を迎えます。
「飛騨・美濃紅葉三十三選の地」に選ばれているこちら。
散ったもみじの葉すら、じゅうたんのようで美しいとか。
縁側でゆったりと眺めるひとときの時間。
秋の行楽が今から楽しみです。
森に囲まれたローラースライダー。
またもみじ以外にも、さくら、あじさいなど、
季節の草花が咲きそろう歳時記の森もあります。
どの季節に来ても、
下呂の豊かな自然を感じることができます。
なんとも贅沢な散歩が楽しめそうですね。
お子さん連れには、山のなかを滑る森のすべり台があります。
もちろん大人が滑っても、
森の間をぬってすべるのは気持ちいいでしょう。
下呂温泉 合掌村
岐阜県下呂市森2369
下呂温泉駅よりバスで「合掌村」まで約6分