関東の滝16選!日本三名瀑や紅葉名所もご紹介

 

栃木県の滝名所

栃木県日光市

華厳ノ滝(けごんのたき)

華厳ノ滝
華厳ノ滝

四十八滝といわれるほど多くの滝が点在する日光の中でも、もっとも有名なのが「華厳ノ滝」。男体山の噴火によって作られた「中禅寺湖」の流出口となっていて、高さ約97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な滝です。湖ではクルージングが、滝では観瀑台からの観賞がおすすめ。セットで紹介していますが、ぜひ両方ともに訪れてみてください。

営業時間
8:00~17:00(季節により変動あり)、無休
料金
エレベーター往復:大人550円、小学生330円
アクセス
【電車】JR日光駅・東武日光駅より東武バス「中禅寺温泉」停下車、徒歩約5分
【車】清滝ICより約20分

栃木県日光市

湯滝(ゆたき)

湯滝
湯滝

三ツ岳の噴火で湯川がせき止められてできた「湯ノ湖」から、溶岩流の岩壁を湖水が流れ落ちる「湯滝」。「日光五名瀑」のひとつであり、滝つぼには観瀑台、側面に遊歩道、滝上には橋があり、それぞれ違ったアングルで流れ落ちる滝を観賞することができます。観瀑台からは戦場ヶ原に行くこともでき、天気のいい日のハイキングにも最適です。

アクセス
【電車】JR・東武日光駅より東武バス「湯滝入口」停下車、徒歩約5分
【車】清滝ICより約35分

栃木県日光市

竜頭ノ滝(りゅうずのたき)

竜頭ノ滝
竜頭の滝

男体山の噴火によってできた溶岩の上を、長さ約210メートル、幅約10メートルほどで勢いよく流れる渓流爆。滝つぼ近くが大きな岩によって二分され、その様子が竜の頭に似ていることが名の由来といわれます。5月から6月は赤紫色のトウゴクミツバツツジが咲き誇るおすすめのシーズン。奥日光でも最も早く紅葉する場所としても有名です。

アクセス
【電車】JR日光駅・東武日光駅より東武バス「竜頭の滝」停下車、徒歩約2分
【車】清滝ICより約30分

栃木県矢板市

おしらじの滝(おしらじのたき)

おしらじの滝

条件によって滝壺が異なる青色に見える「おしらじの滝」。滝までは、山道を歩くので、ちょっとしたハイキングも楽しめます。沢の水が少なく、滝が流れていないことも多いようですが、青く輝く神秘的な滝壺を見ることができます。

※滑りやすい場所もありますので、ご注意ください。
※付近で熊の目撃情報が出ていることもありますので、熊よけを付けるなどしてお気をつけください。

アクセス
【電車】JR「矢板」駅よりタクシーで約40分
【車】東北自動車道「矢板」ICより車で約50分

 

群馬県の滝名所

群馬県沼田市

吹割の滝(ふきわれのたき)

吹割の滝
吹割の滝

国の天然記念物などに指定されている、高さ約7メートル、幅約30メートルの「吹割の滝」。浸食されてできたV字の谷に向かって、三方向から滝が勢いよく流れる様は別名・東洋のナイアガラとも呼ばれています。滝つぼは竜宮に通じているという「竜宮の椀」伝説もあり、周囲の遊歩道には、渓谷美の中に多彩な見どころが点在しています。

営業時間
散策自由、遊歩道は12月中旬~4月中旬まで冬期閉鎖
アクセス
【電車】JR「沼田」駅よりバス「吹割の滝」停下車、徒歩約10分
【車】関越自動車道「沼田」ICより国道120号経由で約20分

 

茨城県の滝名所

茨城県久慈郡大子町

袋田の滝(ふくろだのたき)

袋田の滝
袋田の滝

栃木日光「華厳の滝」、和歌山熊野「那智の滝」と並んで日本三名瀑に数えられることもある袋田の滝。日本でも有数の規模を誇り、その落差はなんと約120メートル、幅も約73メートルと見応え充分!大きな滝なので、遊歩道からだけでなく、トンネルを通って向かう観瀑台から、角度と高さを変えて眺めることをオススメします。滝が紅葉に覆われる秋も良いのですが、時間が止まったかのような冬の氷瀑も人気です。

アクセス
【電車】JR「袋田」駅よりタクシーで約10分

茨城県久慈郡大子町

月待の滝(つきまちのたき)

月待の滝
月待の滝

久慈川の支流・大生瀬川がつくり出す、 高さ約15メートル幅約10メートルの二筋に流れ落ちる「月待の滝」。滝の裏側からも滝を見ることができるのが魅力です。裏側へは濡れずに行け、マイナスイオンをたっぷり浴びることができます。また、「子育て・安産・開運」にご利益のあるといわれる滝行も人気のようです。

アクセス
【電車】JR「常陸大子」駅よりタクシーで約10分
 

 

千葉県の滝名所

千葉県君津市

濃溝の滝(のうみぞのたき)

濃溝の滝
濃溝の滝

幻想的な景色で知られる濃溝(のうみぞ)の滝・亀岩の洞窟がある渓流。洞窟から差し込む光と水面の反射がハートに見える写真をキッカケに、SNSでも話題となったスポットです。ハート形の幻想的な光景を見るには、3月もしくは9月がおすすめ。早朝の時間帯に行くと高確率で遭遇できます。また、初夏には蛍、秋には紅葉と季節ごとの風景が楽しめることも魅力。自然に囲まれているので、リラックス効果も抜群です。

アクセス
【電車】JR「上総亀山」駅よりデマンドタクシーで約5分
【車】館山自動車道「君津」ICより約30分

千葉県夷隅郡大多喜町

粟又の滝(あわまたのたき)

粟又の滝

落差約30メートル、幅約30メートルほどの幅広の滝で、約100メートルの長さにわたって流れ落ちる「粟又の滝」。滝つぼが広いため、水に入らない限りはあまり近くまで行くことはできませんが、川を渡ってから左右に分かれる右の道を行くと、滝を上から眺められます。岩肌をゆるやかに流れ落ちる滝はどこかやさしげで、水の音を聞きつつ眺めているととてもリラックスできます。

アクセス
【電車】小湊鐵道・いすみ鉄道「上総中野」駅より探勝バス「粟又の滝」停下車
 

 

東京都の滝名所

東京都西多摩郡檜原村

払沢の滝(ほっさわのたき)

払沢の滝
払沢の滝

滝壺に大蛇が棲むという言い伝えもある「払沢(ほっさわ)の滝」は、山の木々に囲まれた幻想的なロケーションの滝です。4段にわかれた滝は全長約60メートル。遊歩道からも望める最下段からの落水は特に美しいシルエットを描きます。 紅葉シーズンには赤や黄色の色味と木漏れ日が滝つぼに映え、キラキラと輝く様子は必見です。

アクセス
【電車】JR「武蔵五日市」駅よりバス「払沢の滝入口」停下車、徒歩約15分

東京都西多摩郡奥多摩町

ねじれの滝(ねじれのたき)

ねじれの滝

滝めぐりのトレッキングを楽しめる「海沢三滝(うなさわさんたき)」。ユニークなかたちの「ねじれの滝」、苔むした岩肌を3段に渡って流れ落ちる「三ツ釜の滝」、少し離れた場所の「大滝」と、それぞれ異なる魅力を持った3つの滝がそろっています。 四方が岩に囲まれた「ねじれの滝」では、滝の音が反響する様子を楽しめます。

アクセス
【電車】JR「奥多摩」駅より徒歩約140分

東京都西多摩郡奥多摩町

百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)

百尋ノ滝

川苔山の登山コースにある「百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)」。名前の由来(百尋=約150メートル)のとおり雄大な姿を誇り、落差が約40メートルもあります。自然の迫力や魅力を間近に感じさせてくれる絶景スポットとしてもおすすめです。

アクセス
【電車】JR「奥多摩」駅よりバス「川乗橋」停下車、徒歩約90分

東京都青梅市

綾広の滝(あやひろのたき)

綾広の滝

武蔵御岳神社のみそぎ行事にも使われる「綾広の滝」。落差は約10メートルとやや小規模ながらもおごそかな雰囲気を醸し出しており、御岳山を巡るハイキングコースのひとつとしてぜひ立ち寄りたいスポットです。 ここでは滝行の体験も可能!興味のある方は御岳山にある宿坊それぞれの特色ある滝行体験プランをチェックしてみてくださいね。

アクセス
【電車】御岳登山ケーブル「御岳山」駅から徒歩約80分

 

 

神奈川県の滝名所

神奈川県足柄下郡箱根町

千条の滝(ちすじのたき)

千条の滝
千条の滝

浅間山の麓、蛇骨川にのぞんだ美しい樹林の中にあり、水量は多くないがすだれのように落ちる清らかな滝です。高さ約3mの岩盤を幅25mに渡って、幾筋にも分かれて水がすだれ状に流れ落ちています。夏にはホタルが飛び交う様も見られ、秋には色づいた木々と共に楽しむこともできます。

アクセス
【電車】箱根登山鉄道「小湧谷」駅から徒歩約20分

神奈川県足柄下郡湯河原町

不動滝(ふどうたき)

不動滝

不動明王のような力強さから名付けられた、落差約15メートルの名瀑。滝の左側には身代わり不動尊、右側には出世大黒尊が祀られています。滝を目の前に眺める茶屋もあり、米麹で仕込んだ甘酒や味噌おでん、おしるこ、抹茶と自家製あんこ、白玉のセットなどが味わえます。新緑と紅葉の時期は特に美しい景観が楽しめ、多くの滝見客が訪れます。

営業時間
不動滝茶屋:10:00~17:00、不定休
アクセス
【電車】JR「湯河原」駅より箱根登山バス「不動滝」停下車、徒歩約1分
【車】西湘バイパス「石橋」ICより約26分

神奈川県鎌倉市

陰陽の滝(いんようのたき)

陰陽の滝

鎌倉アルプスの中腹(北鎌倉の裏手)に、鎌倉には珍しい滝が流れる寺があります。弘法大師空海によって開かれたという霊場「称名寺」。空海が不動明王の石像を刻み本尊とし、大黒天の石像を刻み守護神として祀ったのが始まりと云われています。その後、空海が不動明王に祈祷を行ったところ水が湧き出し滝となり、大黒天に祈祷を行ったところ像の俵から米がこぼれ出したと云われています。滝は、今でも健在で「陰陽の滝」と呼ばれています。

参拝時間
8:30~17:00
アクセス
【電車】JR「大船」駅東口5番バス乗り場から「今泉不動」停下車、徒歩約5分

 

今回ご紹介した関東の滝マップ

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