提供:台湾観光局
九州とほぼ同じ大きさの台湾は、新幹線などの交通手段が発達していて移動も便利。台北だけではなく、地方へ足を運んだ際には、ぜひその土地の品をお土産にしてみてはいかが?
台湾土産の定番パイナップルケーキから、地元の人からも支持されている地方の特産品などをご紹介します。
■パイナップルケーキ
台湾お土産の定番といえば「パイナップルケーキ」。台湾産のパイナップルジャムを使い、甘さと酸味がほどよくマッチして、大変人気を呼んでいます。街中はもちろん、空港やホテルなどいたるところでたくさんのメーカーのパイナップルケーキが販売されているので、試食ができるようなら食べ比べて、お気に入りを見つけましょう。職場やばらまき用などに購入しておけば、大活躍してくれること間違いなし!
■カラスミ
日本より安価で手に入るカラスミ。良質なカラスミは見た目が美しく、厚さが均一で、卵の粒が透き通って見えます。食べ方は火で炙って食べることが多く、おつまみとして人気があります。一般のデパートや特産品店で販売されていて、台湾では旧正月にお祝いの贈り物として用いられることが多いです。
■茶葉
「茶葉王国」と呼ばれる台湾は地形や気候が茶葉の成長に適しており、優れた品質の茶葉を生産しています。いろいろな茶葉が揃っていますが、台湾を代表する四大茶葉として、文山包種茶、凍頂烏龍茶、白毫烏龍茶、鉄観音があげられます。茶葉は茶荘(茶葉の専門店)で売っていますが、茶器に興味のある方は「台湾の景徳鎮」と呼ばれる鶯歌へ足を運んでみませんか。新北市鴬歌区の尖山埔には、通りの両側に陶器の専門店がずらりと軒を並べ、有名な観光コースとなっています。
■牛舌餅(宜蘭・鹿港)
見た目が牛の舌の形に似ている「牛舌餅」は、宜蘭と鹿港のものが有名ですが、見た目が牛の舌の形に似ているという点以外は、全く異なった二種類のお菓子です。宜蘭の牛舌餅は細長く軽くて薄い形状をしていて、サクサクした食感に仕上がっており、クッキーに似た味わいです。一方、鹿港の牛舌餅は厚みがあり、丸くて長い形をしていて、濃厚な香りをもつやわらかい生地で、オーブンで焼くか、油で煎って出来上がります。
■太陽餅(台中)
「太陽餅といえば台中」と言われるほど、名実ともに台中市の代名詞です。かつての太陽餅は完全な手作りでした。麥芽糖の餡はさっぱりとした甘さで、サクッとした皮は口に入れるとなめらか。最近ではヘルシーさをコンセプトに、各店でも動物性油脂を植物性油脂にかえるなどして新しい味の開発に取り組んでいます。
■ワイン(台中)
台中にある「樹生レジャーワイナリー」の「埔桃酒」は、「世界酒類コンテスト」、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」でゴールドメダルを受賞したことがあります。「埔桃酒」はゴールデンマスカットを原料に醸造されますが、これがきっかけでゴールデンマスカットは后里で栽培されることになりました。この世界一のワインは欠かせない台中土産です。
■アヒルの燻製(宜蘭)
宜蘭の高級ギフト「鴨賞(鴨の燻製)」は、鴨を七日間塩漬けにし自然乾燥させ、木炭とサトウキビで燻製にしたもの。薄切りにすると食べやすく、手間暇かけた繊細な作業が絶品の味を作りだしています。そのままお酒のつまみにしたり、野菜と炒めて食べても美味しいです。
■パンナコッタロールケーキ(宜蘭)
宜蘭名物「奶凍捲(パンナコッタロールケーキ)」は、パンナコッタとしっとりしたロールケーキが巧みに組み合わされ、誰もが目を見張るおいしさです!ミルクの香りが豊かなパンナコッタは、さっぱりしてひんやり。温暖な台湾では、アイスクリームに負けないくらい、暑気払いになるでしょう。
■桜エビ(屏東)
桜エビの産地は、世界中で台湾の屏東県の東港海域と日本の静岡県の駿河湾海域だけです。桜エビの栄養価と食感を残すために工夫をして、高品質なお土産を製造しています。チャーハンやお好み焼きなどの料理やナッツ類との相性も良く、贈り物に適しています。
■チョコレート(屏東)
チョコレートの原料のカカオは熱帯果樹の一種で、屏東地区が栽培に適しているので、徐々に屏東の特産物になりつつあります。事業者は研究と開発を進め、カカオでいろいろな商品を作っていて、屏東の特殊なカカオによってできたチョコレートが近年観光客のヒット商品となっています。
掲載内容は2020年3月24日時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご利用の際は公式ホームページなどでご確認ください。