1位 小籠包(ショーロンポー)
92票
意外と知られていませんが、小籠包(ショーロンポー)発祥の地は上海です。皮の中に肉や野菜などの旨みが凝縮されたスープが包まれ、噛むとアツアツで口の中にじゅわーっと溢れだす感覚がたまりません。老舗や有名店をはじめ街中のいたるところで気軽に食べられます。
2位 上海ガニ料理
41票
主に長江下流で獲られ、養殖もされている上海ガニ。日本のカニよりも小ぶりですが、甲羅に包まれたカニ味噌は色鮮やかで、ねっとりと舌に絡むような深い味わいです。素材そのものがおいしいと、多くの旅行客をとりこにしています。毎年9月下旬から1月頃に旬を迎えます。
3位 生煎饅頭(シェンジエンマントウ)
38票
普通の肉まんより小ぶりな包子(パオズ)で挽き肉を包み、平鍋やフライパンにぎっしり詰めて蒸し焼きにして作られます。厚めの皮は、焼き目はカリッとした食感で香ばしさがありながら、中はふわふわ。口の中で溢れだす旨みたっぷりの肉汁が人気です。気軽におやつや朝食に食べられるのもポイント。
4位 紅焼肉(ホンシャオロウ)
27票
皮付き豚バラ肉を中国のたまり醤油や砂糖などでじっくり煮込んだ、上海の代表的な家庭料理。脂身と赤身肉という異なる味わいのバランスを、甘く濃厚な調味料が絶妙に包み込んでくれます。見事な照りとツヤ、味付けのおいしさが食欲をそそり、日本人旅行客にも大人気です。
5位 蟹粉豆腐(シエ・フェン・ドウ・フ)
16票
上海ガニを丁寧に殻剥きし、取り出した蟹粉(カニの身や味噌)を豆腐とともに炒めた料理。麻婆豆腐の麻婆をカニに置き換えたものとイメージするとわかりやすいかもしれません。店によって違いますが、カニの風味を豆腐と対比させながらじっくり味わえる味付けが人気となっています。
6位 お粥
9票
中国では昔から旧暦12月8日の臘八節(ろうはちせつ)にお粥を食べ、家族の健康を願う風習があります。中国のお粥は中華風のダシを効かせ、体を温めてくれる薬膳も入っていることが特徴。様々な具材や味付けが楽しめることで旅行客に人気です。上海の定西路一帯にはお粥屋さんがたくさん並んでいます。
7位 点心全般
8票
飲茶を楽しむのに欠かせないのが点心。語源は「心に触れるもの」など様々な説があります。食事の間におやつ感覚で食べる料理を総じてこう呼び、その種類は100種以上と実にバラエティ豊か。グループで少しずつ多くの種類を楽しめる気軽さや、コストパフォーマンスの高さでも人気となっています。
8位 白斬鶏(バイチエジー)
7票
上海を含む江南地方の名物料理で、大家族の食事や宴会で昔から振舞われてきました。冷製の蒸し鶏と言われることが多いのですが、実は茹でて作るのが正式な調理法で、プリっとしてジューシーな食感が魅力です。その素材を引き立てる醤油ソースの味付けが人気となっています。
9位 上海炒麺(シャン・ハイ・チャオ・ミェン)
6票
上海の焼きそばを初めて食べる人は、まず麺が太めなことに驚きます。そのもちもちした麺を中国醤油で味付けし、チンゲンサイや細切り肉などをトッピングしたものが定番。塩分控えめで少し甘さも感じられる味が、日本人旅行客から珍しさとともに人気となっています。
10位 清炒蝦仁(チン・チャオ・シャー・レー)
6票
エビを剥いてあっさり塩炒めにした料理で、キュウリやピーマンなど野菜を一緒に入れることも。上海料理におけるエビの定番メニューに数えられています。薄味で炒めてあるため、ぷりぷりした食感とともに新鮮な素材自体の味をシンプルに味わえることで人気です。
※このランキングは、楽天トラベルで2013年1月1日~2015年12月31日に上海に宿泊したユーザに対し行ったメールアンケートの結果をもとに算出しています
※アンケート期間:2016年3月4日~3月8日(投票総数:314)