夏の訪れを感じさせる、涼しげなおみやげ 5選

夏の訪れを感じさせる、涼しげなおみやげ 5選

提供:ことりっぷ

 

夏の訪れを感じさせるさわやかなおみやげを5つ厳選してみました。透明感あふれる一品や、旅のお供にぴったりの涼しげなスイーツやお菓子をご紹介します。夏旅の参考にぜひチェックしてみてくださいね。

 

【富山】氷見市の“氷”をイメージした、なめらかさが魅力の「ひみぷりん」

【富山】氷見市の“氷”をイメージした、なめらかさが魅力の「ひみぷりん」

富山県氷見市で2022年6月に誕生したプリン専門店「ひみぷりん」。なめらかな食感のプリンが魅力で地元でも大変人気のお店です。ビンに描かれた、かもめのロゴもかわいいですね。その中でも特に人気の高い「氷プリン」は、見た目がとても涼やかなプリン。

氷見市は地名とおり「氷」の名産地として知られ、この地域で獲れる寒ブリは全国的にも有名な逸品。寒ブリが沢山の氷で冷やされている情景からインスピレーションが浮かんだという氷プリンは、なんと氷のような食感を楽しめるプリン。

 

プリンについている氷砂糖を加えて一緒に食べることで、ひんやりとした氷のような触感が味わえます。透き通った青いラムネのジュレが見た目にも美しいアクセントとなっていることも見逃せません。

 

 

【広島】昔ながらの冷やし飴にさわやかさをプラス「瀬戸内産レモン果汁入りひやしあめ」

【広島】昔ながらの冷やし飴にさわやかさをプラス「瀬戸内産レモン果汁入りひやしあめ」

関西では夏の飲み物としてなじみが深い「冷やし飴」。みなさんはご存知ですか。冷やし飴とは、米飴や上白糖、しょうがの絞り汁を釜焚きしてシロップ状にし、それを水で割った飲み物。江戸時代から夏バテ防止の清涼飲料として、京都を中心にした関西で多く飲まれていたそうです。

「瀬戸内産レモン果汁入りひやしあめ」は、昭和30年から広島県三原市で「清涼飲料水」や「粉末清涼飲料」を製造・販売を行っている「桜南食品」で作られている、ちょっとめずらしい冷やし飴。どこかなつかしい麦芽水飴(ばくがみずあめ)に高知県産の生姜のしぼり汁と瀬戸内レモン果汁が加えられています。

 

夏はキンキンに冷やして、冬は温めて1年中楽しむことができます。炭酸で割ったり、シャーベットにしたり。風邪の予防や体力回復したい時にもおすすめ。季節やライフスタイルに合わせたさまざまなアレンジが楽しめるので、見かけたら、ぜひゲットしてみてくださいね。

 

 

【徳島】まるで宝石のよう!四国・徳島産の果実を使った菓游 茜庵の「ゆうたま」

【徳島】まるで宝石のよう!四国・徳島産の果実を使った菓游 茜庵の「ゆうたま」

「ゆうたま」は、徳島県徳島市で素材の良さを活かしたお菓子作りをされている和菓子店「菓游 茜庵(かゆう あかねあん)」のロングセラー。愛らしい5つの色は、日本の伝統文化である「五節句」がモチーフ。四国や徳島地産のこだわりの果実と寒天で作った、錦玉菓子(きんぎょくかし)です。

 

使用している果実は「柚子」「すだち」「山桃」「梅」「ゆこう」。寒天は自然由来の海藻から作られた良質なものを使用しており、健康にも配慮がされています。

ゆうたまは透明感のある色合いも特徴。光にかざすと宝石のように美しく、ひと口食べてみるとゼリーのような食感。外側のお砂糖はカリッと、中の寒天はみずみずしい食感やフルーティーな味わいが◎。口いっぱいに果実の甘酸っぱさが広がっていきます。透明感のある上品なお菓子で四国の名産を味わえることも魅力のひとつです。

 

 

【石川】色とりどりの宝石のよう、金沢の伝統が詰まった「かいちん」とは?

【石川】色とりどりの宝石のよう、金沢の伝統が詰まった「かいちん」とは?

「かいちん」は、透き通るような見た目も美しい石川県金沢市の伝統的な和菓子。石川県で約170年以上の歴史を持つ老舗和菓子店「石川屋本舗」で製造・販売しています。石川屋本舗のお菓子はすべて職人さんによる手作り。材料をひとつひとつ厳選し、おいしく見た目でも楽しめる和菓子作りをしています。

かいちんは、特別な寒天と砂糖を自然乾燥させて作る琥珀糖。色とりどりの宝石のような見た目が特徴です。名前の由来は、昔金沢で遊具の「おはじき」を「かいちん」と呼んでいたことから。大正時代にはガラス玉を用いて木の葉や桃の実、うさぎ、カメなどの形で作られていたのだそう。

 

石川屋本舗では、季節ごとにオリジナルのかいちんを販売しています。続々と新しいアイデアで新商品がお店やオンラインショップに並ぶので、思わず迷ってしまいそう。毎月22日には限定でネコをモチーフにした「ねこのかいちん」も販売されています。

 

 

【愛知】涼やかな夏の美しさを閉じ込めた、美濃忠の「花の精」

【愛知】涼やかな夏の美しさを閉じ込めた、美濃忠の「花の精」

「花の精」は、5月下旬から8月下旬まで販売される夏季限定の羊羹。1854年(安政元年)創業の愛知県名古屋市にある老舗和菓子店「美濃忠(みのちゅう)」で製造・販売しています。透明な錦玉羹(きんぎょくかん)の中に色彩があしらわれた様子は、まるで花の精が舞い降りたかのような幻想的な美しさ。上品な佇まいが夏のお茶菓子としてぴったりです。

 

お菓子を切り分けてみると、このようにうっとりするような美しさ。光が当たる角度でさまざまな表情を楽しめます。

また、花の精は冷蔵庫でよく冷やしてからいただくのがおすすめ。ひんやりとした食感とほどよい甘さが、暑い夏の日を涼やかでさわやかな気分にさせてくれます。抹茶や緑茶、紅茶などにもよく合いそうです。

 

夏にぴったりな涼しげなおみやげ、 心に残るものはみつかりましたか。贈り物としてもぴったりなので、現地を訪れた際はぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

透明おやつは「ことりっぷマガジン」でも特集しています♪

透明おやつは「ことりっぷマガジン」でも特集しています♪

現在発売中の「ことりっぷマガジン夏号」では、寒天、葛、わらびなど、自然由来の素材を生かし、宝石のように輝く透明おやつ&お菓子を特集しています。こちらもあわせてご覧ください。

 

 

文:モリサワ ジュンコ

 

ことりっぷの最新記事

Article survey

お客様のご意見をお聞かせください
このページは気に入っていただけましたか?

旅行ガイドブック「ことりっぷ」編集部がお届け。旅と日常をつなぐ、旅好きな女性のためのメディアです。

※当ページのランキングデータ及び記事内容の無断転載は禁止とさせていただきます。
※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご了承ください。
※(税抜)表示以外の価格はすべて税込価格です。場合によって税率が異なりますので、別価格になることがあります。

 
 

TOP