提供:ことりっぷ
世界各地からも多くの人々がやってくる東京屈指の観光スポット・浅草。昔から愛されている老舗も多く、和洋問わずグルメの名店が軒を並べるエリアです。
今回は、そんな浅草で食べたいスイーツ店をご紹介。生地が見えないくらいフルーツがのったパンケーキや、老舗でいただくぜんざいなど、どれもスイーツ好きの心をくすぐるものばかりですよ。
浅草を代表する老舗パン屋が営む「ペリカンカフェ」
映画の舞台にもなった東京・浅草の老舗パン屋「ペリカン」の直営カフェ。「ペリカン」のパンのおいしさを引き立てる「炭焼きトースト」や、「フルーツサンド」など、ベーカリー専門店ならではのパンのおいしさを追求した絶品メニューの数々を味わえます。「ペリカン」初代が愛したブレンドコーヒーもぜひ。
隅田川が目の前。浅草らしい景色が一望できる「カフェ・ムルソー」
浅草駅から徒歩3分。江戸通りの1本隣にある路地に店を構える「カフェ・ムルソー」。1981年にお茶とケーキの店として始まり、以来この土地で40年以上愛されてきました。
窓際の席から見渡せる景色はこのお店の自慢のひとつ。目の前には隅田川、東京スカイツリーも見渡すことができる気持ちのいい空間が広がります。
スイーツも充実。ケーキはタルトも含め、定番から旬の食材を使った季節限定のものまで常時20種類ほどがそろいます。 おすすめは2種のスイーツとドリンクがセットになったケーキセット。甘いものをしっかり食べたいという方はこちらがおすすめです。
浅草寺門前の老舗「梅園」で名物甘味
1854(安政元)年創業の浅草の甘味処「梅園(うめぞの)」。東京の一大観光スポット・浅草寺の門前に店を構え、160年以上の歴史を誇ります。
初代は元祖あわぜんざいで好評を博し、東京名物に数えられるようになったのだそう。ほかに、国内産の天草を使った風味ある寒天に、黒砂糖や水飴をブレンドした黒蜜をかけていただく「あんみつ」や、ちょこんと乗った三食団子がなんともキュートな「梅園パフェ」が人気です。
路地裏にひっそりたたずむ隠れ家カフェ「オトノヴァ」
かっぱ橋道具街から一本入った裏通りにある「Café Otonova(カフェオトノヴァ)」。もとは飴屋さんの店舗兼住居だったという建物をリノベーションしたすてきなカフェです。
終日楽しめるカフェメニューは、定番のティラミスやタルトなどのほか、季節のフルーツを使ったスイーツなどもあり、パティシエが店内で手作りしています。コーヒーやエスプレッソは横浜の「テラコーヒー」の豆を使用。フレンチプレスで抽出した、こだわりの一杯をいただくことができます。
おしゃれな空間で季節限定のパフェを「雨虹」
浅草駅から徒歩15分。浅草寺の北東側、賑わいのある浅草エリアから少し外れた閑静な住宅街に「雨虹」はあります。白のスッキリとした壁に木の温もりを感じるインテリアでまとめられた清潔感のある店内は、ついつい長居してしまいそうなほっとする空間です。
旬のフルーツを使用したパフェは月ごとに変更
旬の果物を使用した「今の旬タルト」や「ガトーショコラ」など、常時5~6種揃うケーキのほか、見た目も美しいパフェも人気。口に入れたときの食感や味わい、バランスを重視して店主がどれも一から手作りしたもの。
特に旬の果物を使用したパフェは月1で変更される、その時期にしか味わえないとっておきのパフェなのだとか。ここでしか味わえないスイーツの数々を心ゆくまで楽しんで。
大人のためのクレープ専門店「つつむ。」
湯島天神近くの人気かき氷専門店・サカノウエが手がけるクレープ専門店「つつむ。」。誰もが大好きなクレープの価値を贅沢なこだわりスイーツへと昇華、素材や組み合わせを厳選し、今までにない大人のためのクレープを提案しています。
メニューは毎月変更。詳しくは公式SNSをチェック
モッツァレラチーズやブルーチーズなど数種のチーズをじんわり温めて、チーズの塩気に生はちみつの優しい甘さをプラスした「チーズと生はちみつ。」のほか、指定農家のフルーツを使った旬のクレープなど、数種が月替わりでいただけます。
創業170年・老舗の甘味処「西山」
東京メトロ浅草駅2番出口からすぐ。国内外問わず日々多くの人々でにぎわう浅草の雷門通り沿いに「甘味処 西山」はあります。受け継がれてきた方法で丁寧に作られた甘味は、自家製の餡やアイスを使ったメニューが30種類以上。地域の人々や浅草を訪れた観光客に愛されています。
お店の二大人気の1つは、あんみつの上に自家製のつぶ餡とこし餡、アイス2種などをトッピングした「特製 西山あんみつ」です。カラフルな見た目もかわいく、“一度食べたら忘れられない味”とリピートするお客さんも多いそう。
行列のできる人気のパンケーキ専門店「紅鶴」
内装や店員さんの服装、一枚板のカウンター席など、「江戸前」を貫くパンケーキ専門店「紅鶴」。米粉とキビ糖をたっぷりのメレンゲに包み込んだふわふわ食感のパンケーキを求めて、連日多くの人が列を作る人気店です。当日8時半から席を確保するための予約の整理券を配り始めているそう。パンケーキは全5種類。できたてのおいしさをぜひ味わってみて!
かわいすぎるチョコレートブーケにうっとり♪浅草「ノアケトーキョー」
撮影:上浦未来
「NOAKE TOKYO(ノアケトーキョー)浅草店」は、女性パティシエがつくる遊び心あふれるお菓子が人気のお店です。特に人気なのは、花束のような果物味のチョコレートブーケ。親しい人へのプレゼントや自分へのごほうびにいかが?
抹茶スイーツを堪能♪「八十八 浅草」
京都の日本茶スタンド「八十八良葉舎」が、東京初上陸となる「八十八 浅草(はとやあさくさ)」を2023年1月にオープン。隅田公園近くの築70年釘なし木造民家を改装した和モダンな空間のなか、こだわり抜いた抹茶を堪能することができます。
アイス各種と白玉もトッピングできる抹茶ラテのほか、フロートや浅草店限定のプリンもラインナップ。店内にはイートインスペースもあり、隅⽥川や東京スカイツリーをバックに楽しめます。
“世界一濃厚”な抹茶ジェラートが話題♪「壽々喜園」
撮影:上浦未来
本格抹茶ジェラートが食べられると全国からファンが訪れる、静岡県藤枝市の抹茶ファクトリー「ななや」。浅草のお茶問屋「壽々喜園」内にコラボショップが誕生し、連日大行列ができています。“世界一濃厚“といわれる抹茶アイスなど食べ比べが楽しめます。
「浅草茶房」でいただく、山盛りフルーツのパンケーキ♪
「浅草茶房」は、浅草寺から200mほどの場所にあるゆったりとした空間が魅力のカフェです。
お店のご主人が“自分が食べたいものを作った”というイチオシのメニューが「フルーツパンケーキ」。パンケーキの生地が見えないほどフルーツがたっぷり。いちご、オレンジ、ブルーベリー、キウイなど、とにかくたくさんのフルーツに覆われています。
しっとり、ふわっの食感が新しい「シフォンケーキの店 otaco」
写真:古本麻由未
こちらは毎日手づくりしているシフォンケーキが、常時7~8種類並ぶテイクアウト専門店。食感にこだわって国産の米粉をブレンドし、奥久慈卵や菜種油を使った安心素材のケーキは優しい味わいです。
【蔵前】おしゃれなカフェ併設の焼き菓子専門店「菓子屋シノノメ」
スコーン、クッキー、パウンドケーキなど、カウンターに並ぶ焼き菓子の数々
「毎日食べられるお菓子」がコンセプトの蔵前の人気店「菓子屋シノノメ」。店内に併設された工房で、自然素材を使ったお菓子を毎日手作りしています。パンや菓子、パウンドケーキなどカウンターに並ぶ品々は種類が豊富で目移りしてしまうほど!エキゾチックな絨毯やアンティークのソファなどが並ぶ2階のカフェ「喫茶 半月」もおすすめ。
「喫茶 半月」にて/「季節のシュー」と「カフェラテ」 2階にある「喫茶半月」
浅草らしさを満喫♪「SUKEMASA COFFEE」
“日本で最初の遊園地”としても知られる「浅草花やしき」のすぐ近くにある「SUKEMASA COFFEE(スケマサコーヒー)」。大きな木を望む裏路地のゆったりした雰囲気の中で過ごせる小さなコーヒースタンドです。メニューは着物姿のスタッフが淹れてくれるエスプレッソやラテなど本格的なコーヒーのほか、ジュースやチャイ、ビールなども。ホットドッグなどのフードやプリンを始めとするスイーツも充実し、いろいろな場面で楽しめます。
いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介したお店の中から、食べ歩きしたい浅草のスイーツショップをまとめてご紹介しました。
メニューや営業時間、定休日などの情報は、各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。
文:ことりっぷ編集部