提供:カタルーニャ州観光局
描いた旅がここにある!カタルーニャへ旅しよう!
スペイン北東部に位置するカタルーニャ州は、バルセロナ県、ジローナ県、リェイダ県、タラゴナ県の4県があり、州都のバルセロナはガウディの作品やFCバルセロナの本拠地カンプ・ノウなど、世界でも有数の観光都市として有名です。
穏やかで美しい地中海の魅力に多くの芸術家が集ったジローナ県のサルバドール・ダリ美術館でアートを楽しみ、タラゴナ県で人間の塔に感嘆しながらスペイン産スパークリングワインのカヴァに舌鼓。リェイダ県で、ユネスコ世界遺産に登録された9つの教会群を堪能できるボイ渓谷や圧倒的な大自然の中でラフティング。など、まだまだ知らない魅力が溢れています。
アートに世界遺産に大自然!と欲張りなカタルーニャ州のおすすめスポットをご紹介します。
- 時差
- -8時間(州都:バルセロナ)
サマータイム期間(3月31日~10月27日)は-7時間
- 言語
- スペイン語、カタルーニャ語
- 通貨
- 1 €(ユーロ)=約125円
- 気候
- バルセロナ県、ジローナ県、タラゴナ県の沿岸部は地中海性気候で冬でも温暖。リャイダ県、バルセロナ県内陸部は大陸性地中海気候で、夏季は地中海側より暑くなる。
- 物価
- 日本よりやや高め(州都:バルセロナ)
公共交通機関は回数券の利用がおすすめ
バルセロナ県
情熱の国スペインの中でも断トツの人気を誇るバルセロナは、FC バルセロナの本拠地カンプ・ノウや天才建築家アントニオ・ガウディの作品群が点在し、街中どこでも絵になる人気観光都市です。
【バルセロナ】
アントニオ・ガウディ作品群
世界で最も有名な未完の世界遺産、サグラダ・ファミリア。完成図はアントニオ・ガウディの頭の中にだけ描かれていた!と言われ、着工から100年以上経つ今もまだ建築中となっています。しかし最近のIT技術の進歩と観光客増加によって得た資金で(全て寄付で賄われる贖罪教会)、ガウディ没後100年の節目にあたる2026年に完成予定が見込まれています。
またバルセロナ周辺にはカサ・ミラ、カサ・バトリョ、グエル公園など多くの観光スポットが残っており、自然からインスピレーションを受けた波打つ曲線やモザイクタイルなど、ガウディ建築を心いくまで堪能できます。
バルセロナの観光には決してはずせない、ガウディ建築の魅力にふれてみませんか?
Sagrada Familia
サグラダ・ファミリア
- 入場料
- 15€~
(※日本語オーディオガイドレンタル付の場合22€)
- 営業時間
- 11月-2月は9:00-18:00、4月-9月は9:00-20:00
3月、10月は9:00-19:00
12月25日、12月26日、1月1日、1月6日は9:00-14:00
- 休業日
- 年中無休
- 所在地
- Carrer de Mallorca, 401, 08013 Barcelona, Spain
Parc Güell
グエル公園
- 入場料
- 一般8.5€(※日本語のグエル公園公式ガイドアプリ有)
7歳-12歳6€、6歳以下無料
(※前売り券あり※無料エリアあり)
- 営業時間
- 1月1日~3月24日、10月28日~12月31日は8:30-18:15
(※2月17日~3月24日は8:30-19:00)
3月25日~4月29日、8月27日~10月27日は8:00-20:30
4月30日~8月26日は8:00-21:30
- 休館日
- 年中無休
- 所在地
- Carrer d'Olot, 5, 08024 Barcelona, Spain
Casa Milà
カサ・ミラ
- 入場料
- 一般22€~(学生16.5€)(※日本語オーディオガイドレンタル付)
7歳-12歳11€、6歳以下無料
- 営業時間
- 9:00-20:30
(11月6日~12月24日、1月4日~3月2日は9:00-18:30)
※祝日等時間短縮の場合あり。要事前確認
- 休館日
- 12月25日
※要事前確認
- 所在地
- Provença, 261-265, 08008 Barcelona, Spain
Casa Batlló
カサ・バトリョ
- 営業時間
- 9:00-21:30
- 所在地
- Passeig de Gràcia, 43 08007 Barcelona, Spain
Museu Nacional d'Art de Catalunya
カタルーニャ国立美術館
- 営業時間
- 10:00-18:00
- 所在地
- Palau Nacional, Parc de Montjuïc, s/n, 08038 Barcelona, Spain
【バルセロナ】
カンプ・ノウ FC バルセロナ ミュージアム
世界屈指のクラブ・チーム、名門FC バルセロナのホームスタジアムがカンプ・ノウ スタジアム。数々の熱い戦いが繰り広げられたその軌跡を体感できるのがFC バルセロナ・ミュージアム。スタジアム内に併設されており、試合やイベントが無い日に行われているカンプ・ノウ スタジアム エクスペリエンスツアーに参加すると、有名選手たちが熱戦を繰り広げたピッチの側や、プレスルームやロッカールームなど、カンプ・ノウの裏側もたっぷり楽しめます!
Museo del Fútbol Club Barcelona
FC バルセロナ ミュージアム
- チケット代
- 26€~
(※日本語オーディオガイドレンタル付の場合35€)
- 営業時間
- 3月半ば~10月半ばは9:30-19:30
10月半ば~3月半ばは10:00-18:30(土曜日は10:00-14:30)
※12月半ば~1月5日は9:30-19:30
- 休館日
- 1月1日、12月25日を除き、年中無休
- 所在地
- C. d'Aristides Maillol, 12, 08028 Barcelona, Spain
ジローナ県
旧大聖堂や4世紀ゴシック様式の教会、サルバドール・ダリゆかりの地など、ジローナ県には見どころがいっぱいです。空港からのアクセスも良く、バルセロナからの日帰り旅行先としても人気の街です。
【フィゲラス】
サルバドール・ダリ美術館、ダリゆかりの地
美術界の鬼才サルバドール・ダリの生誕の地でもあるジローナ県フィゲラスに1974年に開館した美術館。ダリのシュルレアリスムと遊び心、ダリのミューズでもあった妻ガラへの思いが詰まった五感で楽しむ美術館です。別館の宝石館ではダリデザインのジュエリーを観る事ができます。
ジローナ県にはダリゆかりの地が点在し、港町のカゲダスは幼い頃から過ごした別荘があり、ピカソやミロなど多くの芸術家達もこの別荘地に集まっていました。
プボルにはダリがガラへプレゼントしたお城があり、美術館さながらのインテリアやガラのドレスコレクションを鑑賞することができます。
ダリとガラへ思いを馳せながら、ダリの世界に浸ってみる旅はいかがでしょう?
- チケット代
- 大人14€~ 8歳以下無料
- 営業時間
- 1~2月、11~12月は10:30-17:45
3~6月、10月は9:30-17:45 7~9月は9:00-17:45
※要確認
- 休館日
- 1/1、12/25、毎月曜日:1/1~6/30、10/1~12/24(除く:4/15,22、5/6、6/10,24、12/30、7~9月)
※要確認
- 所在地
- Gala-Salvador Dali Sqauare 5, E-17600 Figueras
【ジローナ】
絵画のような街並のパルス、ジローナ
①まるで中世の街に迷いこんでしまったかのような村パルス (Pals)。曲がりくねった石畳みの小道や丸いアーチがフォトジェニックなこの村は、世界中の水彩画家が集うメッカとなっています。1948年から約30年の歳月をかけ現在の美しい街並みを造り上げました。1973年に「Premio Nacional de Bellas Artes(歴史的美的地区)」に登録され、現在も訪れる人々を魅了し続けています。
②古都ジローナ (Girona) の旧市街。その象徴でもあるオニャル川沿いにひしめき合うように並ぶ建物群が印象的。川面に映る姿はまるで絵画のようです。
Pals
パルス
- チケット代
- 1€、10歳以下無料
ガイド付き(英語、スペイン語、フランス語)5€、12歳以下無料
- 営業時間
- 10:30-14:30、15:00-18:00
※休館日等要確認
- 住所
- Plaça Major 7, Pals 17256, Girona
タラゴナ県
イタリア以外で保存状態の良い古代ローマ遺跡を数多くみられる場所です。また、スペイン産スパークリングワインCAVA(カヴァ)のワイナリーがあります。
【ペンデス】
スペイン産スパークリングワイン カヴァのワイナリー
スペイン産スパークリングワイン、カヴァ(CAVA)。地下にあるセラーで長時間熟成されており、カタルーニャ語で洞窟(CAVA)の名がついています。温暖な地中海性気候で育ったブドウは、豊かな甘みと香りが特徴で、スパークリングワインの製造過程で行われる甘みを加える作業「ドサージュ」を行わない事もあります。
バルセロナ出発の日帰りワイナリーツアーにはテイスティングもあるので、世界各国の参加者と楽しくお酒を酌み交してみてはいかがでしょう?
【タラゴナ】
無形文化遺産「人間の塔」、タラゴナ古代遺跡群
200年以上も継承されているカタルーニャ地方の伝統行事「人間の塔」。2010年に世界無形文化遺産に認定されました。大きな祭りは2年に1回タラゴナで開催されますが、年間を通し、カタルーニャ各地の祭りや催しで見ることができます。
また、スペインにはローマ帝国時代の古代遺跡が多く残っており、タラゴナの旧市街地全体が「世界遺産指定都市」に加盟しています。タラゴナは古代遺跡の他、ガウディの弟子ジュジョールの作品など、近代建築も楽しめる建築ファンにはたまらない魅力あふれる場所です。
リェイダ県
カタルーニャの古都のひとつ。9つのカタルーニャ風ロマネスク様式教会群は訪れる価値のある素晴らしい場所です。また、広大な大自然を有する州唯一の国立公園は、自然愛好家におすすめです。
【バル・デ・ボイ】
バル・デ・ボイのカタルーニャ風ロマネスク様式教会群
11~14世紀に建てられた初期ロマネスク様式の宗教建築。銀鉱山によって得た富を聖堂群の建造に費やし、精巧な石造りと優雅な鐘楼を持つカタルーニャ風ロマネスク様式教会群が誕生しました。2000年に世界遺産登録されています。
9つの教会群の中でも有名な「サン・クレメンテ教会」は、山々に抱かれるように立ち、まっすぐと伸びた鐘楼が印象的な教会です。色鮮やかなフレスコ画も見ものの1つです。残念ながら痛みやすいフレスコ画は現在カタルーニャ美術館に移されており、ここで見られるのはレプリカになってしまいますが、それでもこの渓谷でみる教会群の数々は見る価値大です。
【ピレネー山脈】
アイグエストルテス・イ・アスターニ・デ・サン・マウリシ国立公園
ピレネー山脈に面したカタルーニャ州唯一のアイグエストルテス・イ・アスターニ・デ・サン・マウリシ国立公園。初心者から上級者まで楽しめるハイキングコースや、冬にはスキーなども楽しめます。
ピレネー山脈の水が流れこむノゲラ・パリャレーザ川とモント・レベイ渓谷は、アウトドア派に人気!行動派にはラフティングや、ゆっくり川面を楽しむカヌーなども人気です。
掲載内容は2019年1月30日時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご利用の際は公式ホームページなどでご確認ください。