古民家で
プライベートステイ
飯塚邸(栃木県 那珂川町)
重厚感と静寂を
味わえる有形文化財で
ゆったりと流れる時間を満喫
栃木県の北東部に位置する小さな町、那珂川町。関東有数の清流である那珂川が町の中央を流れ、東京から車でわずか2時間半ほどながらもなつかしい里山の風景に出会えます。宿泊は、有形文化財宿泊施設「飯塚邸」へ。敷地全体が板塀と美しい日本庭園に囲まれており、重厚感のある空間で静かなプライベート時間を満喫できます。周辺には、立ち寄りたくなるスポットも充実。アートや温泉など、ゆったりとした時間が楽しめる那珂川町の旅は、とくに友人・仲間同士におすすめです。
200年の歴史を刻む重要文化財で
和のぬくもりを感じながら過ごす
馬頭地区の市街地に位置する「飯塚邸」は、江戸時代に庄屋を務めた飯塚家の屋敷。200年の歴史がある国登録有形文化財です。本宅の表門と脇門は江戸末期に、客室として使われている本宅、新宅、2つの土蔵は明治末期に建てられました。いずれも当時の佇まいを残しつつ快適性を追求してリノベーションされており、古さと新しさがミックスした空間が魅力です。(写真は本宅)
敷地全体が板塀と美しい日本庭園に囲まれているので、静かな環境でゆったりとくつろげます。「本宅」は、ツインのベッドルームと布団で4名まで泊まれる客室です。大きな玄関や回り廊下が飯塚家の庄屋時代を彷彿とさせ、歴史の重みや趣を感じさせてくれます。障子や欄間は建てられた当時のものを残しており、美しい意匠と柔らかな光に心が落ち着きます。
客室は、「本宅」と「新宅」「文庫蔵」「土蔵」の4タイプ全6室。広さや造り、インテリアはお部屋ごとに異なりますが、全ての部屋に、キッチンや大きなソファのあるリビングルームが。好みの空間をチョイスして、プライベートな時間と空間を満喫できます。(写真は新宅B)。コーヒー、紅茶、緑茶は地元産のものが客室に用意されています。冷蔵庫にはオレンジジュースや牛乳、フルーツや野菜スティックのプレートも。小腹がすいても安心です。
こちらは、大きな梁が特徴の2階建「文庫蔵」のお部屋です。かつては、重要な文書や金品をしまっておくために使われていた蔵だったとか。外観は重厚感のある石造りですが、内側はモダンテイストのおしゃれな空間です。
「土蔵」は、現代の家では見ることがなくなった「蔵」を近代的にリノベーションしたお部屋。重厚な扉や太い梁など蔵としての姿を残しつつ、キッチンやお風呂、トイレはもちろん、テレビやWi-Fi環境も完備されているので、まるでわが家に居るようにくつろげます。
飯塚邸から車で急坂を上るとすぐにある馬頭公園。展望台からは、那珂川町馬頭地区の街並みが一望できます。山に夕日が落ちる日没の時間帯もおすすめです。那珂川町は、清流と広大な自然がもたらす恵みを受け発展してきた町。高台からは心地よい風と町の歴史が感じられます。
夜は、広く居心地の良いダイニングスペースで「御前岩物産センター」のケータリングを。三段のお重にテンションが上がります。この日は、那珂川町の温泉で養殖する「温泉とらふぐ」のてっさ、鮎の塩焼き、野生イノシシの肉「八溝ししまる」の唐揚げ、ヤシオマスのカルパッチョ、町産の養殖うなぎのきも串、マコモダケのきんぴらなど、地のモノを使ったお料理。メニューは季節ごとに替わります。ダイニングスペースでゆっくりと食事を堪能しましょう。
御前岩物産センター
住所/栃木県那須郡那珂川町大山田下郷2766
交通/東北自動車道宇都宮ICから車で約60分
営業時間/9:00〜16:00
定休日/年始(1月1〜3日)
ケータリングは、洋食もチョイスできます。「レストラン道」では、那珂川町の食を凝縮した特別なセットを用意。ホテルニューオータニ出身のシェフが腕を振るった洋食が堪能できます。宿から徒歩約5分と至近ですので、お店で味わうのも良し。オムライスの卵は地元農園の有精卵、ハンバーグの豚肉は那須町・郡司畜産の白豚肉、野菜もおもに那珂川町産のものを使用しています。
レストラン道
住所/栃木県那須郡那珂川町馬頭1934-8
交通/東北自動車道矢板ICから車で約40分
営業時間/ランチ11:30〜14:00(13:30ラストオーダー)、ディナー17:00〜20:00(19:30ラストオーダー)
定休日/月曜(祝日の場合は当日のディナーと翌日が休み)、日曜のディナー
客室のベッドはシモンズ製。寝心地のいいベッドでぐっすり眠って、旅の疲れをリリース。(写真は「新宅A」1階)。断熱材や特注のサッシ窓、リビングルームの床暖房など冷暖房対策が万全で、古民家なのに過ごしやすいのもうれしいポイントです。
朝食も、プライベートな空間でゆっくりと。「和」の空間でいただく那珂川町のおいしいお米と温かいお味噌汁で、1日の元気をチャージ。この日は和食をチョイスしましたが、洋食やビーガン料理も選択できます。障子越しにのぞく庭園も、朝にはまた違った表情を見せてくれます。
飯塚邸
住所/栃木県那須郡那珂川町馬頭360
交通/東北自動車道矢板ICから車で約40分
チェックイン/15:00
チェックアウト/11:00
料金/1泊18,000円〜、ケータリング(御前岩物産センター) 夕食4,400円、朝食1,650円
他にはこんな体験も!
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歌川広重の肉筆画や
隈研吾の建築に触れる贅沢な時間2000年にオープンした那珂川町馬頭広重美術館(なかがわまちばとうひろしげびじゅつかん)には、現さくら市の肥料商だった青木藤作氏が那珂川町に寄贈した浮世絵師・歌川広重の肉筆画など、貴重な美術作品が展示されています。建物は、隈研吾氏の設計によるもの。県産の素材を活用し、建物全体を覆うルーバーは八溝杉、館内の床は那須の芦野石、壁は那須烏山和紙が使われています。市街地のはずれに位置し、30分ほどで館内を一周できるほどよい規模のミュージアムです。
那珂川町馬頭広重美術館
住所/栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9
交通/東北自動車道矢板ICから車で約50分
開館時間/9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜(祝日の場合は火曜)、祝日の翌日(土・日曜の場合は開館)、展示替え期間(要問合せ)、館内燻蒸作業期間、年末年始
料金/企画展 一般500円、大高生300円 特別展 随時料金設定 中学生以下無料 -
江戸時代から引き継がれる
‟美肌の湯”につかり
那珂川を望む格別の時間那珂川沿いを中心に数軒の温泉が点在する馬頭温泉郷のなかでも「元湯 東家」は、江戸時代に発見された源泉を受け継ぐ“元湯”です。弱アルカリ性の温泉は“美肌の湯”と評判が高く、女将さん曰く「赤ちゃんの皮膚病やあせもに効くと、入りに来る方が多いんですよ」とのこと。露天風呂は小ぶりながら、ぬくもりが気持ちいいヒノキの浴槽。目の前には那珂川、天気がよければ男体山から那須連山まで続く雄大な山並みを望めます。
元湯 東家
住所/栃木県那須郡那珂川町小口1652
交通/東北自動車道矢板ICから車で約35分
営業時間/日帰り入浴11:00~15:00
定休日/不定休
料金/日帰り入浴 500円
宿泊施設の紹介
200年の歴史を誇る有形文化財「飯塚家住宅」をリノベーションした宿泊施設。すべてのお部屋にキッチン・リビング・お風呂・トイレがあるので、周りのお客様の目を気にせずゆっくり滞在できます。夕食や朝食は、那珂川町の名店による地元食材をふんだんに使ったお料理をお部屋まで届けてもらうことも可能。プライベートな旅を満喫したい方にぴったりなお宿です。
飯塚邸
住所 | 栃木県那須郡那珂川町馬頭360 |
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交通 | 東北自動車道矢板ICから車で約40分 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
料金 | 1泊18,000円〜、ケータリング(御前岩物産センター) 夕食4,400円、朝食1,650円 |
<新型コロナウイルス対応>
- ○スタッフ対応
- 手洗い・うがい・マスク着用
- 定期検温を実施
- お客様との距離を意識した接客
- 団体を避けた個別の送迎実施
- ○除菌対応
- 定期的な館内(料飲エリア)の除菌清掃
- 定期的な館内共用部分の除菌清掃
- 客室の除菌清掃
- 客室スリッパの除菌清掃
- 客室スリッパの使い捨て利用
- ○換気対応
- 定期的な館内(料飲エリア)の換気
- 定期的な館内共用部分の換気
- 客室ご利用前後の換気
- ○客室対応
- 消毒液の設置
- 空気清浄機の設置
- マスクを設置または配布
- 備品を都度、除菌清掃
- 混雑を避け、客室稼働率を調整
栃木県那珂川町の
いいもの、美味しいもの
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※掲載している観光情報は2022年7月時点の情報です。
施設・イベントの情報は変更になる場合がございますので、
事前に各公式HPなどでご確認ください。