海の絶景広がる
隠れ家ゲストハウス
燧-Hiuchi-(香川県三豊市燧-Hiuch)
瀬戸内海を見晴らす
ゲストハウスに滞在
海と山の恵みに触れる旅
温暖な瀬戸内海に面し、「世界の絶景12選」にも選ばれたことがある『紫雲出山（しうでやま）』（出典：三豊市広報）からほど近い海辺の高台に、一棟貸しのゲストハウス「燧-Hiuchi-」があります。また、三豊市は、かつては塩田で栄えた土地。海と山の恵み豊かなこの地域で、塩にこだわった料理やにがりを使った豆腐づくり、山の斜面で栽培されるオリーブの収穫体験など、海山のめぐみを暮らしに取り入れた先人の知恵に触れる旅をしてみませんか。SNS映えすること間違いなしの父母ヶ浜（ちちぶがはま）の絶景も見逃せません。
アートの息吹を感じる隠れ家ゲストハウスで
海の絶景をひとりじめ
荘内半島の高台にある、隠れ家のようなゲストハウス「燧-Hiuchi-」。現代アートのように洗練された外観は、「近代建築の三大巨匠」として知られる世界的建築家ル・コルビュジエの「終の棲家」をイメージしたそう。感染症対策が徹底された一棟貸しで、無人の端末でセルフチェックインができます。
2階のリビングに足を踏み入れた瞬間、窓に広がる燧灘（ひうちなだ）のパノラマに、思わずため息がこぼれます。燧灘という地名の由来は、沿岸地域から火打石にするような固い石が採れたから…という説があるそう。時計のない静かな空間で、窓際のハンモックに寝転ぶもよし、デニム地の心地よいソファで読書するもよし。
庭のテーブルで、風や鳥の声を感じながらミントティーを一杯。宿泊客なら敷地内のハーブ園でいつでもミントなどのハーブを収穫することができます。周辺の景色はとても美しく、無料の自転車を借りてキラキラ輝く瀬戸内海を見ながらサイクリングもおすすめです。
夕暮れ時には、「日本の夕日百選」にも選ばれた父母ヶ浜へ。その美しさはまるで、南米ボリビアの「ウユニ塩湖」のよう。遠浅で奥行き約500ｍも続く、父母ヶ浜ならではの光景ともいえます。特に、夕焼けから星空へと空の色がドラマティックに変わる日没の前後約30分に干潮が重なるタイミングは幻想的。近年、SNSへの投稿から火がつき、「絶景の地」として注目を集めています。
海水浴場でもある父母ヶ浜ですが、干潮になると無数の潮だまり（水たまり）が出現し、天空を映す鏡のようになります。風がなく水面が波立っていないことが条件ですが、このあたりには「瀬戸の夕凪」という言葉があり、夕方になると不思議と風が落ち着くことが多いそう。
浜にはユニークなオブジェも。父母ヶ浜には、ゴミや漂着物がほとんどありません。それは地元のボランティア組織「ちちぶの会」が、25年以上前から毎月浜を清掃している努力の賜物でもあるのです。結成当初７人だった会員数は、現在約120人。フォトジェニックなこの浜の美しさは、三豊の人たちの郷土愛に支えられています。
父母ヶ浜
住所：香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3
交通：さぬき豊中ICから車で約20分、または三豊鳥坂ICから車で約20分
夕食は持ち込みや外食のほか、ケータリングを予約することもできます。予約をすれば「地域食アテンダント」こと、地域に詳しい料理研究家が、三豊エリアの特産品や地場野菜を使用し、郷土料理も取り入れたローカルフードを振る舞い、食材や生産者のストーリーを語ってくれます。（１人5,000円～／４名以上）
夜には、満天に輝く星が。夜の燧灘とともに、息をのむような圧巻の情景を堪能できます。天気の良い夏の夜には、天の川が綺麗に見えることも。暖かくなってくる春、空気が澄んでいる秋冬、季節ごとに変わる星空を何度でも見に訪れたいですね。
燧-Hiuchi-
住所／香川県三豊市詫間町大浜甲2144-4
交通／三豊鳥坂ICから車で約40分
チェックイン／16:00
チェックアウト／10:00
料金／2名利用時12,000円～
三豊市で「塩」の奥深い世界を体験
海の恵みを生かした食材を味わう
大正時代から塩づくりで栄えていた三豊で、昔ながらの塩作りの復活に取り組み、自家製の塩を使ったレストラン「cafe de flots（カフェ ド フロ）」を開いたオーナーシェフの浪越さん。
旬の地元食材をふんだんに取り入れた、色彩豊かな日替わりランチ。この日は、うま味のある粗塩で仕上げたジューシーなチキンの照り焼きがメインでした。コノシロ（コハダ）の酢締めには、ボイセンベリーで色付けしたガーネットのような赤い塩のアクセント。どこにどんな塩が使われているのか…想像しながら食べるのも一興です。
こちらは塩の工房です。父母ヶ浜で汲んだ海水は、夏は２週間、冬は３週間もの間、火を絶やさずに塩窯で煮詰めます。月の満ち欠けで海水の濃度が変化したり、火加減によって塩の結晶の形も変わったりと、塩作りには職人の技が求められます。これまで浪越さんが試作した塩は60種類以上。お店を拠点とした「塩のアーティスト」としての活動は、今、新しい塩作りの形として注目を集めています。
cafe de flots
住所／香川県三豊市仁尾町仁尾乙165-1
交通／さぬき豊中ICから車で約20分、または三豊鳥坂ICから車で約20分
営業時間／11:30～18:00 ※ディナーは3日前までに要予約
定休日／木曜・日曜
他にはこんな体験も！
-
にがり生産量日本一の企業で
豆腐作りを体験にがりの生産量日本一を誇る企業「仁尾興産株式会社」（出典：三豊市観光交流局サイト）がプロデュースする「Caféにがり衞門」で、自家製にがりで作る「手作り豆腐体験」を。カフェに併設された体験スペースで、豆腐に詳しい「豆腐マイスター」が豆腐のつくり方やにがりについて、楽しく教えてくれます。豆腐作りの体験スペースには、大正時代に入浜式塩田があったころのパネル写真や豆腐のつくり方など、貴重な資料がたくさん。豆腐マイスターの仁尾興産の社員さんからにがりについてわかりやすく教わることができ、体験が終わるころには、「お豆腐博士」になっていること請け合いです。
Café にがり衞門
住所／香川県三豊市仁尾町仁尾辛1番地
交通／さぬき豊中ICから車で約20分、または三豊鳥坂ICから車で約20分
営業時間／11:00～15:00 、【豆腐作り体験】10:00～16:00（応相談）
定休日／年末年始、お盆期間 -
香川の山の恵み
オリーブの収穫体験「荘内半島オリーブ農園」は、放棄されていた畑地を平成26年からオリーブ農園として再生させたもので、現在、約6,000坪の広大な園地では、おもにスパイシーな「ミッション」とフルーティな「ルッカ」の２品種のオリーブを栽培しています。香川県ではヨーロッパと同水準の厳しい基準「かがわオリーブオイル品質表示制度」を独自に設定しており、オリーブオイルがフレッシュでおいしいのも頷けます。収穫体験は10月～11月ですが、それ以外の期間でも農園の散策が楽しめます。収穫後は、農園内にある「オリカフェ」で一休み。オリーブの生葉を丁寧に煮だした「オリーブリーフティー」は、無農薬栽培の新鮮な葉が用意できるオリーブ農園だからこそのものです。
荘内半島オリーブ農園
住所／香川県三豊市詫間町積992
交通／三豊鳥坂ICから車で約27分
営業時間／【農園】9:00～17:00、【カフェ（オリカフェ）】13:00～16:00
定休日／【農園】土・日曜、祝日 ※雨天荒天は臨時休業、【カフェ（オリカフェ）】月曜（月曜が祝日の場合は翌日）
宿泊施設の紹介
香川県三豊市、静かな瀬戸内海沿いの高台にある一棟貸しコテージ「燧-Hiuchi-」は、眼下に燧灘、奥には伊吹島や四国中央市を望む絶景のお宿です。ここを拠点に、息を呑む父母ヶ浜の風景の中で記念撮影したり、瀬戸内の海の恵みである塩やにがり、山の恵みであるオリーブの収穫体験をしたり……広大な自然に抱かれ、豊かな休日を過ごせます。
燧-Hiuchi-
| 住所 | 香川県三豊市詫間町大浜甲2144-4 |
|---|---|
| 交通 | 三豊鳥坂ICから車で約40分 |
| チェックイン | 16:00 |
| チェックアウト | 10:00 |
| 料金 | 2名利用時12,000円～ |
＜新型コロナウイルス対応＞
- ○スタッフ対応
- 手洗い・うがい・マスク着用
- 定期検温を実施
- お客様との距離を意識した接客
- ○除菌対応
- 定期的な館内（料飲エリア）の除菌清掃
- 定期的な館内共用部分の除菌清掃
- 客室の除菌清掃
- ○換気対応
- 定期的な館内（料飲エリア）の換気
- 定期的な館内共用部分の換気
- 客室ご利用前後の換気
- ○客室対応
- 消毒液の設置
- 空気清浄機の設置
- 備品の都度、除菌清掃
香川県三豊市の
いいもの、美味しいもの
-
楽天市場で名産品を！
※楽天市場の検索結果に遷移します
-
ふるさと納税で応援しよう
※楽天市場ページへ遷移します
- 北海道エリア
- 東北エリア
- 関東エリア
- 中部エリア
- 近畿エリア
- 中国四国エリア
- 九州エリア
- 沖縄エリア
※掲載している観光情報は2022年7月時点の情報です。
施設・イベントの情報は変更になる場合がございますので、
事前に各公式HPなどでご確認ください。
