箱根時の雫－時間の流れも、ここではゆっくり

箱根時の雫緑囲まれた入り口は、別世界への入り口です。

箱根時の雫
時間の流れも、ここではゆっくり

一滴一滴落ちる雫を眺めると、不思議と心が落ち着くもの。
ここは雫のようにゆっくりと時間が流れる、癒しの宿です。
細く急な坂道をのぼった高台にあるアプローチの
ゆるやかな階段を上っていると、
徐々に現実世界から離れていくような気がしてきます。
裏手の山に面した部屋は、生い茂る木々が窓のすぐ外に。
街側に面した部屋からは、宮ノ下温泉郷をはじめ
遠くの山々までが見渡せる一大パノラマが。
ソファに座ると目に入るのは、そんな豊かな景色だけ。
テレビさえ、わざと目に入らない角度に置いてあるのです。

箱根時の雫広々としたプレミアスイートから絶景を臨んで。

お風呂は、全室源泉かけ流し＆総檜づくりの半露天温泉。
クセがなくなめらかな水質の自家源泉です。
ほとんどのゲストが、チェックイン時刻の15:00に到着し、
夕食までの間、部屋から出ずにのんびり。
スタッフも、“何もしない”を満喫するゲストのため、
きちんとつかず離れずの距離感を保ってくれる。
そう、ほどよい放置が、ここでは最高のサービスなんです。
そんなスタッフたちが、にわかに饒舌になるのが食事時。
小田原の自家菜園で採れる野菜、地元の漁港で仕入れる魚…
ときにサービス担当自ら土を耕し収穫した食材たちが
料理長渾身の料理に姿を変えて、ゲストの元へ。

箱根時の雫名物の蕎麦は、こだわりの白つゆでいただきます。

スタッフ自身の体験や、地元ならではエピソードとともに
提供される料理をいただけば、美味しさもひとしおです。
名物の十割蕎麦は、信州の自社畑で栽培した玄蕎麦を、
館内の“蕎麦打ちルーム”の石臼で挽き、打ったもの。
タイミングが合えば、せっせと蕎麦を打つ姿も見学可能。
「こうしたらお客さまが楽しんでくれるはず！」
蕎麦打ちルームはじめ、館内にはそんな宿のアイデアが
詰まった仕掛けがところどこころに。
部屋に置いてある、手づくりのバードコールもそのひとつ。
自分の呼びかけに野鳥が応えてくれるうれしさといったら！
リラックスも、わくわくもたっぷりと。そんな豊かな時間の
“雫”で心身を満たしたら、新しい私にリセット完了です。