自家泉源から沸き出るたっぷりの金泉
有馬は「マグマ水系型」と言う世界的にも希少な温泉で火山型とは元素の含有数や湯量も異なります。 地球のマグマから大陸プレートの隙間を通り、透明で超高温の温泉として有馬の地に沸き出ています。 マグマはFeとNaを多く含みFeは空気に触れ錆び有馬独特の茶褐色の温泉「金泉」となります。 また、海水の2倍の塩分を含んでいますので、湯上りには白湯で塩分を落としてください。 噴出時は98度と高温で湯量の少ないのも金泉の特徴の一つです。「金泉はどこも湯船が小さい…」のコメントを拝見しますがその理由はマグマ水系型の特徴に起因しています。 泉源の多くは神戸市の管理ですが古泉閣は昭和28年から自家泉源を所有する有馬でも希少な元湯旅館です。 駅前の待合せの目印になっている自家泉源のやぐらから直接パイプで引湯し適温にさました後「岩風呂」に源泉掛流しで注いでいます。