島内では珍しい希少価値の高い天然温泉
明治18年に掘った井戸水を一部の水まわりに使っていた際、先々代女将は「ここの水は肌がツヤツヤするのよ」と申しておりました。もしかしたら、と思い調べてみたところ、地下わずか5mから湧くこの水は薬効成分の高いと言われるラドンが含まれていて、温泉の定義となるその成分量が基準を上回っていることが温泉としての始まりです。 この源泉の辺りをかつてより若宮ヶ原と呼んでいた事から「若宮温泉」と名づけました。夜には、ライトアップされた原始林を楽しむことができ、小川のせせらぎにも癒されます。